なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

久し振り自己MAX.タイ

2010-10-25 18:13:41 | Weblog
 土曜日の出来事で、いつもの公園で20羽のカモに出会ったのはもしかしたら吉兆?だなんて、いい加減な事を書きましたが、それは決して対局相手を軽く見ているとか言う事ではなくて、自分の気持ちをいくらかでも奮い立たせるような気分で書きました。
 土曜日はなかなか同じくらいの相手の人と会えなくて、観戦に終始しまして、日曜日も昼間は似たような状況でした・・・朝早くから公園で遊んでいるので、ネットに接続した時に、たまたま他のメンバーとタイミングが合わなかったり、こちらが寝不足解消のために昼寝をしていたり。
 夕食後にTV番組で面白そうなのが無かったので、部屋に籠もってネット接続。
  丁度その時にYさんが「対局者リスト」に載っていたので対局申し込み。
 この時の点数差で手合いは向う先白からコミ6目半出し・・・これは私にとってコミの負担が少々きついけれど、『マアここで負けたら、次に何とか勝って、またMAXタイにリーチをかければいいさ』と言う開き直り。
 でも、『どうしても勝ちたい』とか『負けたくない』みたいな気持ちが無かったのが良かったみたいです。
 但し、碁の内容が良かったと言う事では無くて、いつもの私らしい内容になったと言う意味です。
 244手完ですから、アマでも比較的手数が短い碁でした。
  両者大模様ですから、ヨセとしては大味な感じはしますが、「大碁の小碁」と言いますか、地合い差は細かそうな碁。
 案外こういう碁も神経を使うものです。
  相手の大模様に負けたくないけれど、無理に打ちこむと持ちこみになる危険性は十分だし、さりとて相手の主張通り領有権を認めたらこちらも商売にならない!?
 そういう中相手のYさんが勝負手を放って来て、私の5子をコウ含みで千切りに来たのが最大の勝負どころ。
 仮に黒氏の主張通り千切られると、5子+ダメ5で15目分の価値、黒はこれに2手かかるので1手7目半の手があれば見合うのですが、ここにきて7,8目の手はそうそうはありません。
 と言う事で、相手のコウ立てが何目相当なら商談に応じる事が出来るかのそろばん勘定。
  これが両者の地が大きいので計算が大変でしたが、何とか細かいながらも残りそうな感じがしていたので、コウ立て5子の現物でコウを解消(つまり10目相当の現ナマ)。
 但しこちらが先手なので、まるまる10目の価値では無いので見た目より小さなコウ立てだったのかも知れません。
 終局して白2目半勝ち!!・・・久しぶりに自己MAXタイに到達・・・と言う事は次戦は自己新に挑戦です。
 また、カモを見に行かなくてはいけないカモ。