愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2025.1.3)
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年1月25日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年1月25日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
代表の久田です。
愛知ボラセンは2011年4月以来、2016年1月9日までに152回のボランティアバスによる、
被災地ボランティア活動を宮城県石巻市十八成浜を中心に実施して参りました。
この期間に、2014年8月から、それまでの観光バスによる運行から、
マイクロバスによる運行に切り替えました。
背景として、大型バスの重大事故が相次ぎ、国交省の強い指導により、
安全性を向上させるために、バス料金の大幅な改訂がおこなわれることになりました。
そのため、大型バスのままでは、2014年8月から、参加費を12,000円から2万円近くにせざるをえない事態になりました。
十八成浜での継続的な被災者応援活動は必要でしたが、この金額では参加希望者が激減し、
被災地ボランティア活動は困難を極めることは明らかでした。
様々なことを検討した上で、マイクロバスをレンタルしての運行を企画しました。
その際、最も問題になるのは、緑ナンバーの営業車ではありませんので、いわゆる白バス営業になる危険性がありました。
しかし、道路運送法第78条「自家用自動車(事業用自動車以外の自動車をいう。以下同じ。)は、次に掲げる場合を除き、有償で運送の用に供してはならない。」とあり、第一項として、「災害のため緊急を要するとき。」とあります。
2014年5月の段階で、中部運輸局に対して、 愛知ボラセンとしては今も東日本大震災の被災者にとって緊急を要するときと考えていますが、運輸局としてのご判断はいかがですか?と問い合わせました。後日、国交省からの回答として、「今が緊急時であるかないかの判断はしない」旨のご回答をいただきました。
そこで、マイクロバス運行にあたっては道路輸送法を遵守し、ドライバーさんの採用にあたっては、指定の病院で健康診断を受けることを義務づけ、毎回、責任者の私が乗車し、2時間おきの運転交代、現地到着後のホテルでの仮眠などを最大限の安全に関する配慮を行って運営し、被災者応援活動を続けていこうと考えました。
その結果、無事故で、多くの方々の参加をいただき、アーモンド植樹などを継続することができました。
今年になって中部運輸局、ならびに中警察署から、
第78条第一項は適用されず、道路輸送法違反であるとの警告をいただき、バスを緑ナンバーの営業車に変更するようにご指導をいただきました。
しかし、営業車にすると参加費は現行通りとはいかず、変更は簡単なことでもありません。
そこで、当局のご指導に従い、やむをえず153回(2月5日~7日)ならびに、
154回(3月19日~21日)の被災地ボランティア活動は中止とさせていただきます。
被災地十八成浜の皆様、参加を希望されている皆様にはたいへんご迷惑をおかけしますが、
どうか事情をご勘案のうえ、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
なお、私は今後も、十八成浜訪問を中心とした被災者応援活動は続けていかなければならないと考えています。
しかし、軽井沢でのスキーバスの重大事故も考慮し、安全運行に最大限の配慮を払いつつ、
十八成浜の皆さんと相談し、関係当局のご確認もいただき、
できるだけ負担の少ない参加費で、活動を続けていくことを模索するためには、どうしても時間が必要です。
メドとしては今年のゴールデンウィーク前後の再開をめざしていきたいと考えております。
どうぞご理解賜りますよう、よろしくお願いします。
代表の久田です。
愛知ボランティアセンターは2015年4月から、一般社団法人十八成ビーチ・海の見える丘協議会(宮城県石巻市。以下、十八成協議会)が販売元の3日間のサバイバルセット「がれきに咲く花」の販売に協力してきました。
「がれきに咲く花」は、十八成浜の被災者があの時に最低限これだけあればよかったと思うエマージェンシークッキー(9本)、ミネラルウオーター(500ccペットボトル(3本)、レスキューアルミブランケット(1枚)をコンパクトな1箱にまとめた保存期間7年のサバイバルセットです。
東海中学高校様、南山中学高校(男子部)様、黄柳野高校様では、新入生全員が購入して学校内で保管し、大災害が発生した場合の全生徒の3日間の緊急セットとして備蓄し、卒業時までに何事もなければ、生徒に返却していらっしゃいます。
(株)遊都様は自社の遊戯店全店舗に配備し、大災害時のお客様の緊急セットにしていらっしゃいます。
(株)タケウチテクノ様は会社創立100周年の記念品として、これまでご縁のあった会社様にお配りされました。
春日井さくらライオンズクラブ様は、私が講話させていただいたご縁で、会員様が共同購入されました。
その他にも団体や個人で緊急セットとしてご購入されています。
このように3日間のサバイバルキット「がれきに咲く花」を常備されることで、学校の生徒様、企業の従業員様、さらにお店のお客様の緊急時の命を守る備えとなります。
さらに「がれきに咲く花」の収益は、十八成協議会が行うアーモンド苑を中心とした十八成浜復興活動の経費となります。
その上、学校・企業・団体様などで継続して購入される場合に、保存期間が半年以上残っている「がれきに咲く花」を愛知ボラセンに寄付していただき、
それをもともと貧困な上に、内戦とエボラ出血熱禍でさらに困難な状況にあるシエラレオネの子どもたち贈ります。
「がれきに咲く花」はほかに例をみない緊急セットと自負しています。
愛知ボラセンは、非常時の備えとして、「がれきに咲く花」を愛知県内はもとより、日本全国に広く普及することは大切なことと考えています。
しかし、現在のスタッフ・専従・パートの体制では、日常の業務を務めることが精いっぱいで、「がれきに咲く花」の普及にまで力を割くことができません。
いくら必要でいい商品でも、販売スタッフがいなければ普及には限界があります。
そこで、これまで愛知ボラセンにご縁のあった皆さんに、販売普及ボランティアさん(有償)を募ることにしました。
時間も場所も販売普及ボランティアさん次第です。
主婦の方、大学生の方、年齢などは問いません。
皆さんのご協力で、「がれきに咲く花」を広く普及させたいと思っています。
どうかご協力ください。
以下の日程で、説明会を開催します。関心のある方は、下記、応募フォームからお申込みの上、ぜひご参加ください。
また、当日都合の悪い方は応募フォームにその旨をお書きください。
【説明会】
2月7日(日)11:00~12:00 東別院会館 会議室
2月11日(木、祝)11:00~12:00 東別院会館 第三教室
【応募フォーム】
http://aichiborasen.org/garekinisakuhana_vola
みなさん、こんばんは。
愛知ボランティアセンターの徳倉です。
第152回十八成ボランティア活動報告をさせていただきます。
前日、東京で結婚式を祝いにいった徳倉は初めての宮城県合流でした。
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門脇地区で徳倉、本隊と合流。
いつも門脇といっていますが、正しくは門脇・南浜地区。
南浜の被害状況を説明し、黙とうをしました。
※説明を行う、久田 愛知ボラセン理事長
※日和大橋と朝日を望む。石巻市立病院がこの延長線上にあった。
かさ上げが続いております。製紙工場がよく見えます。
といって、完全に日和大橋から朝日を望んでいます。
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そこを後にして、渡波地区、万石浦と牡鹿半島に進んでいきます。
復興住宅を少し見学し、十八成浜老人憩いの家に帰ってきました!
恭一さんに久々にハグされながら、
朝のミーティングスタート!
今回も、全力で、自分たちのできることをやります。
【桃源郷プロジェクト】
十八成浜を桃源郷に!希望の花を咲かせよう!桜の花やアーモンド1,800本を植樹しています。
アーモンドの花言葉は「希望」
今回新しく、20本のアーモンドを植樹し、460本となりました!
今回は、岐阜桜の会の、Iさんも参加いただきました!
しかしながら、鹿に悩まされる日々が続いています。
毎日毎日、恭一さんがパトロールをして、鹿の被害がないか確認しています。
【心配り班】
学生中心に、心配りをしていきます。
お宅に上がらせていただき、お茶っこさしていただきました。
世間話、東北の話、震災の時のことも、
住む人が若い人へ、語り継ぐことによって、この震災のことを
忘れないように、しています。
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休憩のときに、石巻在住のぶんごさんとふきこさんが、
松島市の隣に位置する大和町の吉岡八幡神社に400年以上伝わる縁結びの伝統行事「島田飴まつり」で、
奉納される飴細工「島田飴」を手に入れ、差し入れていただきました。
まげ。限定あり。すぐになくなってしまうそう。
そして、新年を迎えたら飴を割って食べる事で良縁に恵まれるといわれます。
ということで、良縁をゲットするために、割ります。
学生さんが多かったのですが、ひとりづつ割っていきます。
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休憩を終えて、各班の活動に戻ります。
そして、15時から邦子さんの語り合い。
東日本大震災の時、何が起きたか?
そして、みなさんが愛知に帰っても、どうか生きてほしい。
熱く優しく、邦子さんが語ります。
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そして、十八成浜には、新しく新県道2号線用の橋脚が建ちました。
かなりの高さがあります。この新県道が防潮堤の役割を果たします。
砂浜公園はこの新県道よりも海側に作られることになっています。
(2015/1/10)
徐々に景色が変わっていきます。
憩いの家の前はがらっと、変わりました。
(2015/11/7)
(2012年8月頃の写真)
(2011年6月頃の写真)
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復興は、これからです。
まだ、仮設住宅さえなくなっていません。
1人でも、多くの人の力になりたい。
これは、私たちが高校生の頃から主張していることです。
まだ、約5年しか経っていないのです。
被災者の方や被災地の一助となるように。
春には、希望の花が咲きますよ!!
代表の久田です。
◎高校生を守った非常食を、本当に飢餓で苦しむシエラレオネの子どもたちに。
愛知県の私学では緊急時非常食を備蓄している学校が多くあります。命の箱「アーク3」、「救缶鳥」などの非常食、または乾パンやカロリーメイトなどの独自セットなどを、入学時に保護者の費用で新入生分を一括購入し、全校生徒分の非常食を備蓄し、大災害に備えています。この非常食は使用されない場合、卒業時に返却され、賞味期限内まで各家庭で非常時に備えるように呼びかけています。
昨年、愛知ボランティアセンターと、愛知県高校生フェスティバル実行委員会、大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会が協力して、この非常食をシエラレオネに贈る活動を行いました。
そして、16校から約4,000人分の非常食を提供していただき、3月末に20フィートのコンテナに詰め込み、名古屋港からシエラレオネに向けて送り出しました。6月にシエラレオネに到着し、グァダルーペ聖母女学園の先生たちが、同女学園のあるルンサより、さらに山奥の地域の子どもたちに届けてくださいました。ほとんどの子どもたちが自分個人のプレゼントを初めて手にしたと聞いています。
◎シエラレオネのエボラ出血熱は11月に終息宣言
シエラレオネでは、2015年11月7日にエボラ出血熱の終息が宣言されました。シエラレオネ(人口約600万人)では14,109人が感染し、死者は3,955人にもなりました。西アフリカでは葬儀の際に、死者に抱擁したり、口づけをしたりする習慣があり、この伝統的な習慣が感染爆発を引き起こしたと考えられています。
◎15,000人以上の子どもたちが、孤児遺児に!
こうした伝統的習慣のため、死者に成人が多いという特徴があります。そして、一世帯の子どもの人数が多いこともあり、シエラレオネだけでも、15,000人以上の子どもたちが、エボラ出血熱孤児遺児になってしまいました。親族から養育を拒否されるケースも多く、多くの子どもたちが悲惨な状況におかれています。
愛知ボラセンのカウンターパートである、グァダルーペ聖母女学園にも多くのエボラ出血熱孤児遺児が在籍しています。高等部のカディアツさんもエボラに感染し、両親、兄弟、叔父の家族7人全員がエボラ出血熱で亡くなりました。今、カディアツさんは精神的にたいへん困難な状態に陥り、シスターたちはカディアツさんに深く寄り添っています。
◎シエラレオネで30年以上前から日本人シスターが学校運営に関わっています。
シエラレオネにグァダルーペ聖母女学園があります。その学園の運営に日本人シスターたちが30年以上前から関わっています。グァダルーペ女学園には幼稚園から高校生、専門学に2,600人の子どもたちが学んでいます。同学園はエボラ出血熱で休校中。シスターたちは子どもたちの家庭を一件一件訪問、お米などの食料を届けています。神奈川県川崎市には同学園を以前から応援されている「ともに歩む会~シエラレオネとともに、シスターとともに、支援者とともに」があります。今回、「ともに歩む会」のご協力を頂いて、このプログラムが実現することになりました。
私たちが届ける非常食はコンテナに積み込み、3月末に名古屋港を出港し、5月下旬にシエラレオネ・フリータウン港に到着します。そしてグァダルーペ聖母女学園のあるルンサに陸送し、同学園から活用して頂くことになっています。
◎輸送活動費のカンパもお願いします。
名古屋港から、シエラレオネまでの輸送費は約75万円。その他経費を含め合計100万円以上がこのプログラムには必要です。私が勤める東海高校からは9月末の文化祭で高3クラスが行った模擬店の収益のほぼ全額約50万円を寄付していただきました。ちなみに私は高3の担任をしていますが、私が働きかけたのではなく、生徒学年会からの自発的な寄付です。このことをほんとうにうれしく思っています。
ブログをお読みの方で、ご協力いただける方は下記の要領でよろしくお願いします。
郵貯銀行 口座名:被災者応援愛知ボランティアセンター義捐金 記号12140 番号34298531
他行からは 店番218(にいちはち) 普通預金 3429853
※他と区別するために、お名前の後ろに、「シエラ」とおつけください。→例:久田光政シエラ
なお、愛知ボランティアセンターは、エボラ出血熱禍で苦しむシエラレオネの子どもたちも、
広く自然災害の被災者と考え、応援活動を展開していく方針です。
代表の久田です。たいへん遅くなりましたが、初春のお慶びを申し上げます。
1月10日(日)第152回被災地ボランティア活動で、十八成浜の皆さんにお配りしたニュースを紹介し、新年のご挨拶とさせていただきます。
アーモンドや桜の咲く頃は、復興住宅引っ越しのメドも
十八成浜の被災者の皆さんが仮設住宅で新年をお迎えになるのは、おそらく今年が最後になるだろうと思います。高台の公営復興住宅の建設もすすみ、アーモンドや桜の花が咲く頃には、復興住宅引っ越しへのメドもついているのではないかと思われます。
被災者の皆さんは、ようやく次の段階に
震災から5年目。本来なら3年目までには、復興住宅が完成していなければならないことですから、ずいぶん時間がかかってしまいましたが、被災者の皆さんは復興に向けての次の段階に達することになります。
さて、十八成浜の復興を考える上では、皆さんが納得できるような暮らしをおくれるようになることが第一なのだろうと思います。復興住宅はそのための第一歩だと思います。ですが、復興住宅ができたからといって、そうなるとはとは限りません。
震災前からの過疎・限界集落状況は、震災後ますます加速化しています。今のままの状況では、20~30年後には十八成浜が消えてしまう事態になりかねません。深刻化する過疎状況の中で、そして高齢者の介護、医療に多くの不安がある中で、納得できる暮らしをおくることはさらに難しいと思われます。
一般社団法人十八成ビーチ・海の見える丘協議会(以下、十八成協議会)では、十八成浜が地域として経済力を付けることで、十八成浜の高齢者の皆さんが安心できるような老後の暮らしをおくれるように、仕事をつくり、社会とのつながりの中で生き甲斐をもち、さらに介護や医療も自前で保障できるようにできないだろうかと考えています。
十八成浜が地域として経済力をつけるために
そのためには、十八成浜が地域として経済力をつける必要があります。まずは石巻市が皆さんに約束した海没した砂浜の再生と、低平地の砂浜公園化によって、「砂浜」を核とした「観光」産業化(=海水浴、ビーチサッカー・ビーチバレーなどのビーチスポーツ、カヌーなどのマリンスポーツ、そして砂浜を利用して足腰を鍛えるような高齢者の介護予防プログラムなど)を計り、さらに日本一のアーモンド苑を作ることで、全国的に話題を提供して十八成浜に人々が関心を抱き、そして訪れてみようと思っていただけるようになることが必要なのではないかと考えています。
移住したくなる十八成浜に
先日放送されたNHKの「被災地からの声」で、及川区長(十八成協議会副会長)さんが「十八成浜に来て住んでいただける方が多ければいいかな。できれば外から入っていただく」と語っていらっしゃいました。十八成浜の皆さんが安心できる暮らしをおくることができるようになれば、まずはかつて十八成浜に住んでいらっしゃった方々が老後は十八成浜で過したいと思われ、石巻市内、仙台市内、あるいは首都圏、さらに愛知から、多くの人が安心して老後を暮らせる十八成浜に移住したいと思っていただけるようになるのではないか、と考えています。
3日間の非常食セット「がれきに咲く花」3,000個販売。収益は十八成浜復興に
また、十八成協議会では、愛知ボランティアセンターと協力して、3日間の非常食セット「がれきに咲く花」(販売価格2,800円)を2015年4月より販売しています。これまでにこの非常食セットを3,000個以上販売しています。4月にはアレルギー対策の新商品の販売も開始します。この収益もアーモンド苑の整備をはじめとする十八成浜の復興に充てます。2016年の販売目標は1万個です。
愛知ボランティアセンターは十八成協議会の活動をこれまで継続的に応援してきました。
2016年、十八成浜の被災者の皆さんが新しい状況になられることをふまえ、愛知ボランティアセンターはそれにふさわしい応援活動を続けて参ります。
本年もよろしくお願いします。
こんばんは。田中です!!
今年の追悼キャンドル作製スタートは9日(土)です!!
ちなみに現地ボラ出発も9日(土)です!!
お間違えの無いよう、よろしくお願いいたします!!