なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

2000分の1秒でも遅いらしい。

2010-11-30 00:00:58 | Weblog
 私の先週の成果らしき写真は・・・
  池の周りの松の中に狙いの鳥が隠れていまして・・・その松に正対する形で対岸の茂みに私が隠れて居ました。
 私の読み・期待はその鳥は木の真下の水面に向かってダイビングする・・・少し離れた池の中にアオサギが居るのでそちらには行かないだろうと言う読み。
 本当は読みと言うより半分以上はギャンブルです。
 鳥としてはダイブしないで飛び去ることだってあるし、その場合左右のどちらに行くかは分かりません。
 それに木の茂みの後ろ側から抜けてどこかに行くかも知れない。
 しかし全ての事に対応することは無理なので、せめてダイブの一点張りで勝負するしかないのです。
 距離は約10メートル、ズームで最大倍率のしてしまうと画面が小さくなるので,余り倍率を上げないで広めに構えるしかない。
 しかもダイビングするならこの水面と言う決め打ちでセット。
  シャッタースピードは2000分の1。
 これが私のカメラでの最高スピードなので仕方がない・・・いつもの池に来る(仮に)Aさんの器材は凄いから3000分の1で撮れますが、これは今の私には無い物ねだり。
 池の照り返しとか、光の具合で補正値を調整し、後は動きを逃さずにシャッターを押し、そして運任せ。
 決定的な瞬間を逃してはならないとシャッター半押し状態で、水面にピントを合わせて・・・この状態でシャッターを押すと2000分の1秒のタイミングで写真を撮る・・・60分の1秒の間隔で6連写出来る筈。
 
 これまで数カ月間、こういうチャンスをことごとく外して来た。
  ダイビングは撮れないし、飛び立つところも、ホバーリングもイマイチでした。
 この日は、まぐれで狙った水面にダイブし、一応シャッターチャンスは私としてはピッタリに近かった。
 撮影後モニターで確認すると「派手な水しぶきが上がっている写真」が1枚。
  日の光を浴びて光っている丸い水の玉が飛び散っている写真・・・6連写の内の1枚目がコレで、残りの5枚は家でパソコンで確認するしかない。
 ベテランの人に見せると「これは丁度水の中に入った瞬間だから、続きの写真が楽しみですネ」などと嬉しい事を言って貰いました。
 実際に家でパソコンにデータを移す時はドキドキ状態。
 ①コマ;水しぶきが大きく上がる場面・・・水に球が光って奇麗ではある。
 ②コマ;水しぶきが小さくなっている・・・多分少し深く入った?
 ③コマ;水面近くが少し盛り上がって、下から鳥が飛びだす前兆。
 ④コマ;水面に青い羽根とオレンジの体が見え、体は水から出る所
  さて問題の⑤コマ目
 ⑤コマ;水面に出た鳥が飛び立つ所!・・・残念・・・鳥の長い嘴が画面から飛び出してしまいました。
 その差はおそらく5センチくらいでしょう。
 ⑥枚目は僅かに水玉が飛び散る水面。

 これだから、きりが無いのかもしれません。
  枝とか岩に止まっている姿の写真で満足出来ればとっくに終わっている。
 動いている所を撮りたいと、毎日失敗を繰り返しています。
  それも器材はランクアップできないので、運に頼って多少は腕が上がる事をいのりながら・・・これからもきっとそれが続きますネ。
 それにしても2000分の1秒でも動いている所は難しい!。