なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

棋譜再現

2007-02-04 00:10:12 | Weblog
 深夜の企画で棋譜再現コーナーを作って欲しいと言う希望を書きました。
 かなり強い希望なので、本来はサンサン事務局にメールするなり、直接電話で話をすべきでしょうが・・・取り敢えずここでブツブツ言うことから始めます。
  棋譜を再現するのなら、今でもこのネットでかなりやれます
 今私が一番利用しているのは、自分に棋譜の記録を見ることで、これは直近の200局くらいは自動的に記録されているので、これは自分の碁を振り返るのに便利です。
 それと、観戦履歴のある棋譜は記録されていて、これも再現できます
  (この場合どのくらいの量が溜まっているのか分かりません・・・多分自戦譜と同様に直近の一定量でしょうね)
 さらに、高段者対局も棋譜が残されています・・・
   それなら”深夜企画”など不要ではないかと言われそうですが・・・
 「棋譜を見て再現」と言ってもTPOというか多少の違いが有るように思えます
例えば自戦譜の場合は、勝った碁は何度も見たい=スポーツの贔屓チームが勝つと何度でもスポーツニュースを見たくなるような・・・そのような気分は有ったとしても、勝敗と関係なく打った碁は振り返らないと「打ちっぱなし」になってしまいそうです。
  オーバーに言うと自分の子供を放任するというか・・・自分の責任のあることを放棄するみたいです。
 そういう意味で、反省とか見直し少し格好つけて(一人で)検討するのはかなり大事だと思っています。
 それでこの場合の棋譜再現は手動でよい・・・寧ろ手動が向いています。
  つまりマウスをクリックすれば一手づつ前進したり後退したりします。
 再現したり、研究バージョンでシュミレーション
  これには手動が合っています。
しかし高段者の碁とかプロ対局の場合で、尚且つ深夜などに研究・勉強と言うことが第一目的ではなくて、”のんびりと見物したい”時(これが許されなければ困るな)には手動ではなく、自動再現が向いていると思うのです。
 不謹慎ではありますが、ゴロッと横になって観戦・見物など”極楽”です
そういう見物的な気分のときは自動が良い
  但しその時の自動再現に注文があります。
   一言で言えば”早過ぎず””遅すぎず”です。
 それは一定のスピードでと言う意味ではありません。
機械的に平均スピードは、ただ再現するだけのような気がします
 例えば1手5秒で再現すると、1分で12手=30分で360手・・・これはせっかくのプロ対局も超早碁みたいです。
 これは忙し過ぎる
   それより、全ての手が同じ時間で再現されるのは味気ないものです
  見物・観戦(=TVの早碁観戦も同じですが)で、”例えば覗きに継ぐ””当たりに逃げる”など、”そうなるところ”なら2,3秒でも好いけれど、本当にそれで好いのかと周囲を見回したり、少し考えるところなら多少の時間を空けて欲しいのです。
  そして長考になったところもそれなりにインターバルを入れてくれるとありがたい。
 そういうことで、我侭な見物人としては、「縮尺的再現」が好いですね。
  何時間かかかった対局を1時間に縮めた形で再現とか・・・1手に数時間と言うのを正直に比例して縮めるのは困るけれど・・・マアそんな風に再現して観戦できたら最高です。

もう一つ我侭を言うと、プロ・アマ高段・有段・級位などで両者健闘している、良い棋譜を推薦して、再現できるようにしてくれると楽しいと思う
 最も誰が選ぶのかが問題かも知れないし、選ぶ手間もかかりそう。
  だけど、今もっとも元気な活躍をしている一人・・・とか
 それは内容ではなくて、単に「点数が急上昇している人を紹介」でも好い
  ネット運営者からの推薦・自薦他薦いろいろありそう・・・最も載せて欲しくない人もいるかもしれない・・・
  逆に自戦譜を載せて「ご意見を下さい」も有るかな?
 ネットというサークル内ですから、棋譜を公開してメンバーの意見を書き込んでもらうコーナーがあっても良いのではないかな