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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ロングスパート

2008-06-19 16:28:54 | Weblog
 毎日チャリンコ通勤していて感心するのですが、ママさんパワーと言うか、子どもを乗せたお母さんは速いのです。
 高校生たちともすれ違いますが、こちらは若い真っ盛りですから速くて当たり前
  お母さんたちの場合は、、、恐らく子育ての最中で、通勤の途上で保育園などに寄って行く都合もあるのでしょうね、毎日体力的にも時間でもギリギリの勝負をしていると言う緊張感があります。
 二人乗・場合によっては三人乗りは決して良いこととは思いませんが、子どもたちに今はやりのヘルメットなどを被せて走って行きます。
 私などは、緊張感とは無縁の町並みウォッチングムードですが・・・もうこの道を通うのも7年目になるので、益々惰性で且つ体力は落ちるばかりで、後ろから来る自転車に抜かれっぱなしです。
 それでも、たまには私と似たようなジイサマはいるらしく、私の帰り道に同じ方向に走っている人と抜きつ抜かれつとなりました。
 マア、少し差をつけられても信号待ちで追いつくと言う展開ですね
  あちらはどう思っているか定かではありませんが、私の方は妙にその人を意識し始めて・・・
 私の通勤路は概ね6.5kmですが、最高点と最低点の差は2mも無い平坦路。  そして、直線が約4km続きます。
   そこで先行する人を追いかける展開となりまして、直線残り1km地点
  何故1kmと分かるかと言うと、ここは秋に行われる国際駅伝のコースなので、道路脇の縁石に1kmごとペイントされているのです。
 その地点で彼のジイサマとは約50m差をつけられている。
  残り1kmで、50m差を逆転するロングスパート開始です。
 しかし、考えてみればアホらしいことではありますが、勝手にこういう遊びをしないと退屈してしまうでしょう。
 それに、私は高校生のような若さはないしママさんパワーも無いし、元々ダッシュは苦手ですが、ロングスパートなら出来そうです。
 小中高と体育の時間で短距離はクラスでもビリから数えた方が速いのですが、不思議と長い方は得意でしたから、ダッシュはダメでもロングは向いているかも
 
 マア、900m付近で交しましたから、お遊び成功でした
  さてロングスパートをしながら、心の中で『囲碁の追いかける展開もこういう感じかもしれない』などと考えていました。
 私は特に一気の追い上げにはパワーが不足しているし・・・その場合相手のミス・隙という協力が必要でしょうし。
 ジリジリと妥協しない折衝で追い上げて行く・・・これも自己満足度ではかなりのものがあるはず。
 尤も、追いかける展開になることは良いことではないから、そこが問題ですね
  ロングスパートなどとカッコいいことをいいましたが実情は、「はじめにアホな事をやって、余りのアホさに相手が油断しているところを、後ろからバッサリ闇討ち」、それも返り討ちに会う事も多くて何とも情けない。