なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

能力いっぱいいっぱい。

2010-11-12 00:00:10 | Weblog
 公園で野鳥観察をして、写真に撮っていると感じる事があります。
  ふとした弾みで、池の周りの藪の中とか目立たない所から写真を撮っていますが、要するに鳥が許してくれるなら、出来るだけ至近距離から、止まっている所や動きのある所を撮りたい。
 しかも、鳥が来る早朝の光の中でも、昼のきらきらした光の中でも奇麗に撮りい。
  しかし実際の場面は全面が池なので、反射光も有るしかなり難しい。
 尤も、始めたばかりの頃は、そういう事は全てカメラに「よきに計らえ」的にやっていたので、難しい事に気がつきませんでしたが・・・。
 多少なりとも人に褒められる(仲間とか家族での話で・・・)と、もう少し良い写真を撮りたいと思うようになるものなのです。
 そこで、ネットを覗くと・・・「とんでもない世界」を見ることになる。
  同じカメラでもデジスコと言うのでしょうか、まるで天体望遠鏡で地上の物を写している感じがします。
 鳥の羽根の1本1本がくっきり見える。
  勿論、失敗作の方が多くて、ネットで公開している物は撮影したもののうち僅かな成功写真だとは思いますが、それでも普通のデジカメとは別世界です。
 さて、私のカメラではこのレベルは到底望めない・・・軽自動車でレーシングカーを追いかけるイメージです。
 それでは、写真での遊びを止めるのかと言うと、到底そういう気持ちにはならない。
  池の回りで写真を撮っている人の中に、かなりの高性能のカメラで撮影している人も数人いて、羨ましくも有りますが、逆に通りすがりの人で4,5倍のデジカメで写真を撮っている人もいるわけで、要するにそれぞれの人の楽しみ方と言うことなのでしょう。
 
 デジスコの人も高性能のカメラの人もプロでは無いわけで、器材にそれでなくてはいけない必然性では無く、それぞれの楽しみ方と各自の予算に有った道具と言う事でしょう。
 私のは、オートズームと言う能力では優れているらしいのですが、そのほかの部分では相当苦戦を強いられています。
 それを、何処まで私自信の完熟度で乗り越えられるかが課題です。
  つまりシャッターチャンスを逃さない・・・光の補正を適度に行う、シャッター速度をどうするか、あるいは連写で狙うのか・・・。
 マア、初心者のエクササイズですがまずはこれを乗り越えなくてはいけませんで、週に3回は池の周りで失敗を重ねて悔しい思いをしています。

 考えてみるとこういう状況は囲碁の楽しみ方と似ていますネ。
  アマとして楽しんでいるわけですから、どういう楽しみ方をするのか?。
 どのあたりを自分の目標とするのか?
  それによって、ネットでもリアルでも交友と言うか、打つ相手も変わって来るかも知れませんネ。
 プロではないのですから、楽しみ方が問題ですが、その楽しみ方にもいろいろあると思っています。