なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

やはりオカシイ

2010-11-15 02:27:44 | Weblog
 「オカシイ」と書いたのは「可笑しい」でないからで、愉快な話では無いのです。

 最近いつもの公園の池に行くと、池の水面に羽毛が浮いていて風に吹かれて動いている。
  羽の部分も有れば、ふわふわとした部分も有る。
 たくさん風に吹き寄せられているわけではないけれど、、気になると言うか嫌な気分になるのです・・・。
 それは、この公園に住みついているノラ猫が公園に来る鳥を襲った可能性が高い。
  この辺りには猛禽類は見かけないし、通常の野生動物で鳥を襲うものはいない・・・例えばイタチなどは見かけない。
 夏の頃によく見かけたゴイサギの幼鳥もこういう災難に遭ったらしくて、羽が池の水面に漂っていた事がある。
 「向こうの方に羽が散っている所があった」と言う話を聞きました・・・『そう言えば、ゴイサギの幼鳥の昼寝スタイルを写真に撮った事がある。
 私が5メートルくらいに近づいて撮影しても、気がついているのかいないのか、ピクリともしないで寝ていたので『命がけの昼寝』だなと思ったものですが、状況は分からないものの、やはり被害に遭ったようです。
 ゴイサギの幼鳥は飛び立てば手の届かない木の上に舞い上がりますが、池の縁で水の中を覗きながら歩く所は非常にスローモーですから、こういう時に野良猫の待ち伏せに遭ったに違いない。

 今回の場合は、鳥のカメラ仲間の話では「先日帰りがけに、カモが猫にやられた場面を見た」と言うことなので、これはオカヨシカモかオナガカモらしい。
 普段は池の中で群れていて、猫の手の届かない所に居るのですが、人の撒く食べ物をもらおうと岸近くにやって来る事がある。
 この時に、油断があったか、ズル賢い猫に待ち伏せされたのか。

 猫の立場?からすると生きて行くためなんでしょうが、本来こんなに多くの猫が公園に居る事自体おかしい。
 ノラ猫は生物的にはイエネコで、人間に捨てられたのでやむなくここに住み着いているのだろうが、こんなに多くの猫が棲んでいられると言う事は、最初の「捨てられた」事に加えて「餌やり」などの人為的な要因も有る筈です。
 公園放送では「餌やりは御止め下さい」と言う事が流れますが、「公園が汚れる」とか「迷惑になる」とかの理由・・・毎日堂々と餌やりに訪れる人も数人いる。
 公園管理人も分かっている筈なのに、「放送」でしか言わない、あるいは立札だけ。
  
 餌やりグループみたいな顔見知りグループも有るみたい。
  共同住宅などで、自宅で飼えない代償的な行為の人、たまたま知っているのですが、最近まで老犬の世話をしていた人が今は野良猫の餌やりメンバーだったり。
 公園に来て、餌をやりながらノラ猫を撫でている人もいる・・・要するに公園に来て、都合の良い時にペット代わりにしているようです。
 「どうせ餌をやるのなら、鳥などを襲うような気にならないくらい、全ての猫が満腹するくらいやれば良いのに」と悪態をつきたくなります。
 マア、それではのら猫の子孫が増えてしまって収拾がつかなくなるでしょう。

 所でこの公園はと言うかこの公園もと言うべきか、公園に住みついている人がいる。
  人目につかない所にひっそりと・・・だけでなく、通りがかりに見えるところにブルーシートが見えたりもする。
 酷い時には昼間から道端で酒盛りをしていたり、路上(車は管理用車しか通りませんが)に大の字になっていたり・・・「文句があったら言ってみろ」と言わんばかり。
 これが、先日の国体の時には目立つ所の不法住人を移動させたり、通りがかりでは見えないようにしたりしたらしい・・・。
 それって何だか変ですネ。
  外見を気にした一時しのぎミエミエ。

 そうそう、鳥の話に戻ると
  先週の午後いつもの公園池の縁で見ていると、飛んできた鳥が藪の中に入ろうとして空中で急ブレーキ!?。
 バックして水面1メートルくらいでホバーリング。
  これはシャッターチャンスですが、実際には何事が起ったのか見ていました。
 藪に中に賢い?ノラ猫が居てと鳥を待ち伏せしていたのです・・・鳥は危ないところで危機脱出。
 「良かった良かった」と胸をなでおろしましたが、素直に喜べません。
 今後もこういう危険があることに変わりがない。
  今日は無事だったけれど、明日もまた危険があるかもしれません。
 これが、仮にハヤブサなどの猛禽類なら「それも自然」と考えざるを得ないのでしょうがノラ猫ですから困ります。

 そう言えば先日訪れた公園の林の中に、「タヌキに餌をやらないで下さい」の立札・ポスターがありました。
 『そうか、ここには棲んでいるのか』と分かりましたが、餌をやらない事は良いとして広いとはいえこの公園の林の中で「自然」に生きていけるのか?。
 『同族タヌキだけでは結局消滅するだろうな』などと思いました。