なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

フロクで強くなれそう

2008-06-29 16:07:29 | Weblog
今日は朝から雨だし、どこかに出かける予定も無い・・・実は日曜日に雨が降ることを見越して、出かける用事は済ませてあります。
 日常の生活で、TVでニュースを見ることと、天気予報を見ることが大切。
 尤も、晴れたからといって外で何かをやるわけではないので、晴耕雨読とは違います。
 ともかく、今朝は自分の廻りが余りにも散らかっているので、片づけらしいことをしました・・・と言っても、自分の体から半径1mくらいですが、、、しかし久し振りの片付けです。
 普段は女房殿が掃除にやってきますが、この場合はゴミと間違われて捨てられないようにする予防措置が中心です。
 要するに片付けるのではなく、捨てられないようにする緊急避難。
 そういう事を繰り返しているうちに・・・ドンドン溜まってきます。

 昔、縁日で暦を売るような店があったり、なにやら易者みたいな人が口上のように話していたのを思い出しました。
 ホンの部分的ですが、例えば「年回り」・○年生まれの女性の相性はとか、干支でネズミ年の性格は・・・とか。
 マア、そういうくくり方が出来るのなら、同じ生まれ年の人は皆同じ運命とか、同じ性格になってしまうので、子供心にもマユツバでしたが。
 それでもネズミ年は「働き者」「物を貯める」・・・人それぞれですから平均50%当てはまるのでしょうが、私の場合は前半分は明らかに誤りで後ろの方は当てはまるかも知れません。
 但し、お金を貯めるのではなくて、「何でもかんでも」溜め込む性格・要するに整理整頓が出来ない。
 それでも何年に一度かは思い立つこともある。

 私は自分で名づけて「ベッド生活者」と呼べそうです。
 というのも部屋にいるときの大半・イヤ大部分の時間はベッドの背もたれにもたれて、足を投げ出したスタイルで本を読んだり、ネット碁を打っています。
 何かを書いたりするのもそのスタイルです。
 そのために愛用しているのが、キャスター付きのコの字型のテーブルです。
 35cm×45cmくらいのテーブルですが、足がベッドの下で、テーブル部分がベッドの上に来るので大変重宝していて、2年程お世話になっている。
 今は一つですが、もう2つ買おうかなとも思うのです・・・パソコン用、読書用、作業用と使い分けると・・・そこまでやると、恐らく女房殿の目が三角に変形するでしょう。
 それと、もう一つ愛用しているのが、同じくキャスター付きの4段整理棚おき
 こういうもとゴミ箱とをベッドの廻りに置いて、たいてのものが手を伸ばせば届くという文化的?生活をしている。
 欠点は放って置くと身の回りに物が増えてきて収拾がつかなくなるということですから、、、マア、仕方なく一念発起。

 片付けていたら、NHK囲碁講座のフロクがたくさん出てきました。
 これは「練習問題シリーズ」というのですが、一番古いもののタイトルが「星に強くなろう③両ガカリ・ハサミ編」というもの。
 これは2007年6月号のフロクで以下2008年7月号まで全て揃っている。
 初めの「星・・・③」からというのも変なのですが・・・考えて見たらあることに思い当たりました。
 発行が2007年6月号、これは去年「生活習慣病クリニック」に通い始めた時期に重なっています。
 要するに、待合室で暇つぶし代わりにクリニックの近所の本屋で買ったのが始まりで、毎月通院するのでその都度買うことが多いということです。
 たまには発行時期と通院が合わない時もあるのですが、「月刊誌を買う習慣」が出来てしまったらしい。
 ともあれ今は14冊のフロクが残っています。
 A4サイズの4分の1くらいで64ページですから、ゴミに紛れてなくなりそうな感じですが、流石にネズミ年・・・イヤ捨てない性格?なので手元にありました。
 マアもっと古くから定期購読している人のもとには、もっとたくさんあるはずですが、ともかく手元にある14冊のタイトルは、、、
 「星に強くなろう③両ガカリ・ハサミ編」
 「星に強くなろう④小ケイマ構えでのツケ対策編」
 「星に強くなろう⑤三々入り編」
 「小目の基本」
 「目外し、三々の基本」
 「高目の攻防」
 「攻め合いの基本」
 「石を取る基本」
 「コウの基本」
 「ヨセの基本」
 「良い形、悪い形」
 「変化球に対応する①」
 「要石を取る」
 「超簡単死活」
  しつこく全部書き出しましたが、この小さな冊子が月1の発行ですから、今までの物を丹念に読むとすると相当な効果があるような気がするのです。
 こういうテキストと言うか練習問題は対象とするレベルがあるでしょう、、、
 多分NHK囲碁講座ですから中級の上から上級くらいか、物によっては初二段くらいかとは思いますが、これはあくまでも一つ一つのフロクについての対象。
 仮に、いろんなジャンルをテキストの意図どおりに理解・修練出来たならばそれは上級クラスは越えると思うのです。
 確かにある局面では、ある特殊な分野での力によって勝負が分かれるかもしれませんが、棋力という物差しは総合力で測られると思うのです。
 従って、こういう基本中心のフロクも、一見レベルが低そうに見えても幅広くマスターするのも総合力アップになるような気がしました。
 いつもなら、うるさいカミサンをかわすために仕方なく片づけをするのですが・・・今日は自主的な作業で、なんだか得した気分です。