この「お題目」という言葉を割合最近まで誤解していました。
うーんと広い意味で「お経」と同じように思い込んでいました。
例えば時代劇で土壇場に追い詰めた相手に「お題目でも唱えろ」なんていう台詞が出てきたとすると、「自分で自分にお経を唱えろ」くらいに考えていた。
マア、概ね間違いではないにしても、正しくは「お題目」=「南無妙法蓮華経」なんですね。
いい年をして知らなかったのかと哂われそうですが、言い訳をすると・・・家は何処の檀家でもなくて、お寺での法事もお葬式も他所の家の用事です。
父と母の葬式はお寺で行いましたが、お墓の土地を借りるための方便みたいな感じですから、私個人としては両親を弔ったという気分はややうすかったか。
どちらにしても、神仏を信じていると言うわけでもないので、その分そっちの知識も少ない。
今、図書館から借りて読んでいる本で知りました(前にも聞いたことはあるような気はしますが、忘れていたのかも知れません)。
宮沢賢治の遺言の話で「お題目」が出てきました。
しかし、これから話したいのは宮沢賢治でも遺言でもなく・・・
ありがたいお題目を唱えることで何かしらありがたいことが起きるのなら、囲碁の方でも何か唱えれば、少しは効果があるかも知れない・・・という安易な発想
早速手元にある、図書館から借りた「正々堂々 高尾の力学」からお題目みたいな・テーマの脇に付いているサブタイトルめいたところを抜粋
第1章 力を貯める
1 弱点を無くせば碁は簡単になる
2 堂々と構えて左右を見合う
3 石が弱くなる前に打つ
4 弱い石は一つまでに
5 愚形をさける
6 早目の警戒
7 ぼんやりはつなげる
8 相手を厚みに追い込む
第2章 力を出す
1 力を出してわかりやすく攻める
2 目を作らせると難しくなる
3 見た目の外回りにだまされない
4 強い石からは踏み込む
5 石は連絡していれば強い
第3章 わかりやすく打つ
1 大きいところを2つ残す
2 次の手をわかりやすく
3 味のない方へ追う
4 守りと踏み込みの呼吸
5 攻める時こそ気配りが必要
6 攻められない石とは
7 取るべきか取らざるべきか
8 形を決める加減
書き出して見るとたくさんあるので驚いています
それぞれ棋譜とタイトルがセットですから、言葉だけでは分かりにくいかもしれません。
そういう意味では「お題目」のワンフレーズに較べたら大変な量ですが、それでも囲碁を打つのにはこのくらいなら「簡明」な部類ではないでしょうか。
いつでも正しい・何にでも当てはめられるかどうかは100%ではないにしても、一つの参考になるとは思うのです。
打っていて、ふと思い出したりして。
「高尾の力学」について整理したり、本を読み終えなければと考えたのには、返却期限とは別にもう一つ訳があります。
今日は、いつもの病院(二つ通っていますが)の定期健診日で、近くに囲碁・将棋の本が割合たくさん置いてある本屋が近くにあります。
本屋に寄るついでに病院に行くような気分です。
しかも病院の薬は出来るだけジェネリックにしてもらい、浮いたお金で本を買おうというわけです。
そんなわけで、検診日は必ず本屋に寄りまして、今日は
「簡明定石だけで勝つ方法」 林海峰 2008年5月 を買いました
マア、中身をどうと言う前にタイトルが好きです。
内容は、多分手持ちの定石関係の本で、「黒簡明」とか書かれているような定石形を選び出してあることでしょう。
中で、「黒オススメ」「白オススメ」とあるので、簡明・オススメを選んで行く闘いを学ぶことになるのでしょう。
ともかく、高尾のサブタイトルと「簡明」とは無関係ではなさそうです。
簡明=基礎と言うことで、=やさしい=低レベルと考えられ勝ちだとは思うのですが、私個人としては、何度も何度も基礎部分のチェックが必要だと考えています
マア、ジイサマですから土台がシロアリにやられているかもしれないし
「最新の定石・研究」のようなものにも興味はありますが、自分のレベルでは基礎優先でしょう。
うーんと広い意味で「お経」と同じように思い込んでいました。
例えば時代劇で土壇場に追い詰めた相手に「お題目でも唱えろ」なんていう台詞が出てきたとすると、「自分で自分にお経を唱えろ」くらいに考えていた。
マア、概ね間違いではないにしても、正しくは「お題目」=「南無妙法蓮華経」なんですね。
いい年をして知らなかったのかと哂われそうですが、言い訳をすると・・・家は何処の檀家でもなくて、お寺での法事もお葬式も他所の家の用事です。
父と母の葬式はお寺で行いましたが、お墓の土地を借りるための方便みたいな感じですから、私個人としては両親を弔ったという気分はややうすかったか。
どちらにしても、神仏を信じていると言うわけでもないので、その分そっちの知識も少ない。
今、図書館から借りて読んでいる本で知りました(前にも聞いたことはあるような気はしますが、忘れていたのかも知れません)。
宮沢賢治の遺言の話で「お題目」が出てきました。
しかし、これから話したいのは宮沢賢治でも遺言でもなく・・・
ありがたいお題目を唱えることで何かしらありがたいことが起きるのなら、囲碁の方でも何か唱えれば、少しは効果があるかも知れない・・・という安易な発想
早速手元にある、図書館から借りた「正々堂々 高尾の力学」からお題目みたいな・テーマの脇に付いているサブタイトルめいたところを抜粋
第1章 力を貯める
1 弱点を無くせば碁は簡単になる
2 堂々と構えて左右を見合う
3 石が弱くなる前に打つ
4 弱い石は一つまでに
5 愚形をさける
6 早目の警戒
7 ぼんやりはつなげる
8 相手を厚みに追い込む
第2章 力を出す
1 力を出してわかりやすく攻める
2 目を作らせると難しくなる
3 見た目の外回りにだまされない
4 強い石からは踏み込む
5 石は連絡していれば強い
第3章 わかりやすく打つ
1 大きいところを2つ残す
2 次の手をわかりやすく
3 味のない方へ追う
4 守りと踏み込みの呼吸
5 攻める時こそ気配りが必要
6 攻められない石とは
7 取るべきか取らざるべきか
8 形を決める加減
書き出して見るとたくさんあるので驚いています
それぞれ棋譜とタイトルがセットですから、言葉だけでは分かりにくいかもしれません。
そういう意味では「お題目」のワンフレーズに較べたら大変な量ですが、それでも囲碁を打つのにはこのくらいなら「簡明」な部類ではないでしょうか。
いつでも正しい・何にでも当てはめられるかどうかは100%ではないにしても、一つの参考になるとは思うのです。
打っていて、ふと思い出したりして。
「高尾の力学」について整理したり、本を読み終えなければと考えたのには、返却期限とは別にもう一つ訳があります。
今日は、いつもの病院(二つ通っていますが)の定期健診日で、近くに囲碁・将棋の本が割合たくさん置いてある本屋が近くにあります。
本屋に寄るついでに病院に行くような気分です。
しかも病院の薬は出来るだけジェネリックにしてもらい、浮いたお金で本を買おうというわけです。
そんなわけで、検診日は必ず本屋に寄りまして、今日は
「簡明定石だけで勝つ方法」 林海峰 2008年5月 を買いました
マア、中身をどうと言う前にタイトルが好きです。
内容は、多分手持ちの定石関係の本で、「黒簡明」とか書かれているような定石形を選び出してあることでしょう。
中で、「黒オススメ」「白オススメ」とあるので、簡明・オススメを選んで行く闘いを学ぶことになるのでしょう。
ともかく、高尾のサブタイトルと「簡明」とは無関係ではなさそうです。
簡明=基礎と言うことで、=やさしい=低レベルと考えられ勝ちだとは思うのですが、私個人としては、何度も何度も基礎部分のチェックが必要だと考えています
マア、ジイサマですから土台がシロアリにやられているかもしれないし
「最新の定石・研究」のようなものにも興味はありますが、自分のレベルでは基礎優先でしょう。