セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

久し振りの友人ランチ

2012-09-21 | セカンドライフ
シルバー大学で同じグループだった友達は、卒業後千葉・南房総に有る生家に帰られて静かに余生を送っている。

ご両親も大分前に亡くなられ、一人っ子の彼女は1人で生まれ育ったお家で過ごしている。海の近くで空気の澄んだ日には、西に富士山が見え目の前は静かな海辺の町で昔と変わらぬ環境が心落着くらしい。
やっぱり自然が気に入って穏やかで心地が良いと話される。
東京より、空気も食べ物も良い環境のせいか5歳位は若返った感じがした。

彼女は文学少女だったそうで、うってつけの短歌の道が待っていた。ランチをしながら「今の生活はね・・・・」短歌の会で毎月5首会誌に投稿する等楽しんでいる様子を嬉しそうに話してくれた。

その中から選者が選んだものが寸評と共に掲載せれていた。6冊も持って来て見せてくれた。
彼女のは特別多く4.5首(8割以上)選ばれ選者評も頂き、打率もなかなか快調。イチロウを越えてるね。そんなセンスを文学少女は備えていたのかもしれない。

私が読み易い様に付箋を貼って来て見せて下さった。

素人の私が読んでも十分情景が伝わる様な女性らしい感性の短歌だなーと感心した。
夕暮れに太陽が沈み、その時の内容も幾つか有ったり、題材は生活の中からいくらでも湧いて来るらしい。羨ましいねー湧いて来るんですって。

お庭には草花も植えているけれど汐風に時々痛められるんだって。汐の香りもするなんていいわね。

今日は、我が地にある病院に薬を貰いに来るので「ランチしませんか?」と南房総繋がりでお誘いを頂いた。美味しいお寿司屋さんのランチをゆっくり頂き、又薬を頂きに来るからお会いしましょう、とにこやかに帰って行かれた。グループで特別仲良しと言うのでもなかったが、故郷が同じと言うので親しみを感じ楽しんでくれたのだと思う。明るい笑顔は私を迄元気にしてくれて有難い。

彼女の家の近くでは、びわが生産されを主婦がジャムにして道の駅などでも売っているらしい。「保存料など入っていないし美味しいから召上ってね」と、私の手の中に滑り込ませてくれた。私はなにも用意していなかったのに恐縮です
             明日の朝頂きましょう。