なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

「十年一日」・・・でもない

2007-03-28 00:07:04 | Weblog
 また「Mさん話」ですが、それだけたくさん打っているということです。
 ここに書いていることはMさんもご存知無いはずですが(知っていたら誰が書いているか名前は分かってしまう)・・・マア、ネタ元には一応内緒です。
 「十年一日」という言葉がありますが、今のところネットに入会してからの碁縁ですから「二年一日」というところです。
 同じ戦形で飽きもせずに戦っています
  下手な例えで言うなら「シュミレーション・関が原ゲーム」というところ
 失敗したところ、結果的に上手く行ったところでも、もしかしたらMさんの対応次第では難し勝ったであろうところなどを修正していく・・・つもり。
 これが素人の悲しさで、やってみなくてはわからないし、やってみてもそれが「最善」「最強」なのか判定できない。
 私の独善的判断もあるから、相手の反応が予想外だったりするわけです。
  それだから面白いでしょう
 実質5手目からの戦いはマダマダ続くのでしょう。
  さてそのMさんとの深夜の対局に幸いして対戦成績を8-8の五分に戻したところで深夜の入浴。
 集合住宅なのでこの時間の音には気を使いますがそれなりに疲れた体と頭をリフレッシュするのは気持ちが好い。
 子供時代には会社併設の住宅住まいで、会社のお風呂には昼以降深夜まで入れる環境にあったので、ほぼ好きなときに入浴できる環境でした。
 時代劇に良く出てくる奉行所の同心が朝一番風呂で銭湯に入って、一番に髪結いをする(どちらも無料)ほどではないけれど・・・
 普通は夕食後一休みしてからの入浴が普通ですが、そんなことで食前に入るのが一番好きです。
 温泉旅行に行けば、到着してまず入浴で次に食事ですから。
 二番目が深夜か終身直前で食後の入浴は三番目。
さて音には気を使いますが、のんびりゆったり・気持ちも体もリフレッシュ。
 
 風呂から上がってネットを覗くと件のMさんが対局中です。
 これはMさんの白番・逆コミの手合いで、立ち上がりは例によって「星+目外し」
 対する黒氏も私も何度か対戦したことがある人です。
 対局は50手ほど進んでいますが、棋譜を初手まで戻して流れを確認。
 この黒氏は両隅は小目だから私の対戦とは大分違うのですが、それでも「星+目外し」対策の参考になるでしょう。
 結果から言うとMさんの白番中押し勝ちでしたので、何処かに黒氏の問題があったか・・・さすがに深夜の観戦はこれまで、続きは後日「観戦履歴」を検索してみます。

 プロの将棋では戦形・棋譜はリアルにネットで伝わっていて、瞬時に結果を含め”業界2に伝わっている・・・それを各自あるいは共同で研究・工夫しているのだから結果を考えたら同じものは出来ません。
 碁でもプロの世界では同じかと思います。
  「一を知って十を判断する」のがプロの世界
 ザルの世界では大分様相が違います
  「既に起きたことでも善悪の見極めが出来ない」ましてや「将来起こるであろう事を予測して研究する」など・・・
 勝敗の結果から見たことが、ほんとに部分的な善悪と同じかも
  それが出来れば、素人の域からはみ出す?
 起こったことを考えるのがせいぜいだし、それさえ結果からしか見えにくいから真相に迫っているかどうかは怪しいのですが、それでもやらずにはいられない・・・自己満足ですけれど。

 ところで対局者一覧表を見ていたら懐かしい名前を見つけました。
  しかし不思議
 彼Uさんは私がここに入会した頃に良く打ってもらっていて、かなり手ごわい相手だと記憶しています。
 入会時に戴いた名簿に名前が載っていましたから古い会員のようです。
 その会員名簿から見ると、その時より20点は下がっている。
 途中で名簿の点より10くらい上がっていたと思うから、MAXとMINの差が30点くらいある・・・これは一体?
 手合い差で考えたら3子は違うから、単なる好調とか不調の差なんだろうか?
  「成人病デパート」の私としては「脳梗塞」「脳溢血」などの後遺症?などと勝手に心配してしまいます。

 気がつくともう一人
 お名前がI原さんで,フルネームが高校時代の数学の先生と同姓同名だと思う。
 在住県が私の出身県ではなくて、東京近郊の県になっている・・・先生は当時の「東京教育大・現筑波大」出身のはずだから退職後戻られたか?
 全く夜中に妄想的に連想しています・・・第一同一の方かどうかも分からないのに・・・勝手な想像で遊んでいます。
 ネットのI原さんは少し前まで私がもう少しで2子の手合い・・・その時向う先です。
 一度直接対局したことがありますが、こちらが先でもきつかった。
  この方の場合はもう少し様子を見ないと・・・

 逆もあるのだから他人の心配ばかりもしていられません。
 先日まで2子だった人が、互い先になっていたり、何時のまにかこちらが先になっていたりします。
 負けたくは無いけれど、あちらは恐らく若くて伸び盛りなんだろうとイソップ的に自分を慰めるしかなさそう。

 毎日毎日「十年一日」みたいに楽しんでいますが、実際には確実に変化はあるようです。