なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

二子局2局

2010-05-05 01:23:54 | Weblog
 ご近所のコミュニティのクラブで打つ時はお師匠格の人には2子置くことにしています。
  この人と始めて出会った時は知り合いの方との対戦を観戦させて戴きましたが、感想として『もし打って貰うとしたら2子は少し無理だから、3子になりそうだな』と思ったのです。
 先生としては別に観戦している者の考えなど気にしてなどいないでしょうし、私が「打って戴けますか」とお願いしたわけでもなし、先生から「打ちましょうか」と言ってくれたわけでも無く・・・なんとなく観戦しなんとなく分かれた感じ。
 私としては「この方が○○さんなんですね」と思って観戦したけれど、あちらからは殆ど記憶に残らなかったはず。
 
 そういう経緯があったので、先生から「打とうか」と声をかけてくれた時は嬉しかったですね。
  表現が悪いのですが「先生の目からも数の内に入っている」と・・・
 初めて観戦してから1年くらいは経っていて、先生も私の碁を何局か覗いてくれていましたので「幾つ置きましょうか?」と質問。
 こういう質問は礼儀上も必要だろうし、私の性格上も必要な質問です。
  つまり、相手から見て私は何子くらいに見えているのだろうか確かめたいし、「○子」と言う事で相手の性格とかも少し察しられるような気もします。
 マア多少割り引いて置き石を指定する可能性がありますから、一つはプラスして置かないといけないでしょうね。

 この時は「先で良いでしょう」と言う話でしたが・・・「打てなくは無いかも知れない」と言う野望・無謀な自負心、「楽番だから先でも・・・」とか、「物には順序があるからいきなり先は無理」とかいろいろ考えました。
 結局「イエ初めてですので2子でお願いします」と言う事でさっさと黒石を二つ置きました。
  この時の碁は奇妙に印象だけは残っています。
 私としては精一杯頑張った碁を打ったつもりでしたが、先生の方は自然に打って無理をしてこない感じ。
 置き碁ですからハンデとして黒に有利な形から始まっているわけで、先生の方は上手に負けてくれたのかも知れません。
 「2子で黒が勝ったのだから次は先」と言う形ですが、実際には先で打って貰う勇気が無くて2局目はそのままになっています。

 この先生に先で打つMさんと言う方ガ居て、このMさんと私が初対面で対局した時に、例によって「幾つ置きましょうか?」と訊いたところ「そうね、2つですね」と言う返事。
 対戦内容は御蔭様で圧勝しましたが・・・2度目に出会った時も。
 3度目の時も何も言わないので2つ置いて打ちまして、大差で勝たせて戴きまして・・・
  しかし、Mさんから手合い変更の話が出ない。
 成程世の中、人さまざま。

 ところで5月4日にネットで2局、どちらも二子局。
  初めは向う2子で、自分でも頑張ったと思うのですが、、、なかなかの内容で終盤近くに少しリードしていた筈です。
 しかし、しかし・・・例によって悪い病気が出てしまいまして、きわどいタイミングで僅かな利益をもとめたのが運の尽きで、黒さんにお灸をすえられてしまいました。
 コウ絡みで応じられてしまい、約10目の損。
  そもそもがドサクサに先手で1目儲けようとした事が発端ですから全く話になりませんで、結局2目半負け。
 終局後これが無理をしなかったとしてのシュミレーションでは白の7目半勝ちでしたから、計算があっていると言うか話が合わないと言うか白情けない敗戦。
 2局目はこちらの黒番での2子局。
  これは私が先でも打った事があるDさんですから、あちらが点数が上がりこちらが下がった結果の2子。
 これは白さんが無理気味に暴れて頂き、結果は黒の中押しでした。
  
 さて明日はGW最終日、J1も大10節で忙しい一日になりそうですから本当は十分睡眠が必要ですが、なんだか今日は目が冴えています。
 カーテンを開けて窓の外を見ると、少し街灯の光がぼやけているような感じですから、多少湿度が高くなっているのかも知れません。
 こういう事と眠気の因果関係はあるのか無いのか・・・
  どうせ眠れないのですからジックリ考える暇があります。