愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
7月19日出発の第98回現地ボランティアの報告をします。
同朋高等学校教諭の岡田暁彦です。
よろしくお願いします。
今回の現地ボランティアの出発日は1学期の終業式の日でした。
その影響もあり、小中高校生と大学生で25名もの参加がありました。
つまり、参加者の半数以上が学生で、ほとんどの人が初参加。非常に若い人の多い回になりました。
多くの若者がボランティアに参加するということは一つの希望に感じられますね。
十八成浜へ行く途中で石巻市立湊中学校に立ち寄りました。
97回の時には校内をいろいろと見て回ることができたようですが、今回は解体のためかフェンスに
覆われ工事関係者が出入りしていました。今も白い校舎の壁にくっきりと残る津波の後。
そんな震災の痕の残っている建物も取り壊されようとしていました。
私の勤務する同朋高校の文化祭で、震災の話をしてくれた女子高生がいました。
その子が通っていた石巻市立女子商業高校も、今回見た時には完全に取り壊されて更地になっていました。
震災の記録をとどめる建物はなくなっています。そのあとには何もない更地だけが広がっています。
早朝は霧雨が舞うような天気でしたが、
十八成浜に近づくにつれてだんだん天気が良くなり晴れてきました。
それでも東北ならではの涼しく活動しやすい1日になりました。
【くぐなり食堂】
今回のメニュー
梅しそごはん
もやしの中華スープ
エビフライ
ひじき豆
ジャーマンポテト
バンバンジーサラダ
この日の午後、老人憩いの家で高台移転に関する話し合いが行われます。
そのために「いつも以上に要領よく、尚且つ、いつも以上においしいお弁当を!」と考えられたメニュー。
目標通りに完成させることが出来ましたよね。
【よろずやチーム恭一】
これまでにも2回行われている老人ホーム入口の除草作業を行いました。高校生の班長の下、
熱心に取り組み続けました。作業は昼食を挿みながら午後2時まで行いました。
【心配り班】
地域内のお宅を訪問する心配り班。今回も4グループに分かれて訪問しました。
定期的に訪れているボランティアの方は地域の方と顔なじみになって「最近はどうですか」などの話を
交わしていました。
5度目の参加の華ちゃん(小学校5年生)
もちろん今回も華ちゃんのバイオリン演奏などコミにティセンターで行いました。
【折り紙班】
今回は鮎川の仮設住宅の談話室で折り紙アートを作成しました。みんなで作った折り紙を
模造紙に張り合わせて一つの作品にしました。鮎川だけあって鯨の折り紙を使った作品になっていました。
講師役の水谷さんが「先生、先生」と呼ばれるほどの大人気。
鮎川談話室の皆さんの楽しい一時となりました。
【阿部邦子さんの語り合い】
のどの調子が悪い中、しっかりと語ってくださった阿部邦子さん。
その語りが多くの人達に命について、初めて参加する若い学生さん達にとっては
考えるきっかけとなった時間でした。
【出発式】
の前に
華ちゃんのスペシャルコンサートを!!
石井さんの歌声もバイオリンと共に憩いの家に響きました。
そして
エール
今回のエールは大学生以下のメンバーで!
若さと元気の溢れるエールになりました。
最後は集合写真
本格的な夏の始まりですね。
暑い毎日ですが、現地ボランティアも熱い!
8月には100回を迎える愛知ボラセンの現地ボランティア。
8月17日には初めて福島にも行きます。
10月~12月の日程も発表致しました。
まだまだ歩みを止めず、
ボランティアの皆さんとともに
応援活動をここ愛知から
実施していきます。
第102回9月27日(金)~9月29日(日)定員45名 締切:定員になり次第締め切ります。
参加費12,000円(バス代・高速代込み)
※締め切り次第、振り込み等のご連絡を致します。申込された方は今しばらくお待ち下さい。
第103回10月11日(金)~10月13日(日)定員45名 締切:定員になり次第締め切ります。
参加費12,000円(バス代・高速代込み)
※締め切り次第、振り込み等のご連絡を致します。申込された方は今しばらくお待ち下さい。
第104回10月25日(金)~10月27日(日)定員45名 締切:定員になり次第締め切ります。
参加費12,000円(バス代・高速代込み)
※締め切り次第、振り込み等のご連絡を致します。申込された方は今しばらくお待ち下さい。
第105回11月8日(金)~11月10日(日)定員45名 締切:定員になり次第締め切ります。
参加費12,000円(バス代・高速代込み)
※締め切り次第、振り込み等のご連絡を致します。申込された方は今しばらくお待ち下さい。
第106回11月22日(金)~11月24日(日)定員45名 締切:定員になり次第締め切ります。
参加費12,000円(バス代・高速代込み)
※締め切り次第、振り込み等のご連絡を致します。申込された方は今しばらくお待ち下さい。
第107回12月6日(金)~12月8日(日)定員45名 締切:定員になり次第締め切ります。
参加費12,000円(バス代・高速代込み)
※締め切り次第、振り込み等のご連絡を致します。申込された方は今しばらくお待ち下さい。
第108回12月20日(金)~12月22日(日)定員45名 締切:定員になり次第締め切ります。
参加費12,000円(バス代・高速代込み)
※締め切り次第、振り込み等のご連絡を致します。申込された方は今しばらくお待ち下さい。
なお、第108回は0泊3日ですが、歳末吉例「餅つき大会」を十八成で行う予定です。
代表の久田です。
7月26日(金) 福島県双葉郡富岡町役場・郡山事務所を、事務局長の久世とともに訪問しました。
町役場総務課の方から、1時間半ほどお話を伺いました。
富岡町には東京電力福島第二原子力発電所があります。
2013年6月現在の人口は14,479人。
福島第一原子力発電所事故により、富岡町は現在も全村が避難しています。
2013年3月25日に、町内は帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域の3区域に設定されました。
帰還困難区域とは、年間の積算線量が50ミリシーベルトを超える地域で、5年間を経過しても、年間積算線量が20ミリシーベルトを下回らないおそれがある地域です。放射線量が非常に高いことから、区域境で国がバリケードなど実施し、住民に対して避難の徹底を求める地域です。富岡町の中心部がほぼ含まれています。
居住制限区域とは、年間積算線量が20~50ミリシーベルトの範囲内と判断される区域です。引き続き避難を継続することが求められる区域です。住民の一時的な帰宅はできますが、宿泊はできません。
避難指示解除準備区域とは、年間積算線量が20ミリシーベルトを下回ると判断される区域です。住民の一時的な帰宅はできますが、宿泊はできません。居住者を対象としない事業の再開は可能です。
ICRP(国際放射線防護委員会=専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う国際学術組織)
1.平常時:年間1ミリシーベルト以下に抑える。
2.緊急事態期:事故による被ばく量が20~100ミリシーベルトを超えないようにする。
3.事故収束後の復旧期:年間1~20ミリシーベルトを超えないようにする。
20ミリシーベルトが、基準になっていますが、20ミリシーベルトが確実に安全というわけではありません。
また、1ミリシーベルトが安全かというとそれも疑問です。たとえば、
胸部レントゲン1枚撮影=0.1ミリシーベルト
腹部レントゲン1枚撮影=1ミリシーベルト
飛行機(東京-ニューヨーク往復)=0.2ミリシーベルト
また、1ミリシーベルト程度は自然の中で放射線を受けています。
私たちは日常生活の中で、1ミリシーベルト以上の放射線を受けています。
しかし、自然の放射線と人工の放射線は別のものであるともいわれています。
年間1ミリシーベルトは、1時間あたり0.114マイクロシーベルトになります。
1ミリシーベルト÷365日÷24時間=0.114マイクロシーベルト
年間20ミリシーベルトは、1時間あたり2.283マイクロシーベルトになります。
富岡町では、9月から避難指示解除準備区域で除染作業が始まります。
除染作業が進んでいくと、帰還希望者は家の掃除などを進めていくと予想されます。
愛知ボラセンの福島・富岡町応援活動は少しずつ慎重に進めていきます。
8月16日(金)~18日(日)は、富岡町の方にご案内いただき、富岡町の避難指示解除準備区域を4時間ほどフィールドワークします。
そして、郡山市内で解説をしていただきます。つまり、今回はスタディー・ツアーとし、仮設住宅などでの活動は実施しません。
今後のことは、8月の活動を踏まえて、進めていきます。
持ち物などの実施詳細などにつきましては、後日ご案内します。
こんにちは
スタッフの武内です。
ワンコイン事務作業の報告です。
今日の活動には、約20名の方の参加がありました。
今日は、ゆうちょ5月・6月分のデータ照合や封筒のラベル貼り、
ワンコインリーフレットの訂正箇所をシール貼りする作業、
手続き方法の追加資料のはさみこみ作業がありました。
作業スピードが高速すぎて、写真が追いつかなかったので、
すこし、止まってもらって撮りました。
どれも手先と目を酷使する作業ですが、
リーフレットは、どーんと完成
しかし、既に色々なところからたくさんの注文がきていますので
すぐにはけてしまいます。。
次回の活動は 8月10日(土)13時~17時です!
発送作業
リーフレットの準備
データの照合 他を予定しています。
途中からの参加も歓迎ですので
お友達も誘って、ぜひぜひご参加ください!
ワンコインのリーフレットは、
ひきつづき、皆さんのお知り合いの方や
近所のお店で置いていただけそうなところがありましたら
ぜひ配布のご協力をお願いします。
皆さんこんにちは
スタッフ 武内です。
以前お知らせしていた
サマーセミナーが、7月14日に南山大学で行われました。
当日の様子をお伝えします。
1限目は
「阿部恭一のあたらない手相占い」
はじめに、代表が全体の挨拶をした後
恭一さんからのお話が始まりました。
最初30分ほどは、恭一さんがこれまでしてきた
不思議な体験のお話を聞きました。
将来、自分の名前(本名:栄悦さん)に似た病気(AIDS)が広まってしまうことが
分かっていたなど、平凡に生きてきた私には想像を超えるお話でした。
その後、手相の見かたを説明してもらいました。
愛知ボラセンに参加している方たちの手相は、みんなすごい人が多いそうです。
プライバシー保護のため、誰の手相かは伏せますが、
スクリーンに映し出されているこの方は、内臓に疾患があるそうです。
長生きしてください。
そして、1人ひとり占ってもらいました。
行列のできる"あたらない”手相占い
”あたらない”の本当の意味は、ご本人にお尋ねください。
2限目は
「阿部邦子のがれきに咲いた花」
いつも現地ボラでは、参加者が話を聴きたいと言うと本気で話をしてくれます。
今日は、現地になかなか行けない方のために本気で話をしてくれました。
213名の方がきて、部屋いっぱいになりました。
自分が助けてあげられたかもしれない
そんな悔しい亡くなりかたはしないで欲しい。
みんなに助かって欲しい。
くぐなりでは何回も聴いている話なのに、
場所が変わるとまた考えることや思うことが違ってきます。
「わかってくれた人は、手をあげて大きな声で返事をして!」
話に夢中になってしまい、ついその瞬間を撮るのを忘れてしまいました。
3限目は
「阿部邦子 VS 久田光政 with高校生災害ボランティア」
高校生の活動発表を聴き、その後2人が辛口コメントをするお昼のこのコーナー
はじめに、高校生から学内で取り組んだ活動の発表をしてもらいました。
活動が一過性に終わってしまっている現状を受け
2人からは、是非これからも継続していって欲しい。
継続して活動を続けていくことが大切だと辛口にコメントがありました。
続いては、愛知ボラセンでの活動をきっかけに
牛タンラーメンの販売、現地の経済復興を考えるボランティアバスを企画した
発表でした。
当初の予定時間を大幅に超え、1時間弱も話をしてくれました。
熱心で元気溢れる発表に、参加者はすごいと感心頻りでした。
夜6時からは
「阿部恭一さん邦子さんを囲む会」を行い、20名ほどの方の参加がありました。
全員が自己紹介をして、
なかなかくぐなりに帰れない方や
今まで、顔は知っているけどちゃんと話したことがなかった方たちとも
楽しく交流することが出来ました。
急遽、ヴァイオリンの演奏をしてくれました。
皆さん色々な特技を持っている愛知ボラセン。本当に楽しいですね。
最後に記念として、みんなで写真を撮りました。
すでにお知らせしていますが、
邦子さんの講演会は8月にもあります!
8月3日(土) 東別院 人生講座
会場:東別院 名古屋教務所1階議事堂 時間 午後6:00~8:00
「阿部邦子のがれきに咲いた花」
聴講料300円
8月4日(日) 東別院 暁天講座
会場:東別院本堂 時間 午前6:15~8:30
「生きて!そして 輝いて!」
人はきっといつかは あちらの世界に旅立ちます。私は三度の癌、子宮外妊娠、敗血症、そして東日本大震災で何度も死にかけました。死のことは自然の摂理と思っています。でも、悔しい亡くなり方はしてほしくない。だから私は大震災の経験を伝えます。そこから何かを得て いざという時助かってほしいと思うから。そして生きるからには 輝いてほしいから。
8月4日(日)愛知ボラセンスペシャル
会場:対面所下(予定) 午前9:00~10:00
第99回現地ボランティア参加者を対象に、いつもは十八成・老人憩いの家で行っている邦子さんの語る会を東別院で行っていただきます。
ぜひ、皆さんご参加ください。
こんばんは。
事務局次長の宮垣です。
約一週間前の7月11日(木)、栄三越前にて11日募金を行いました。
これまで過去2回の11日募金は、なかなかお天気に恵まれなかったのですが、今回は初めての快晴!
やった!
と思いきや、14時にこの日最高の36.6℃を記録した後、気温はほとんど下がることはなく、17時の時点で36.0℃、18時の時点でもまだ35.0℃と、夕方になっても全く容赦のない、文字通り猛暑日となってしまいました。
しかし、愛知ボラセンのボランティアのみなさんの、震災でお父さん・お母さんを亡くしてしまった子どもたちを想うハートの熱さは、こんな36.0℃程度の暑さには負けないのであります。
ということで、熱中症に気をつけつつ、17時に予定通り活動スタート。
最初はやはり平日ということもあり4~5人でのスタートとなりましたが、一人、また一人とボランティアさんが駆け付けてくださり、次第に活動のボルテージも上がっていきます。
そんな中、今回初めて募金活動に参加されるという方が7人もいらっしゃってくださいました。
初めは聞いている人にもドキドキが伝わってしまうくらい緊張されているのですが、少しずつ声が大きくなり、最後には堂々と道行く方に募金を呼びかけてくださいました。
短いフレーズでも、恥じらいを捨てて想いを届けようと一生懸命声を出してくださる姿は、それだけで一緒に活動するメンバーを勇気づけてくれます。
始めは16番出口だけでしたが、
今回もたくさんの方にお越し頂けましたので、途中からライオン前にもチームを編成し、2ヶ所で活動。
第二回はお休みだった代表も、今回はフル参戦。
密かに誰よりも11日募金を楽しんでいるのは、実は代表なのではと思うのですが、それが呼びかける言葉の端々に滲み出ているからこそ、一緒に活動する私たちも楽しく活動できているのではないかと思います。
中には貯金箱ごと募金してくださる方も。
最後はみんなでもう一度16番出口前に集合して最後の声出し。
途中で帰られる方もいらっしゃいましたが、総勢約25名程で今回も「明るく、楽しく、そして真面目に」活動することができました。
そして今回も10代・20代・30代・40代・50代・60代・70代と、各年代のボランティアさんが勢揃い、いろんな年代の、いろんな職業の方々がリーフレットを配り、募金箱を持ち、大きな声を出し、年齢層の幅広い、実に愛知ボラセンらしい活動を創り出すことができたと思います。
結果38,851円の募金を寄せて頂くことができました。
本当にありがとうございました!
これからも愛知ボラセンは、毎月11日に、栄三越前にて、募金活動を行います。
次回8月11日は、日曜日!
歩行者の方も多く、たくさんの方に想いを伝えることができる絶好の機会です。
平日はお仕事でなかなか来られない方も、参加頂きやすいかと思います。
ぜひたくさんのボランティアのみなさんと一緒に、応援の想いを形にできればと思います。
初めての方も大歓迎です!
ご都合のつく方はぜひ、ふるってご参加ください!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!
スタッフ石田です。
第97回現地ボランティア活動報告を行います。
今回はいつもとは違い、湊中学校へ行きました。
津波の跡がまだまだ濃い校舎内を見てまわりました。
靴箱などは、ほぼ津波が来た時のままです。
津波の匂いを感じる事ができました
その後、山路を走っていき
十八成浜へ到着しました。
到着後はいつものようにミーティングを行い、各班の活動に移ります。
くぐなり食堂 今回のメニュー
七夕ごはん
鶏肉となすのすまし汁
ハムカツ
あっさりエビマヨ
和風マカロニサラダ
オクラのらっきょう和え
と、なります。
この日、くぐなり浜は今年1番の暑さでした。
が、今回のメニューにも揚げ物があり厨房内はかなりの熱気が篭っていました
しかし、その暑さに耐えながら調理を続けます。
七夕ご飯の星型人参を兄妹で一生懸命切ってくれました。
天の川の星をイメージした人参で色合いがよくなりました。
ハムカツ揚げ場の周辺は特に暑くて大変そうでした。
手分けをして、弁当箱につめていきます。
完成写真です。
よろずやチーム恭一
今回のチーム恭一は
山の中にある流木達を撤去しました。
ノコギリを使い、木を切り
手作業で運びます。
一つの大きな木を撤去するのにかなりの時間を要したのですが、
それを撤去できた時の達成感はとても大きな物だったと感想にありました。
それに応じて、いつもより長い時間、作業を続けていました。
暑い中、本当にお疲れ様でした。
心配り班
こちらも暑い中、元気に一軒一軒お宅を訪問しました。
お宅にあげていただきお話を聞かせてもらった班もありました。
今回は鍼灸師の方が参加してくださっていた為、その宣伝も行いました。
命の語り合い
邦子さんも鍼灸治療を受けて、少しだけ元気になった模様です。
初参加の方が多数だったので、語り合いにも熱が篭っていました。
出発式
長いようで短い一日が終わり、出発式の時間になりました。
まずは、各班の代表者が壇上に立って今日の感想を語りました。
その後は恒例となったエールです
よろずや恭一班のメンバーが前に立って、くぐなりにエールを送りました。
最後に集合写真を撮り
98回へとバトンを渡しました
代表の久田です。
7月、8月に開催される阿部邦子さんに関する講演等についてご案内します。8月3日のみ有料です。
7月14日(日) 第25回愛知サマーセミナー
会場:南山大学 B棟2階B21教室
1限( 9:30~10:50):阿部恭一の当たらない手相占い
2限(11:10~12:30):阿部邦子のがれきに咲いた花
3限(13:10~14:30):阿部邦子vs久田光政「がれきに咲いた花」with高校生震災ボランティア
高校生レポート:滝高校(沖野のぞみさん)、安城学園高校、日本福祉大学付属高校、黎明高校(旧弥富高校)
4限(14:50~16:10)には、私が顧問を務める日韓高校生交「“ハムケ=ともに”高校生平和特派員実行委員会」が、「今だからこそ知ってほしい旧日本軍性奴隷問題」という講座を、B棟2階B21教室で行います。多くの方があまりご存知ない視点から性奴隷(いわゆる慰安婦)問題を考察します。
○阿部恭一さん・邦子さんを囲む会
14日(日) 18:00~ 大久手:あさひ寿し 会費:3,000円 飲み物:自己負担 先着50人
参加希望を希望される方は、申込フォームからお申し込みください。
囲む会だけの参加もかまいません。
8月3日(土) 東別院 人生講座
会場:東別院 名古屋教務所1階議事堂 時間 午後6:00~8:00
「阿部邦子のがれきに咲いた花」
聴講料300円
8月4日(日) 東別院 暁天講座
会場:東別院本堂 時間 午前6:15~8:30
「生きて!そして 輝いて!」
人はきっといつかは あちらの世界に旅立ちます。私は三度の癌、子宮外妊娠、敗血症、そして東日本大震災で何度も死にかけました。死のことは自然の摂理と思っています。でも、悔しい亡くなり方はしてほしくない。だから私は大震災の経験を伝えます。そこから何かを得て いざという時助かってほしいと思うから。そして生きるからには 輝いてほしいから。
8月1日~5日まで、5日間連続で早朝(6:15~8 :30)に開催される「暁天講座」。開講時間の早さにまさに「仰天」です。浄土真宗関係の先生方の中に紅一点の阿部邦子さんの講演です。
なお、パンと牛乳が東別院さんからプレゼントされます。
8月4日(日)愛知ボラセンスペシャル
会場:対面所下(予定) 午前9:00~10:00
第99回現地ボランティア参加者を対象に、いつもは十八成・老人憩いの家で行っている邦子さんの語る会を東別院で行っていただきます。
ぜひ、皆さんご参加ください。
福島応援のお願い
事務局長の久世です。
私は6月11日から14日までの間、福島県の原発被災地の視察に行ってきました。
訪れたのは、全住民避難が続く、飯館村、楢葉町、富岡町。
どの地域も避難指示区再編により、住民の方の立ち入りが指定時間以外は認められていません。
どの地区も人はほとんどいません。
震災が起きた、そして、原発事故が起きたあの時のまま、時間が経っていました。
町で何人かの方にお話を伺いました。
「もうこの町は死んだようなものだ」と、
この地区にいつ戻れるか分からない不安やいらだちを抱きながら
家の片づけをしていらっしゃいました。
愛知ボラセン事務局長の宮垣が5月に富岡町内を特別な許可を頂いて視察してきました。
そこで、富岡町で何か出来ないかと考え、郡山市におかれている富岡町役へ行き、お話を伺いました。
担当の方からは、愛知から風評被害をなくしてほしい。
原発の被害を受けた地区を見て、実情を伝えて欲しいと言われました。
代表と相談し、福島県富岡町へボランティアバスをニーズ次第ではてに月1回のペースで定期的に出していきたいと思います。
午前中は被災者の家の片付けをする予定です。午後からは町役場の方の案内で、富岡町内を視察する予定です。
が、何ができるかはまだ完全には明確にはなっていません。
小さな一歩です。
皆さんの「魂」をそのまま福島県富岡町でも発揮して頂きたく、ご参加をよびかけます。
募集要項
○富岡町での活動は当日20歳以上の男女の方に限らせていただきます。20歳未満の方はいわき市、郡山市などでの仮設住宅での活動をお願いします。
○愛知ボランティアセンターが用意する誓約書に捺印署名出来る方。
○自己責任で活動出来る方。
○スタッフや富岡町の住民の指示に従える方
○日程
8月16日(金)集合:午後9時30分、東別院会館前 出発:午後9時40分
18日(日)早朝帰名
※先着順
○参加費
12,000円(バス代・高速代込み)ボランティア保険は別途
○行程
16日(金)
23時 東別院会館集合&出発
17日(土)(案)
※具体的な活動はまだ決まっていません。
詳細等は参加者に後日お知らせ致します。
代表の久田と久世が7月下旬に富岡町へ訪問し、詳細を詰める予定です。
午前 いわき市(郡山市)の富岡町町民のための仮設住宅での活動。
午後 富岡町で活動または視察
21時 スーパー銭湯で入浴
23時 出発
18日(日)
7時頃 解散(東別院前)
○協力
富岡町の方々
※防護服
積算計を貸し出しも行い、放射能をバス内へ持ちこまない対策を徹底します。
【お問い合わせ先】
NPO法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター
事務局長 久世義晃
070-6414-0589
代表の久田です。
明後日、7月11日は、東日本大震災から2年4ヶ月。
愛知ボラセンは、11日恒例の第3回震災孤児遺児応援「11日募金」を行います。
場所は、栄・三越・三井住友銀行前(地下鉄16番出口すぐ)
時間は、午後5時~午後7時
この時間内でしたら何時に来ても、何時に帰っても、
募金だけでも、差し入れつきも、OKです。
暑さを吹き飛ばすくらいの大きな声で、募金をよびかけるのもOKです。
ワンコインサポーターズのリーフレットを丁寧に配布するのもOKです。
初めて参加される方・・・そこで募金をしている声をかけやすそうな人に、声をかけてください。
難しいことはありません。
思い切って一歩、一声、それだけで自分の中の何かがかわります。
募金してくださる方は、私の観察では100人中、2人~3人くらい。
でも、その瞬間、すごくうれしいのです。
自分の「利益」のためではなく、他者の「利益」のためなのに、すごくうれしいのです。
まさに「利他」の行動そのものです。
愛知ボラセンがお世話になっている東別院さんは浄土真宗。
真宗の教えの中に「自利利他円満」という言葉があります。
本来は悟りに関する言葉のようですが、
私は「他者の利益(=利他)になるような行いをなす事が、自分の喜び(=自利)につながる(=円満)」と考えています。
「自利利他円満」、いい言葉だと思います。
大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会(愛知ボラセンスタッフの大半が高校時代に、この会のメンバーでした)の中学生、高校生も参加します。
猛暑に負けず、みんな大きな声を出しましょう。ただし、帽子や、水などの、熱中症対策はお願いします。夕方とはいえ、侮れません。
募金の後は、「ひだ」で暑気払いといきたいと思います^^
写真は6月11日の募金です。
代表の久田です。
十八成浜の復興に向けて、朗報が届きました。
①防災集団移転先の高台の全地権者の承諾を得ることができました。行政では書類をそろえて、地権者の皆さんに提供していますので、土地の名義書換など予定より早く進みそうです。
②防災集団移転先の高台の造成の入札は、㈱森本組東北支店(仙台市)と㈱マルテック(石巻市)の共同企業体により応札されました。7月中旬の臨時市議会の承認を経た後、正式契約の方向です。これにより、7月末から8月初旬頃に、高台移転工事が着工されると思われます。
③「十八成浜ビーチプロジェクト」に伴う「天然砂浜」の調査費用として、1,200万が計上され、市議会の承認を得ました。石巻市では数年かけて、十八成浜に砂浜が戻るか、戻るとしたらどうすればいいのかといったような調査を行います。
④行政から、高台移転に伴う新県道案、「十八成浜ビーチプロジェクト」に伴う「砂公園(人工部分)」、「砂公園の管理棟、物販棟の建設予定地」などの案が出されました。一般社団法人 十八成ビーチ・海の見える丘協議会では、十八成区の役員も参加して、行政案を検討しました。そして、協議会案を作成し、今後、行政と交渉を行います。また、今後、同協議会には十八成区役員も参加することになりました。
③、④でお分かり頂けると思いますが、「十八成ビーチプロジェクト」は石巻市の十八成復興プランにすでに組み込まれています。石巻市にはカタールフレンド基金申請に当たって、亀山紘市長と2度の懇談を行い、市長の推薦を頂きました。そして、行政の皆さんもいっしょに会議を開いてきました。市議会正副議長(当時)、県会議員、市会議員の皆さんとも話しあってきました。こうした活動の反映として、「十八成ビーチプロジェクト」が石巻市の復興プランの中に組込まれました。
復興プランを策定し、それを推進していくにあたって重要なことは、以下のようなことではないかと思います。これはこれまでの経験に基づいてはいるものの、私の仮説です。皆さんの忌憚ないご意見を伺いたいと思います。
1)亡くなった方々、亡くした物を悼む時間をとり、復興プラン策定を慌てない。→喪に服し、肉体的・精神的な傷、人間関係の傷をできるかぎり癒す時間をとる。その際に、傷は自然治癒だけでは癒すことは難しい。外部の存在としてのボランティアのは重要になる。
2)被災者、地域住民の要望をまとめる。低平地の利活用は家を流された被災者だけではなく、地域住民全体の問題。十八成浜の場合、浜の象徴である砂浜の復活がポイントだった。
3)十八成浜のような限界集落の復興プランは、神戸や石巻市内の復興プランとはまったく違う困難さを伴う。未来が見えるような復興プランの策定が重要である。
4)復興プランの策定にあたって、ボランティアから、被災者・地域住民の要望を反映した上で積極的な提案は重要である。外にいて分かることもある。しかし、自身のプランを強引に通そうとしてはならない。あくまでも提案でしかない。
5)要望や意見が割れた場合、被災者・地域住民はお互いに利害の当事者となる。そのため、まとまるものもまとまりにくくなる危険性がある。利害関係の薄いボランティアは対立する要望をまとめやすい立場にある。
6)行政との話し合いは、被災者・地域住民の要望がまとまった時に初めて有効となる。地域住民の要望が非現実的なものでない限り、行政はかなりそのプランを受け入れ、推進していこうとする。ただし、過疎地の行政は人員削減で手薄になっており、しばしば動きが遅くなる。この点を考慮し、徒に行政を批判、非難することは禁物である。行政は復興をすすめていく大切なパートナーである。
7)ボランティアはこうした動きとは別に、被災地域全体の皆さんとの関係を深めていくことが重要である。
なお、5月23日に石巻市牡鹿総合支所で開催した、行政担当者と協議会の懇談会の議事録を載せた「くぐなり食堂ニュース」を添付しました。参考までにご覧ください。