なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

M田さん、戦法を変えた?

2010-11-03 00:00:28 | Weblog
 月曜日の夕方に仕事から帰って一局。
  実はこのタイミングでネット碁を打つのは私としては珍しいのですが、マアなんとなく「打ちたいな」と思ったので、その気持ちの流れです。
  以前、職場がもっと近かった時には5時少し過ぎにコミュニティにいけたので、囲碁クラブの座敷を覗いたり、誘われれば打ったりしていました。
 一応座敷の使用時間が7時までなので、家に帰って夕食のタイミングが良かった。

 私は普段感じているのは、仕事から帰って直ぐに「さあ打つぞ」と言う感じで打つ時の成績は余り良くない事です。
  変な表現ですが碁相手を待っていた人に「やっと来ましたネ、さあ打ちましょう」と誘われた時に、「私でいいですか?」などと多少”及び腰”で相手をする方が結果は良いように思っている。
 コミュニティのリアルは言って見ればお稽古だと割り切ってしまえば打てる・・・これが勝負を賭けるような要素があったら打てないと思う。
  こういう割り切りと言うか余裕と言うか・・・
 向こう2子から4子の相手に誘われる事が多いからと言って、別に相手をなめているのではなく、そういう気持ちでないとこの時間に、仕事帰りと言う条件では打てないでしょう。
 気持ちはそういう事で、実際には負けても良いと思ったことは無いですが・・・。
  そういうコミュニティ的な気持ちの持ちようとネットでの気持ちは正反対。
 ネットは自分としては”勝負”と言うか公式戦では無いものの実名で、全国の人と打つわけで自分としての真剣勝負。(負けても不利益はありませんが)
 勝ってもポイントを1点貰うだけですが・・・。

 さて10月の最後の負で自己MAXタイになりまして、そこから●●●と団子三兄弟。
  これではならじと頑張って○○、ワンポイントダウンに戻しましたが月末対局●。
 MAX越えは出来ませんでしたが、そこから2ポイントダウンならマズマズでしょう。
  さて月も変わって11月の初めての対局が帰宅すぐの夕方対局で、相手はお馴染みのM田さん。
 この方が単なる同姓同名なんでしょうが、私の高校時代のクラスメイトと同じ名前・・・妙に親近感がある。
 しかも実際の彼は高校時代から控え目な、物静かなタイプだったのですが、碁風もそういう所を感じさせられる・・・(勝手な思い込みですが)。
 さて立ち上がりはM氏黒番で2連星で私が星+小目。
  いつもならお互いに2連星になることが多いのですが私の方が多少変えて、「場合によっては白で”中国流もあるぞ”の構え」
 これは相手のカカリを誘ったとも言える流れで、黒5は小目に一見高がかり、白6下ツケ。
  黒ツケ引き定石にせずにナダレ。
 かくて私の地で先行に対し黒氏の模様と言う形になりました。
  いつもですとMさんも地に辛い碁ですが、「辛さ勝負」では最近私の方が分が良かったので戦法を変えて来たようです。
 確かに私でもこう打ちたくなる所。
  但し、だらしがないことに私はナダレの変化に自信がないのでナダレにはしませんでしたが、そうなるとヤヤ及び腰で気合いが悪い分だけ押され気味。
 
 結果は中盤でコウがらみで勝負を仕掛けた事が効を奏して、何とか今月の初戦勝利とはなりました。
 これで次にM君と対戦する時はナダレ含み作戦でグレードアップして来ることが考えられるので、私もドロナワに近いですがそこの所強化しておかなければ、インチキ対応は粉砕されそうです。