なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

たぶん健康的

2010-11-08 00:00:11 | Weblog
 私に限って言うと「健康的な」と言う事は似合わない人間だと思っています。
  十数年前に或る朝突然「今日から煙草は止めよう」と思い立って、禁煙を始めて以来煙草を吸う事はありませんが、それまで1日通常60本は煙にしていたので、考えて見ればそれまでに「人が一生で吸う分を既に消費してしまったに過ぎない」のかも知れない。
  もしその時止めていなければ今頃は・・・
 その後いくつかの欠陥が判明・病気発症して、今でも治療中の札がかかってる状態。
 持病を幾つも抱えていて、現代医学の力と数多くの薬で支えられているに過ぎない事は自分が一番良く分かっている。 
 ですから朝食後に飲む薬は10種類を越えていて、朝・昼・夕の食後は必ず服用する薬があり、且つ就寝前に飲む薬がある。

 そういう事なので、いつもの公園に早朝鳥の写真を撮りに行く時は、おにぎりとかサンドイッチのような朝食と一緒に食後用の薬を持参しなくてはいけない。
  出来るだけ決まった時間に食事をし、食後薬を飲むと言う事と、やりたい事をやるための融合策です。
 同時にミオコールスプレーのような緊急用スプレーと同時に低血糖対策の果糖の顆粒袋は必携。
 ですから一見健康そうな野外活動ではあっても、実は舞台裏から見れば芝居の描き割りみたいなものですネ。

 マア、それでも土日祝及び水曜日にこれだけ公園に通っていると、健康的と言う所には遠くても、体が野外活動に慣れて来ると言いますか、多少は良い事も有るかも知れません。
  野鳥写真そのものは、公園の中を歩き回って鳥を探すと言うよりも、期待できるポイントの藪の中に身をひそめる「待ち」スタイルなので、イマイチ健康的と胸をはれませんが、ともかく良い空気を吸い込んでいるとは言えるので、家の中で燻ぶっているよりは好いでしょう。

 さて昨日、女房殿からお達しがあった。
  いつもの近所の市立公園では無く、車で少し離れた県立公園に「家族揃って」行くと言う有りがたいお達し・・・家族の内なんです。
 従っていつもの野鳥写真公園は朝6時頃に出かけて、8時半に切り上げ。
  (実は帰る時に野鳥が来ていて松の木の中にいたのですが、泣く泣く諦め)
 県立公園の方は女房殿と息子は健康的にウォーキング
  ウォーキングなら近所でも好さそうなんですが、たまには新しいところやりたいのだそうです。
 私?、勿論ウォーキングには不参加で、公園の中の大きな池の傍にある「野鳥観察舎」に直行。(家族は、帰る時間に迎えに来る筈)
  ここは町の中だけれど、割合「自然」が残っている。
 ここは嘗て農林省の牧草などの研究用の農場だったと記憶しているが、今はスポーツ施設を含む総合的な公園で、池のあたりもちょっとした谷の底のイメージも有る。
 勿論遊歩道を歩いて野鳥観察も出来ますが、今回は初めてなので観察舎から池を見渡しました。
  大きな窓の中の内側に望遠鏡が10台くらい設置されていて池の中の鳥が良く見えます。
 この日はマガモ・カルガモ・カイツブリ・コサギ・アオサギなどが池の中に居て上空をヒワの群れが通過。
 ジョウビタキなども来るとか・・・後、名前が分からない小さな鳥を見ましたが、学芸員さんに上手く説明できませんでした。
 お目当てはカワセミですが「今朝は3羽程来ていました」との事・・・その後池の中の杭にとまっているのを発見(実は教えて貰った)。
 これは向うむきの写真しか撮れませんでしたが、杭から飛び立った一瞬を写真に撮ることに成功(本当はピンボケですが、素人としては嬉しい)。
  (連写の機能で、25枚連写の中の3枚ですから確率”低ゥ”)。
 私が観察舎を訪ねた時は訪問者が私一人でしたので、学芸員さんに専属で教えて貰う事が出来ました。
 その後双眼鏡の使用者で席が埋まるほど客が増え学芸員さんは大忙し・・・私も家族が無かに来たので約1時間くらいの観察でした。

 いつもの公園は人工海浜公園で、それに比べこちらはやや本格的な森林型の公園。
  そういう意味ではここに居るだけで、多少は健康に良い筈だし、、、そうそう公園の入口の駐車場から離れているし、最初の事なのであちこち迷いながら行ったので、3キロ以上はウォーキングをしてしまいました・・・結果ですが健康的ですよネ。
 マア、たまに行ってもダメかも知れないが、結果オーライの健康志向です。(行かないより良いけれど)
 但し健康的な週末を過ごした私は健康ではないし、健康的な事をやっていても健康を回復する確率は相当低い・・・限りなく0に。
 そこのところが問題。