なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

大会ノート Ⅱ

2007-02-08 00:19:57 | Weblog
 私が今度の大会で密かに期待していたのは「団体戦」でしたが、どこでやっているのかわからないままでした。
 案内状では3人チームで、チーム名をつけて登録と対局はハンデ戦ということなので、イメージとしては支部対抗戦(これはオール互い先ですが)みたいな3人ずつの対戦で対局者同士の段級によるハンデ戦(最高井目)・・・わかるような気がします。
 実際に大会で見てもいないし、聞いてもいないから勝手な言い分ですが、大会として「面白い」やり方にはもう少し工夫がいると思われます。
 これは昔私が通っていたN囲碁センターで実際に行っていた物に近い
  (過去形で話しましたが、それは今もやっているかどうかわからないから)
 さてそれは「大会ノート Ⅰ」で話したように、碁会所の大会でも単なるトーナメントでは1回負ければあとは消化試合になります。
 しかも民間の碁会所の大会ですから席料・大会参加費を払った上での話しです
  ”マアそういうこともあるさ”とも言えるけれど、そういうことを言っていたら民間の碁会所はお客に逃げられる
  この辺が大きなスポンサーが付いている大会運営と基本姿勢が違うような気がします。
  そこで工夫したのが、大会を「団体戦+個人戦」の2本立てにしたのです
 この大会ののクラス分けとは多少の違いはあるけれどクラスを3階級に分けて個人戦を戦うのですが、普段点数制で対局していますので、前日の点数順で参加者を並べます。
 (参加者が30人とか32人とか都合の好い人数で行います)
それで例えば32人の場合、1チーム4人で8グループ作ります。
 機械的に点数のナンバー1から8までを並べ、今度は逆から9-16と振り分けます。
 そのように32人で8チーム出来ます
対局はクラスごとのスイス方式4回戦で個人戦を行う一方、チーム成績は4人の勝利数の合計となります。
 こうすると、個人の成績はチームの成績に反映するので、結構皆頑張る。
  3回戦4回戦ともなると、一局に一喜一憂
   対局の周りを人垣が出来て、手は教えられないけれど「声援」が飛びます
 初めてのときは参加者にも多少の戸惑いもありましたが、この碁会所では「団体戦が無いとつまらない」が定説になっているのです。

さてこういうことから「大きな大会でも団体戦を」というのは、家庭の経済で国家経済を語るような気がしないでもないけれど、しかし楽しいことは間違いないのだし、後は事務の手間とか、慣れないわずらわしさを乗り越えて試すかどうかの問題です

  もしやるとするならば
5人程度のチーム編成で、8チーム以上偶数で16チームくらいがやりやすい
 完全な事前登録制で無いとやりにくいけれど、これだけ大きな大会では、朝のエントリー確認の時に急に欠員補充も出来そうではある。
① 知り合い・碁会所仲間でチームを作ってもらって、チーム名を登録
② チーム編成は4段以上A、初段から3段をB、級位をCとして各組1,2名で合計5名とする
③ チーム内で序列を決めておいて、その序列で相手チームと対局する
④ 対局は1段級差置石1個を原則として行うが、最高5子程度とする
⑤ (出来るかどうか)チームには最低一人の女性選手がいること
   こういう条件でどうだろうか
対戦はチーム毎の4回戦のスイス方式で行い
 対戦は3勝した方が勝ち点を得て、勝ち点で争う。
優勝はチームの勝ち点で決まるが勝ち点が同じなら総勝利数で順位を決める、個人4勝とか3勝1敗とかの成績優秀者も表彰する。
  成績を大きな紙に書いて張り出して、大会の進行とともに記入していくとこの掲示板辺りは黒山の人だかりになりそうです。
  騙されたと思って一度やってくれないかな?
   声をかけてくれれば手伝うつもりなんだけれど