なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

今日の雨

2010-05-20 00:07:31 | Weblog
 今日の雨は「春雨じゃ濡れて参ろう」などとオツに澄ますには、チト本格的に降っています。
  傘を持っている、あるいは傘を借りることが出来るのに敢えて「傘は使わない」と言う程度の雨・・・実は私は風流とは縁が無いけれど「ものぐさ」な性格なので、雨が降っていても少しの雨なら傘を使わない事もある。(現代は雨の中に危険な物質が混じる事も無いわけではないので、雨に濡れない方が好いらしいのですが・・・)
  その場合は、春雨に濡れても風邪をひかない程度に暖かくなっていて、ポツリポツリ程度でなくては困ります。
 帽子を被って、撥水仕上げのジャケットでナイロンのオーバーズボン・・・この場合は殆ど雨具ですから傘と変わらないような気がします。
 マア、自転車なら傘は危険なので、それよりは多少は濡れても好いと思うし、出来れば雨用の服装でなくてはいけないと思っています。

 さて、今日の雨。
  久し振りな気もするけれど、今年はよく降るような気もする・・・
 日本は割合に雨が多い方だと思うのですが、この場合年間降水量という物差しと、年間の雨日みたいな数字があるように思います。
 気象庁のように数値化して比較するのではなく、生活上「今年は雨が多い」と思うような物差しは多分「雨量」より「日数」の方でしょう。
 その場合、どのくらい降ると「雨の日」だと思うのでしょう?
  気象庁のデータを覗くと、0mm以上の降水を基準にすると2006年の東京で年間の半分以上の日がカウントされてしまい、これはいくらなんでもポツリ一つで「雨日」と言うことはおかしいですね。
 0.5から1mmの日数で120日くらい、1mm以上が106日ですから確率で3日から4日に1日は雨ですからこの辺りが「雨」の感覚でしょうか。
 でも、1mmの雨と言うのが普通の雨として、「このくらい降ると1mm」と言うのは難しい。
 雨空を見上げて「この降りは1mmの雨だから今日は雨の日」などとセンサーみたいな視力を持っている人はいないでしょう(気象庁の人は分かりませんが)から、どこかにそれぞれ「傘要・不要」を判断する基準があるのでしょう。

 そういう事で、「暇人」は窓の外の雨を見ながらボンヤリ考えています。
  水曜日は午前中に歯科大で歯の治療。
  10才程度の子供時代から歯科医さんとは縁が切れない・・・半世紀以上お世話になりっぱなしと言うことです。
 そう言えば高校時代の悪友が彼のお父さんの歯科医院を継いで歯医者さんになっています。
  「田舎に帰ったら一度顔を見せろ」と言われているのですが、何処となくその気になれない。
 勿論仲たがいなどしていないし、どういう風にやっているのか興味はあるのですが、私と同じ年になっている悪友のなれの果てを見ても・・・。
 多分彼の姿から自分の年をとった姿を見たくないのでしょう。
  ともかく、未だ顔を出していない。
 高校時代は年中一緒に薄暗いジャズ喫茶で一緒にくすぶっていたのですが、思えば話を交わしていたのではなく、傍にはいたけれど椅子にもたれて黙って聞いていた状態だった。
 昔からこういう時間・空間が好きだったようです。

 雨の午後、ネットで1局。
  幸いな結果で、自分で目標としている自分の”標準ポイント”にあと2勝となりました。
 以前にこのポイントから10局分負け越してから8局分回復したと言うことですが、、、こういう大幅ダウンの回復には2カ月近くかかってしまう。
 回りを見ると、以前互い先だった人が20ポイントくらい下がっていたり、逆に向こう先の人が今は白番だったりで、ゆっくりとではあるけれど変わっていくようです。
  気になる人が、、、向こう先で打っていた人が、そのポイントから50ポイントくらい下がっている!。
 一体何が起きたのだろうか?
 本当に同じ人?、同姓同名?

  私のリアルでの知り合いが脳卒中の後、棋力で3,4段くらいダウンしたことがあります。
 それでも彼は囲碁を止めなかったのですから、考えようによっては偉い。
  元、3,4子置かせていた人と互い先で打つこと数年、以前より2ランクダウンのところまでは回復した。
 好きな事とリハビリが一致していたのかも知れません。
  
 ともあれ、あと2ポイント、「力まずに何気なく」頑張らなくては