皆さんは碁を打つときの場所は決まっているでしょうか?
リアルの場合、碁会所とかコミュニティに関して言うと、空いているところで打つのですから、あまり選べない。
自分のお気に入りの場所があってもそこで既に対局が始まっていれば、「どいて欲しい」とは言えません。
もしも、それを言ったらと想像すると・・・落語的トラブルが発生するかも知れません
「恐れ入りますが、そこのご両人にお願いが有ります」
「何でー、今碁を打っている最中だお願いなら後にしてくれ」
「いえ、決してお手間は取らせません」
「面倒なのは御免だよ、早いとこ言ってくれ」
「早速のご承知有りがとうございます」
「まどろっこしいな、こっちは今難しい局面で、取り込み中なんだよ」
「ではお言葉に甘えて、早速お願いを申し上げます、そこで碁を打ちたいのですが・・・ご承知くださいますか?」
「ご承知たって、今打っているんだ、それとも何かい俺の碁をこの後替わって打ちたいってのかい?」
「いえ、そうではないので、そこの碁盤をちょいと持ち上げてずらせて戴ければ好いんですが、お願いできますか?」
「なんだい、ヘボ碁は向うの隅で小さくなっていろと言いたいのか」
なんていうストーリーを頭の中で思い浮かべて眺めたりすることが有ります
つまり同じ人たちが、いつも同じ場所で打っていることがあるのです。
昔通っていた碁会所では、そこはビルの2Fにあって椅子席の碁会所でしたが
どうも座る位置に癖があるようでした。
入り口付近が好きという人は見かけませんでしたが、窓の近くが好きとか、壁を背に打つと落ち着くとかはあったようです。
ですから、20面くらいあっても同じ組み合わせの対局が、同じ位置で打っているのですから何だか不思議な気がします。
もし定点カメラがあったら面白いですね。
コミュにしても似たようなことが有ります。
ある人は自分の上手の人に打ってもらうのがすきなんですが、その場所は座敷ではなくて、縁側になっている板敷きの部分に座布団を敷いて打つのが好きなんです。
まず、そこが空いていればそこが定位置。
そこは縁側で庭に面した大きな窓ガラスの内側ですから明るい場所で、人が部屋に大勢いても比較的空気が好いはず。
それともう一つ条件が加わります
縁側と部屋の間に障子の戸があるのです。
だからこの障子を引いておけば狭いながらも独立した対局室となる
そういう意味で落ち着くのか、あるいは自分の碁を覗かれないと言う意味で落ち着いて打てるのか・・・
どうも後者のような気もする。
この人は、仮に縁側の間が塞がっていたとして、畳の部屋で打つとしても、部屋の中央に近いところでは打たないでしょう。
隅に近いところが好きなようです
言い忘れましたが、縁側の板の間の上では座布団がないと足とかお尻が痛いので座布団がもし出払っているとそこでは打たないものなんですが、この人はそれでもそこが良いらしい。
自分の座布団は無くても相手の為に何処からか探してくるのですから・・・
気持ちが落ち着く場所ということなのか、更に覗かれることが嫌なんでしょうね
碁会所とかコミュニティというオープンな場所で打っているのに、お気に入りの場所があるのでしょう。
マア私なども自宅でネットで打つにも決まっている場所があるのですから・・・その話は明日の夜に。
リアルの場合、碁会所とかコミュニティに関して言うと、空いているところで打つのですから、あまり選べない。
自分のお気に入りの場所があってもそこで既に対局が始まっていれば、「どいて欲しい」とは言えません。
もしも、それを言ったらと想像すると・・・落語的トラブルが発生するかも知れません
「恐れ入りますが、そこのご両人にお願いが有ります」
「何でー、今碁を打っている最中だお願いなら後にしてくれ」
「いえ、決してお手間は取らせません」
「面倒なのは御免だよ、早いとこ言ってくれ」
「早速のご承知有りがとうございます」
「まどろっこしいな、こっちは今難しい局面で、取り込み中なんだよ」
「ではお言葉に甘えて、早速お願いを申し上げます、そこで碁を打ちたいのですが・・・ご承知くださいますか?」
「ご承知たって、今打っているんだ、それとも何かい俺の碁をこの後替わって打ちたいってのかい?」
「いえ、そうではないので、そこの碁盤をちょいと持ち上げてずらせて戴ければ好いんですが、お願いできますか?」
「なんだい、ヘボ碁は向うの隅で小さくなっていろと言いたいのか」
なんていうストーリーを頭の中で思い浮かべて眺めたりすることが有ります
つまり同じ人たちが、いつも同じ場所で打っていることがあるのです。
昔通っていた碁会所では、そこはビルの2Fにあって椅子席の碁会所でしたが
どうも座る位置に癖があるようでした。
入り口付近が好きという人は見かけませんでしたが、窓の近くが好きとか、壁を背に打つと落ち着くとかはあったようです。
ですから、20面くらいあっても同じ組み合わせの対局が、同じ位置で打っているのですから何だか不思議な気がします。
もし定点カメラがあったら面白いですね。
コミュにしても似たようなことが有ります。
ある人は自分の上手の人に打ってもらうのがすきなんですが、その場所は座敷ではなくて、縁側になっている板敷きの部分に座布団を敷いて打つのが好きなんです。
まず、そこが空いていればそこが定位置。
そこは縁側で庭に面した大きな窓ガラスの内側ですから明るい場所で、人が部屋に大勢いても比較的空気が好いはず。
それともう一つ条件が加わります
縁側と部屋の間に障子の戸があるのです。
だからこの障子を引いておけば狭いながらも独立した対局室となる
そういう意味で落ち着くのか、あるいは自分の碁を覗かれないと言う意味で落ち着いて打てるのか・・・
どうも後者のような気もする。
この人は、仮に縁側の間が塞がっていたとして、畳の部屋で打つとしても、部屋の中央に近いところでは打たないでしょう。
隅に近いところが好きなようです
言い忘れましたが、縁側の板の間の上では座布団がないと足とかお尻が痛いので座布団がもし出払っているとそこでは打たないものなんですが、この人はそれでもそこが良いらしい。
自分の座布団は無くても相手の為に何処からか探してくるのですから・・・
気持ちが落ち着く場所ということなのか、更に覗かれることが嫌なんでしょうね
碁会所とかコミュニティというオープンな場所で打っているのに、お気に入りの場所があるのでしょう。
マア私なども自宅でネットで打つにも決まっている場所があるのですから・・・その話は明日の夜に。