なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

2勝1敗(今のところ)

2010-10-06 00:00:32 | Weblog
 まだ10月が始まったばかりなので、星勘定には早いですが、スタートが良いに越したことは無い。
 マラソンなどではマイペースで行き、無理をせずに、終盤先頭グループの疲れを待って差を詰めて行く・・・確かにそういうペース配分はあるでしょうね。
 でも先に行った先頭グループのペースが落ちる保証無いし、後半自分のペースが上がる保証も無いのですから、そこのところが難しい。
 サッカーでは仮にほぼ互角の実力だとして、前半にエネルギーを集中して先取点を狙うペース配分はある。
 仮に先制できれば、後は守り切る方に重点が置かれる・・・とは限らないで、先制したことによって流れが更に良くなることだってある。
 リードされた方が追い付くのに無理をしてカウンターを食うことも有り得るので、実力は僅差でも結果は大差と言う事はよくある。
 それと私の贔屓チームの(敢えて失敗だと言いたいが)過剰にタイトなスケジュール対策で疲れている選手を休ませる場合。
 特に主力を試合の半分休ませる場合に、「前半ベンチに置いて後半勝負どころと見たら投入」という方法は常道のように見えて、たいてい失敗すると考える。
 私の持論(大したことは無いですが)では、半分使うのなら、前半に使わなければいけない事が多いと思っている。
 つまり主力を温存している形で、流れが悪くなっている事が多いので、勝負所と言うより必死の追撃に過ぎない事が多い。

 さて囲碁の方はマラソンでもサッカーでも無いのでスタミナは余り関係無い。
  主に「流れ」と言う事だと思うので、尚更勝てる時に勝って置く事が大事ですネ。
 マア、そんなに勝ち負けに拘るのでもないのですが、勝負事としてみたら、先に勝つ方が有利だと考える。
 マア高々10月の5日までで3戦して2勝1敗で偉そうに言う事でも無いけれど・・・先月若干勝ち越したのですから、今月も引き続き少しでも勝ち越すことが命題。

 ところで今日は私の白番で、地を稼ぐ進行。
  3隅を地にして、1隅が相手の地なので現ナマではリード。
 黒さんとは何度も対局しているので私の棋風はご存知で、中央で勝負という形になりました。
  私も当然真ん中の黒の勢力が働いてしまっては隅での稼ぎなどすっ飛んでしまいますから、黒地・黒勢力削減を目指します。
 私はこういう状況と言うか場面が大好きで、わくわくします。
  自分が既に獲得したポイントと相手の確定地らしいところを比較して、将来どのラインで相手の地が出来るなら逃げ切り可能か?。 
 相手に地が出来る時に、こちらにも多少の地が出来るのが普通なのでどの辺りがべスポジなのか?
  これを出来れば危険が少なく且つ最大限の効果を期待する。
 勿論目論見ハズレはよく有るにしても、こういう事を考えるのが好き。