なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

囲碁講座6月号

2010-05-16 02:42:07 | Weblog
 私はひとの買いものに付き合うのが苦手ですから、もう長い間女房殿の買いものに付き合っていません。
 後をついて歩いて、興味のない品物を義理で見ているうちに徐々におかしくなる。
  初めのいうちはオツキアイだと割り切っているつもりが、そのうちに何時までも続く苦行みたいに感じられるようになり、だんだん不機嫌になるのです。
 そういう事で、今日は近所の大型スーパーに女房殿、息子と私の3人で寄りましたが、私は売り場を歩き回らずに入口付近のベンチで待機です。
  ここは立体駐車場から繋がっている3Fの入り口で丁度大きな本屋さんが目の前にありますから、へそ曲がりのジイサマを置いておくには丁度良いところだと思ったのでしょう。
 マア、私にとっても好都合ではある。

 さて二人が買い物をしている間に私は本屋に入りまして、、、貧弱ですが囲碁将棋コーナー
  並んでいる本を見て、「やさしく考える定石」「置き碁で上達」「基本は格言にあり」ですからこれは先日買ったNHK囲碁講座の書籍案内のページそのものですね。
 本の配給会社のリストとNHK囲碁ブックが連動しているのでしょう、きっと。
 そんなん事を考えましたが、思いついてNHKの各種講座テキストが並んでいるコーナーを覗くと、予感通りNHK囲碁講座6月号が並んでいたので購入。
 つまり水曜日に5月号を遅れて買って、土曜日にはかなり早く6月号を買ったと言うことです。
  こんなに続けて買ったのは初めてです。

 ところで5月号にも出ていたNHK囲碁シリーズの最新刊案内、「石倉流 必ず勝てる12の心得」がちょっと気になります。
 おそらく初級・中級の方が対象でしょうか?、基本的な心得などが12箇条が書かれています。
 基礎的なテクニック的な事も含めて、為になる筈ですし、初級者向けの言葉だとしても基本的な心得である以上有段者だって為になる・・・それは良いのですが、ここで皮肉な考えが頭を過ぎります。
 それは盾と矛の論理で、、、ここに「必ず勝てる・・・」とうたっているのが、、、。
  この本を読んでいる人同士が対局したらどうなるのか?
   囲碁は必ずどちらかが勝つようになっています。
 「先生の教えを深く理解していて、実戦に生かした方が勝つ」と言う事でしょうが、では「必ず勝つ」はどうなるのか?
 マアどうでも好い事を考える、暇人なんです私は。