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これは、NHKの大人向けのパソコンのゲーム教室での一番初めの注意事項です。
マア、私が言うと「自分のことをもう少し気遣って欲しい」みたいな哀れな老人のようですが・・・
私の参加しているネットでの大きな問題に「定型文」のことがあると私は考えます。
この件についてはもうこれまでに2,3回話しているので我ながらしつこいとも思いますが、一向に改善されない・と言うか”相変わらず”の人がいるのです。
どんな定型文かというと(前にも話しましたが)
「パソコンの調子が悪いので投了させて戴きました」
「ごめんなさい、急用が出来たので投了させて戴きました」
「回線の調子が悪いので投了させて戴きます」
この通りではないかも知れませんが、概ねこのような文です
いくつかある定例文の中で、選んでクリックすれば「挨拶文」として対局相手に送られるわけで、それらは利便性の為に用意されたはずで、前に上げた3つは終局時の挨拶です。
さて、これらのあいさつ文は本当に必要なのかどうか?
使われ方が悪いと人を傷つける言葉にもなるように思います
対局相手に感謝の意味で「ありがとうございました」で充分丁寧な挨拶と考えられるのですが・・・
「私の完敗です」とか「参りました・・・」「大変勉強になりました・・・」でも気持ちは表せるはずです。
殊更前の3つのように理由を言わなくてはいけないのかが、微妙に気持ちにズレが生じるようなのです。
つまり、投了の理由をこれだけはっきり言うのは、もしかしたら回線とかパソコンの調子が悪くなければ・・・あるいは、急用が出来なければ・・・と言うようなことが言外に込められているような印象がある。
それは裏読みに過ぎるとか、そう考える人が性格が悪いのではと言う自己嫌悪にも落ち込みそうでもある。
私は古い人間なんでしょうか「投了するなら、『投了します。ありがとうございました』だけで良い」と考えています。
余りそこに手を加えると反って味が悪くなる
投了の理由を相手に告げる必要があるのだろうか?
ここまでは、負けた人が言うのだからまだいい
私が投了した時に「ありがとうございました」と送った時に、相手からの返事が「・・・投了させて戴きました」が帰ってくると心穏やかではいられない。
言葉では投了させて戴きましたですが、タイゼムではないけれど、結果は翻ることは無いのは当然です。
相当に馬鹿にされているというか、からかわれているということでしょうね?
勝てば官軍ではないけれど、勝った時は何でもアリ的な態度に思えます
日本だけかも知れないけれど、勝った時ほど謙虚に振舞うと言う”美学?”はどうなってしまったのだろう・・・一部の人ではあるが
こういうことは囲碁というものの性格上あってはならないことです。
囲碁でも柔道でも相撲でも「礼に始まって礼に終わる」でなくて困る。
挨拶文のミスクリックではないとすると、一種の愉快犯だろうか
それとも私への何かのペナルティ的お仕置きや意趣返し・例えば「やっと投了したのか=投了が遅い」か「これだけ差があって投了しなかった」みたいな・・・
いずれにせよ対局者同士のやり取りですから、観戦者には見えないところで挨拶が行きかっている・・・
もう一つ
対局が終わって地を数えて、仮に私が数目残った時に相手からの承認が無くて、この時点で投了する人がいた。
点数から言うとかなりの方なんだけれど、リアルでは打たない人なんだろうか、終局後の投了なんてあり得ないことです。
目算を含め読みと違っていて余程悔しかったのでしょうか?
私みたいなヘボに負けたのが、その方にはあり得ないことだったのでしょう
そういえば、もう一人変わった人がいた(もしかしたら”変わった”と言ってはいけないのかも知れないのですが)
向う3子での対局
終盤まで打って・・・白にとって局面が好転せずに終局間近
目算するとマア良くても白3,4目足りないけれど、まあ「ここまで打ったのだから最後まで打つのが礼儀だろう」と打っていた・・・ところ
相手が投了した!!
あいさつ文が「急用が出来たので・・・」
その通りかも知れないけれど、もしかしたら白に勝ち点をプレゼントしただけかも知れない・・・その可能性が強い。
細かいながらはっきり黒が良いのだから「打ち掛け提案」でもいいはず・・・この場合は応じるでしょう。
何だか情け無い勝利でした。
負けた時はバッサリと首を切られる方が気持ちが好いですね。
いずれにせよいろんな人がいます
但し繰り返しになるけれどネットの定例文のリストからアノ3つは削って欲しい
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