goo blog サービス終了のお知らせ 

なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

上手く行きすぎている時は要注意

2010-05-17 00:44:20 | Weblog
 囲碁でも、自分の思惑通りに相手が反応してくれて、想定通りに事が進むかのように見える時は要注意です。
 それは勝負としては大変結構な事ではあるが、内心『こんなに上手く行って良いのか?』と言う気持ちが頭の隅を過ぎります。
古い表現では「盆と正月が一遍にやって来たような景気の良さ・・・」
 脊中で意地の悪い悪魔が「必然の進行では無くて、相手がお前に騙されているだけだぞ!」と聞えよがしに呟きます。
  上手く行っているようでも、相手からこちらの読みに無い反応が返ってきたりすると、突然今までのルンルンが一気に崩れてしまう事も多々ありで情けない。
 それに、変化の想定メニューに『こういう反応だけは困るかも・・・』という部分があったりして、しかもそういうところはきちんと読んでいわけで、当然相手が突いて来てこれまでの青空が一転土砂降りの雨に変わる。
 ザルの読みと言うものはこういうものであるという典型です。
  荒い網目の読みだからザルと言うのだと開き直るしかないですね。

 ところで、女房殿のパソコンが届いて、無線ランのセットも終わっているのですが古いパソコンが居間の隅に置いたままになっています。
 ですから一時的に3人家族でパソコンが4台・・・マア古いものはワープロ代わりにしかなりませんが。
 「アレ、新しいのを買った時に店で引き取り処分をする約束で処理費用を払ってあるのでは?」と思っていたのですが、結局トートバッグに入れて店に持って行くことになりました。
 どういう経緯でそうなったのかは知りませんが、新品の配送の業者が古いものを持って帰るのでは無かったのか、単に業者さんが引き取り忘れたのかは分からない。
 ともかく大型電気店に古いパソコンの処分で持ち込み。
  手続きが終了後にデジカメを見ることになったので私としては悪い話では無いのかも・・・こういう事に釣られてしまう自分が子供っぽいとは思うのですが、目の前にニンジンと飴玉を吊るされると弱い。
 内心ニヤリですが、悟られないように冷静に、尚且つ「場合によっては買うよね」と言う程度の態度で・・・この辺りの駆け引きが難しい?。

 売り場で店員さんの説明を聞く。
  女房殿が「初めてなんですが、使いやすくてそこそこの機能がついている物を教えて下さい」
  ズームに広角、接写機能は欲しいから説明が無いと困ります。
 売り場にはニコン、コニカ、カシオなどの製品がそれこそズラリと並んでいるので素人には溺れそうなくらい。
  それぞれに説明がついているのですが、これをいちいち読んで行くのも大変ですし、読んでも素人としても理解しにくいのが悲しい。
 つまり店員さんに「お勧めはどれですか?」になる。
 最初の1台目はそういうものかも知れません。
  こちらは初心者ですから、店員さんの言いなりと言うのは情けないけれど、最終的に支払いを決定するかどうかの権利を保留しつつ、説明を聞くしかない。
 後は店員さんの知識・善意に運を任せるしか無いのです。

 ともかく初めは見るだけだったのが「場合によっては買う」に風向きが変わっていた。
  値札に「現金特価」という文字が書かれていて、「今日は現金を持っていませんから」と言われていたのが「カード決済=現金扱い」と言う事で流れが変わったようで、「値引きでしかもポイント」という辺りが決定打だったのかも知れないが・・・
 どうやら上手く事が運び過ぎている。
  そうだもう一つ決定打があったのです。
 「これを買って、近くの海浜公園とか花の美術館とかを歩き回るのですよね!?」
  『デジカメに万歩計内臓でなくて好かった』
 しかし、デジカメ→ウォーキングと言う変換なので喜んでばかりもいられない。
  これがきっかけでウォーキングの習慣が出来る好い機会なのか、恐ろしい取引なのか・・・さて進行が読めない。