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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

気になる武蔵のCM

2010-05-13 02:15:20 | Weblog
 最近TVCMで気になるものがあります。
  アニメの作品紹介なので、これも放映予告と言うかCMの一種ですよね、放送作品も品物の内と言う事で。
 最近自分のブログで「きっと武蔵」という文を書きましたが、たまたまその武蔵をテーマにしたアニメのTVCMがありました。
 割合有名な方が作ったものなので、(有名な人の作品だから全て信用出来るみたいな論法になりそうですが真意は違います)緻密に作られている筈ですが、どうにも気になる部分があります。
 いや、ほんの些細なところなんですが、戦場で武蔵と思しき若者が走っている場面があって、ここでナレーションがかぶって来ます・・・「”ぎゅうどうしゃ”だったのか?・・・」。
 2,3回この映像を見ましたが私には「ぎゅうどうしゃ」に聞こえる。
  もしかしたら私が耳が悪いのかも・・・それは十分にあり得ることですが。
 こういう細かなところが気になる性格。
  調べると「ぎゅうどうしゃ」は「牛同社」などと変換されて意味不明。
 おそらく求道者の事を言っているに違いないと思うのですが、もしそうなら間違いかどうかは別として一応意味は通じていると言うことになる。
 ただし、納得がいかない部分は残ります。
  私の記憶では「求道者」は「ぐどうしゃ」と読んだ筈なんですが・・・
 ネット検索では「きゅうどうしゃ」も「ぐどうしゃ」も「求道者」に変換される、、、と言う事は「重複」を「ちょうふく」でも「じゅうふく」でも正解とするようなものなのかも。
 重複の場合私が子供のころは書き取りで「ちょうふく」でなくては×でしたが、いつの間にか「じゅうふく」も正解にしようと言うことになっていた。
 言葉は変化すると言えば何か真理っぽいけれど、実際のところは「良貨は悪貨を駆逐する」のような感じです。
 さて「求道」の場合は、昔から並立していたのか、あるいはどちらかが最近の物なのか・・・少なくとも「ぎゅうどう」は無さそうです。

 ところで宮本武蔵には子供時代の思い出があります。
  父の本家の従兄弟がこの吉川英治の宮本武蔵を全巻持っていて読ませて貰いました。
 紺色の表紙で和綴じのような体裁だったと記憶しています。
  そうそう宮本武蔵=宮本村の出身で本名新免武蔵、たしか友達が本位田又八。
  沢庵和尚が若い頃の武蔵に「武蔵、弱くなれ」と叫ぶ場面・・・うーん懐かしい。
 
 「ぎゅうどうしゃ?」・・・こういう疑問は余り口にしにくい。
 多分家では「どうでもいい事でしょう」と言いそうな偉い人がいる。
  子供に物を伝える商売なのに「どうでも良い」は無いでしょうとは思うのですが、「変だな」と思いつつも、長い物には巻かれている方が平和かも知れません。