なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

見事!?いや運のみ

2010-11-05 00:00:10 | Weblog
 3日の文化の日にはいつもの公園の池の縁の芝生の上で、早朝から3時間余りと午後の3時間を座禅?状態。
 これで何か頭の中の状態とか、健康状態が良くなるわけでは無いのですが、ひたすら鳥を待ち続ける修業みたいなものです。
 期待通りにならなくても、私が勝手にやっているだけの事で誰に文句を言えるわけでなし、通りすがりのウォーキングの人に「なんともの好きな」と思われてもひたすら無視して耐えるのみ。
 天気が上々の割にはシャッターチャンスは逃すわ、ウォーキングの人の足音で待っていた鳥には松の木に隠れてしまうわ・・・しかしこれも”みんなの公園”ですから修業の内なんでしょう。
 それでもイソシギとかハクセキレイ、シジュウカラなどがやって来たので、遊んで貰っていたと言う感じです。

 尤も祝日なので、はじめから半分は期待できないので、マア仕方がないと割り切る。
  一日に6時間もタダで遊ばして貰って文句は言えません。
 早朝から遊んでいたので、座っている事が多いので殆んど体は疲れてはいいませんがかなり眠い・・・朝早くからいえを出て、昼寝もせずに遊んでいました。
と言う事でネット碁はほぼ観戦オンリー。
 こういう目いっぱいに遊んだ日、しかも睡眠が不足の日は囲碁危険日・・・対局しても、自分では自信を持って打った手が一瞬で『なんだコリャ!?』になることが多い。
 『考えに考えて打った手が、ダメ詰まりに頭から突っ込んで行く自殺手』だったりすることがある。
 今、自己MAXにあと1勝なので、対局時のコンディションを大事にしなくてはいけない。
  相手は相対的に強い人と打つ確率が高いし、いつもの顔見知りでもハンデがきつくなっている可能性が高いので、せめて自分の条件でハンデを負ってはいけませんね。

 それで祝日明けの4日の夕食後にネットで対局しました。
  相手のしから人は時々打つKさん・・・ほぼ同じくらいの棋力だと思うのですが、今日は向う先で白番半目コミ出し・・・この分がハンデがキツイ。
 内容はかなり地の競り合いでお互いに模様を張らせない感じの碁。
  Kさんはよく考える・・・マアネット碁ですから時間の消費=考慮時間かどうかは分かりませんが、考え所で時間を使うのですから状況的にコーヒータイムではないでしょう。
 持ち時間45分の碁ですからアマとしては標準的な持ち時間だと思いますが、彼は持ち時間の幅を有効に使います。
 私はと言うと、、、考えない訳ではないのですが、彼がかんがえている時間を有効?活用しているので数字的に考慮時間の減り方が少ない。
 こういう感じってよくありますね、、、私は相手の考慮時間を借りている感じ。
  肝心の碁の方は相当細かそう、、、中盤から終盤、大寄せ前に何度も数えるのですが結論が出ない。
 少し余裕があるように思うのですが数え直すと、良く分からない、、、。
  結局2,3目残るので、1目半勝ちだろうと自分なりに結論・・・これが実は間違い。
 ヨセの最後に残された半コウを巡って延々とコウを争いまして・・・これが結果的に最後の勝敗を分ける勝負どころだった。
 私は多少余裕があると錯覚していましたから『半コウを譲って終局にしようか』と思ったのですが、『何十目も良いわけではないので、譲る程の余裕では無い』し『敢えて損をする謂れも無い』と言う事で延々と徹底抗戦。
 最後コウ立ての差で私のツギ番。
  終局して白半目勝ち・・・と言う事はこの半コウが勝負を分けていた・・・コウ立て1つの差。
 仮に損コウを打ったら負けだった。
  かくして運良く自己MAXタイに復帰しまして、次の1戦で「新」を目指します。