なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

素人は考える

2009-03-01 15:28:05 | Weblog
 今朝も起きぬけから2局もネットで観戦しました。
  これは割合強い人たちの対局・・・そうですね県の代表を争うトーナメントで争う少し前くらい、手合いでは定先くらいでしょう。
 私程度のザルから見るとプロは雲の上で、県代表なら上空を飛ぶ気球の感じです。
 その気球に先ですからやはり地上からは見上げるところにあるはずなんですが、どうもあれこれ批評めいたことを考えながら観戦するものです。
 プロの対局だとただただ拝見するようなものですが、強くてもアマの碁となるとどこか親近感があると言うか縁台で後ろから覗いてるような気分もあります。
  批評の焦点がたぶん外れているはずなんですが、これは強い人の話を聞かないと外れているのか、的を得ているのかわからない・・・すると観戦そのものが効果的な勉強かどうか甚だ心もとない。

 本当に観戦して勉強したいのなら、正しく評価できる人の意見を聞かなくてはいけない。
 その対局のその先生なりの話と、見ていて感じたことへの感想、そして当事者同士の話。
 そういうものがそろわないと勉強とは言いにくいですね。
  どうも私のは暇つぶしでしかないのは明らか。
 それでも1日の中で、暇な時間があれば頭の中を「囲碁」らしきもので充填しておくことも大事かもしれません。
 そこが微妙なところです。
  良いものを充填しないと却って弊害があるかも知れないし、そうかと言って空にして置くのも良くないかも知れないし・・・。
 
 明治時代の毒舌家の大先生はたしか「君たちの碁は河原(埋立地の泥の上のイメージだと思う)で杭を打っているようなものだ」と言ったそうな。
 心は「打てば打つほど下がる!」
 要するに「打っても打っても強くならない」と言うのは半面で、実は「打てば打つほど良くないこともある」のでしょう。
 考えずに何局も打つ癖がつく。
 敗因・勝因などの振り返りがおろそかになる。
 一定の水準で落ち着いて安心してしまう。

 まあ素人もいろいろ考えるものですが、考えることは良いとして最大の弱点は解決策を持っていないということです。
 更に解決策があったとして、おそらく実行できる力も環境も無いと思われます。
  従って、ザルとしてなら今後もそのレベルで楽しめますが、仮にザルとさよならするとしたなら囲碁そのものとのお別れになりかねない。
 ”ザル碁我が故郷”くらいの開き直りが無いと今後も楽しめないようなきがします。  
 それでも一方では常に空の上に憧れるようなところもないといけないような矛盾を抱えているような気もします。 

ほんと? Ⅱ

2009-03-01 00:47:04 | Weblog
 既に長いこと人間をやっていまして、古い中国の暦では1回転を過ぎているので世の中のことはたいていは経験済みのことが多いはずなんですが、それでも毎日「?」と感じることもあるのです。
 そうでなくては、生きていて面白くありません。
  毎日の出来事が既に経験済みのことばかりだったら毎日が退屈でしょう。
 そういう意味では一つとして同じ棋譜進行が起こらないと言う事で囲碁は”尽きない”遊びです。
 但し、同じようなパターンの失敗を繰り返してしまうので、その点では気持ちが落ち込む時もありますが・・・
 まあ、その辺りは持ち前の懲りない性格で乗り越えるしかない。
  囲碁以外で、どうでもいいような些細なことでも「アレッツ?」{いつもと違う」「ホント?」と言うことに気がつくと、内心「?」と感じたり面白がっています。

 金曜日の夕方、勤め帰りにレンタルDVD屋さんに寄ってみました。
  週末に退屈しないように数枚CDを借りようかなと言うこと事ですが、私はその店のシルバー会員なんだそうで、CDが半額で借りられるのです。
 但し、リリースされたばかりの新作はダメなので、数か月たったところで新作のラベルがはがされたものが”お勧め商品”。
 連続ものだと、途中から新作扱いになっていたりするので「新作解除」されるペースに合わせて借りると、比較的人気のある新しいものが半額になるのです。
 さて、金曜日は雪と雨の天気で週末は外出には向きそうもない空模様。
  たぶんそういうことなので、レンタル屋さんは大混雑でした・・・皆同じことを考えるようで・・・この天気では出かけられないので家でDVDなどを見るのでしょうね。
 それなのに!、貸出カウンターのレジは一人しかいません!!。
  レジが4つもあるのに店員が一人で、、、お客は10人くらい並んでいます。
 そういうのも異常事態?に近い光景なんだけれど、客は諦めているというかおとなしいというか誰も文句を言いません。
 これも、日本の常識?世界では異常?
 流石日本人!?みたいな、二重な驚きです。
  日本では少々の災害では支援物資を奪い合ったり、商店が略奪に遭うような事件は置きませんが(少なくとも今は)、そういう”国民性”がこういう光景からも分かるような気がしました。
 でも外国人からみたら羊の群れかも??

 土曜日には私個人の定例の図書館デー。
  2週に一度借りていた本を返して、新しく借りる日です。
 本を借りる時に貸し出し係の人が小さなレシートを渡しながら「○日までに返して下さい」と言うのですが、「3月24日まで」と聞こえたのです。
 借りたのは2月28日ですから2週間後は3月14日のはず・・・それなのに24日では3週間半?。
 おそらくは年度末の休館日があって、館内の整理があるのでしょう。
  その分の臨時休館日数が加算されていると想像できる。
   でも何の説明もなく渡されると気持ちが悪い
 私は変な性格なのか、3週間半という半端な日限が何とも気持ちが悪い?・・かゆいのに手が届かないみたいな、あるいは居心地の悪さと言うか・・・

 ところで土曜日の深夜とういうか日曜日の未明と言うか・・・変な時間に目が覚めました。
 時計を見ると1時、新聞のTV欄では土曜日の25時というところ。
  目が覚めて「?」なことに部屋の中が暗いのです。
 明るいのはパソコンの画面のみの状態。
  これは女房殿のおせっかいと言うか倹約精神・・・単にケチなだけですが。
 要するに彼女から見ると寝ているのに部屋が明るいのは不合理なのでしょう。
  でも私にしてみると、好きな時間に好きなことができるように部屋が別ですから迷惑はかけていない筈なんだけれど・・・。
 電気代はともかくとして、「暗い方がよく眠れる」という固定観念があるのでしょうねきっと。
 でも私の勘違いなのか、現実には暗いと夜中に目が覚めるのです。
  むしろ暗くした部屋だから目が覚めたっかもしれない・・・
 何十年もそういう習慣で生活してきたのですから。