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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

はじめが半分

2008-06-21 16:34:34 | Weblog
 韓国の諺に[はじめが半分]というのがあるらしい。
  正確な表現はわからないし、諺としてあるのか、誰かがその場の思いつきで言ったのかも分かりませんが・・・ドラマの中の聞きかじりなので、詳しいことは分かりませんが、意味としては分かるような気がします。
 「困難なことでも、始めれば半分やったようなもの」とか「ともかく始めなければ何も始まらないとか」「出来る出来ないは確立半々ですから、始めた時点で半分の確率」そのような意味ではなかろうか。
 日本の言葉で言えば「物事を思い立って始めれば、半分は出来たようなもの」くらいな意味でしょうね。
 確かに始める前にいろいろ考えあぐねて腰が上がらなかったのが、重い腰を上げた勢いで半分は行きそうです。
 多分に楽観的ですが、何かをやろうとする時はそのくらいが良い。
 ところが、ほぼ反対の意味の格言らしきものがあるから油断できません
 「最後の詰めまで来て、道程の半分」みたいな戒めです。
 合せると「はじめが半分で、最後の仕上げが半分」・・・すると、途中は勢いだけみたいですが、まあ細かいことは考えないことにしましょう。

 さて金曜日の業務は、朝から馬力をかけて取り組んだおかげで昼ごろにはほぼ片付いてしまいました。
 週末ですから気分は「店じまい」状態です。
  しかし、仕事は出来高払いではないので、「仕事をしているかどうかは、その時そこにいるかどうか」みたいなものですから、、、まるで「のんびりやっている人のほうが真面目」に見える、、、私みたいに「暇を作って遊んでいる?」のは悪い方の見本みたいですから、午後はまとまった仕事は無いのにあたかも「何かをしている」ようなジェスチャー大会です。
 悪いことに同僚たちは現場に出かけてしまい、残ったのは上司と私の二人きりで、差し向かい状態。 
 イヤそれでも、目の前に仕事があると後先を考えず片付けてしまう?・・・「性分」ですね、、、おかげで週末に午後の地獄の苦しみです。

 机の周りを片付けたり、ファイルをチェックしたりしたり・・・それも終わって、こうなったら最後の手段は棋譜並べしか無い。
 と言っても碁罫紙とかパソコンの画面でやるわけにはいきません。
  これは頭の中でやる作業です。
 それも、古い碁とか先日の挑戦手合いの棋譜は無理なので、自分の直近の負け碁が並べるには良さそうです。
 机の上に資料などを置き、ノートパソコンの画面を見つつ、実は頭の中では棋譜並べ・・・作業中、私がボンヤリとアホ面していようと、スタイルは仕事中
 時々パソコンの画面がスリープになるのはいけませんから、右手でマウスを時々動かしたりする芸の細かさ。

 ともかく、負け碁の一人反省会
  囲碁の門外漢の人が聞いたら「何をしている」と怒るかもしれないし、碁キチ仲間でも呆れるかも知れません・・・しかも、熱心な割には効果が・・・
 しかも、いいところまで来ると、電話が鳴ったり
 不意の来客が立て続けに
  やはり仕事は楽をさせてくれません。