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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

眠り姫

2009-03-04 18:07:42 | Weblog
 童話で眠り姫と言うものがあったような気がしますが・・・たぶん魔女の呪いで何かの棘に刺さった途端に何年も眠り続けるお姫様の話。
 私は老人ですからお姫様とは縁がないし王子様でもありませんが、話は子供時代
  私より三才上の姉は小学校の学芸会の時は所謂良い役を貰う
 だから何度かお姫様になりました。
  そういう姉が、実生活では実によく眠る人で、母などは感心・呆れて名付けたのが「眠り姫」・・・マア娘の綽名を「姫」ですからひとさまの前では言えません。
 従って、そういう血筋は弟の私にも流れているはずです。
  一族に・・・ご先祖様にも「眠ること」に関する千節の持ち主がいます。
 父方の祖母のご先祖さま・この人は静岡県西部のお大名家の弓の指南番だったとか言いますが、詳しいことは分りません。
 ただ一つだけ家の「伝説」になっている話があるのです。
  この人は大変な居眠り名人でお殿様の前でも寝てしまうくらいの人です。
 何で弓の名人に居眠り癖があるのかは理解できませんが、伝説ですからそう信じるしかありません。
 ともあれ、お殿様も呆れて・・・本来なら不敬罪ですが・・・罪を問わないようにするために「居眠り御免」の許可証が発行されたらしい。
 そういう人の末裔ですので、私も居眠りには”自信”がある。
  昼休みの15分の仮眠は公然の睡眠、このほかに暇で退屈なら起きている顔をして頭は眠っている非合法も得意。
 
 夜にさあ寝るぞと布団を敷いてパジャマに着替えて・・・と言うのは苦手です。
  このパターンではかえって寝付けないのです。
   「眠るぞ」ではなくて「何となく」でなくてはいけないのです。
 ですから、床屋さんの椅子などでは本当によく眠ります。
  洗髪の時は起こされますが、、、それと髭を剃る時は床屋さんが怖がって起こします。
  最後に仕上げで「出来ました」と手鏡で移される時など、無理やり起こされたという感じです。
 それと病院の待合室・・・ここが良く眠れる。
  寒すぎず熱くなく丁度好い温度で、うるさくもなく寂しくもない人の気配がする場所。
 そして明るすぎず暗くないこういう条件が合っているのか・・・
  予約時間に多少余裕を持って出かけると必ず眠ってしまうのです。
 まあ鼾さえかかなければ大きな迷惑ではないでしょうが。

 今日は午前中に生活習慣病クリニックで10分の仮眠、そして午後に歯科大の方は予約時間に余裕を持って出かけたら30分前に着いて待合室で30分フルに仮眠。
 もしかしたら仮眠ではなくて熟睡かも。
  

想像しにくい

2009-03-04 17:38:28 | Weblog
火曜日の朝、女房殿が出がけに私の部屋の入口で「今日は午後から雪かもしれないって」と一言。
 『それは困る』、ここのところスッキリしない天気が続くので、まさに『気象庁は何をしているのだ』的な気分です。
 TVで天気予報を見ると、統治は昼過ぎから雪になりそう・・・
  そうです、この時期は南の海上を低気圧が通過して、北からは寒気が流れ込むと春の大雪だってある。
 いや、むしろこの時期が一番雪になりやすかったはずです。
  学生時代には思わぬ大雪で当時の国電のダイヤが乱れるのは、関東では3月で、この気圧配置。
 
 尤も今日の予報の積雪量1cmと言うのが想像しにくい。
  言葉の問題では「積雪量」と「降雪量」の違いについて、どうでもよいようなことに引っかかったりしますが・・・ともかく畑の真ん中みたいなところで雪の量を測ったら1cmと言うことだとは想像できる。
 でも、実際にそのくらいの雪が降ったとして、どういう影響があるのかが想像しにくい。
 畑の中では積もっても歩道の敷石ではどうなのか、アスファルトの車道は?
 要するに私の最大の関心事は自転車で走って帰れるかどうかであり、用意するのが雨合羽なのか防寒着が適しているかであり、履物はスニーカーで良いのか防寒シューズかゴム長の方が良いのかということです。
  天気予報を参考にして、自分の勘でそういうことを決めなくてはいけない。
 
 更にもうひとつありました。
  雪になるとして、初めから雪なのかあるいは初めが雨で途中から雪になるかも問題。
 特に雪の量が少ない時は・・・初めに雨だと積もることが無さそう。
  但し降る時間によっては、凍結の可能性はある・・・・

 「予想」と言うのは気圧配置とか、ここより西とか北の地方のデータによって今後の変化を占うので、ひと昔に比べたら局地的な予想とか、時間変化とかかなり制度が上がりました。
 まあ100%ではありませんが、同じ予想でも競馬の予想よりはずっと確率が高い。
 こういうものを囲碁に無理やり結びつけると
  予想のデータは定石のような感じがしますね。
 但し相手が必ずこちらの思惑通りになるとは限らないところもお天気に似ています。
 それでも、ついついこちらの都合の良い結果を期待するところなどは競馬の予想みたいなところもある。
  独りよがりの射幸心では打てませんが、逆に全て予想通りの進行だと却って味気ないだろうとは思う。
 そういう意味で、囲碁の神様がいたら相当強いだろうけれど、もしかしたらその方にとって囲碁はつまらない遊びかも知れません。
  神様の心理は想像できません。
 それに、明日の風向きではありませんが、盤上の出来事もいつも期待を裏切られているのです。