なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

やや疑問

2009-03-24 17:28:13 | Weblog
 昨日月曜日の朝は窓の外の風の音で目が覚めました。
  こういう風の音で、中学生の頃故郷の家に住んでいた時のことを思い出します。
 大きな台風が近くを通過した時に、兄と二人で玄関を守ったことがあります。
 どういうことかと言うと、木造で玄関は細かな木を組んだような見た目には良いのですが、華奢な感じがする引き戸。
 実際には柳が風に強いので、見た目ほどは弱くはないのかも知れませんが、強い風が吹き付けるたびに見た目で分かるくらいにしなるのです。
 例えれば、凧が風にしなるみたいに・・・
 これは戸が壊れなくても戸にはまっているガラスが枠のしなりに堪えられなくなれば割れる心配もあるわけで、これは見ていても恐ろしい光景です。
 万が一にも玄関の戸が吹き破られでもしたら、そこから風が家の中を蹂躙して、家の中のものが乱れ飛ぶとか、酷い時は竜巻に襲われたように屋根が吹き飛ぶかもしれないような想像をさせる程。
 従って中学生の私と20代半ばの兄の二人で玄関を手で押さえていたものです。
  兄弟で力を合わせて何かをやった数少ない思い出です。
 そんな事を思い出させるような風の音です。
  但し、今は鉄筋コンクリートのマンションと言う名の集合住宅なので家が揺れると言うことは無くて、専ら音で昔の記憶で脅かされている感じです。

 あと1時間したら自転車で通勤ですから、それを考えるとやや憂鬱。
  自転車にとって雨はともかく、風が大敵です。
 軽く背中から押されるくらいで、相対的に無風状態。
  ですから本当の無風なら軽い向かい風と同じですから、いわんやこの強風。
 仮に風向きが変わらないとしたら、行きか帰り必ずや向かい風に走ることになる。
 「こいでもこいでも進まない」それどころか「ストップしてしまい自転車から降りざるを得ない」・・・イヤな予感。

 自転車通勤が長くなりますが、最近はTVなどでもエコの観点から取り上げられたりしますが、一般的にはそれほど奨励されていない感じがします。
 「奨励」と言うなら、エコとか健康の面から補助をしてでも奨めると言うことでしょうが、実際には自転車通勤には該当する電車の定期代に相当する通勤手当が出ないところが多い。
 まあ実費支給と言う観点からは当然かも知れませんが、でも見方を変えるとこれでは口先で奨励しているだけに過ぎないとも言えます。
 よく自転車通勤と言うと「健康にも良いですね」と言われますが、しかし言葉ではそう言うものの実際にはヤラナイ人が多いのですから・・・
 『まあ、車が無いから仕方なく』『他に選択肢が無いから』と言うことですが。
 ともあれ、私より職場に近い人でも車の人が数人いるところを見ると、これは習慣の問題でもあるのでしょう。
 それに、3年ごとに近く転勤があるので、次は遠くの職場になるかも知れないし。

 ところで直近の対戦成績10局で5勝5敗の後、1勝1敗。
  しかも白番で黒2目半コミ出しでは負け、黒番で1目半コミ出しでは勝ち。
 従って最近の12局で先番6局は5勝1敗、白番では1勝5敗。
  本当に白番が弱いのだろうか?
 その割に黒番が強いとも思えないのですが。
  この程度は統計上はサンプルが小さいための偏りなんでしょうね。