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自分を将に例えるのはおこがましいですが、言葉のあやですから勘弁してください。
そういうことで兵を語るのですから、結果は知れています・・・
そしてただ語るのではなくて厚かましくも”大いに語”のです。
そう今日は「趙治勲杯囲碁大会」に行ってきました。
初めに大きな勘違いを訂正しておきます・・・前にこの大会は小さな8人ごとののグループで行われるような事を書きましたが、4連勝が一人だけ出るという条件ですから、8人ではなくて16人ごとのグループで行われます。
お恥ずかしい勘違いでした。
それと「団体戦」=3人チーム、「ダブルス」同じ会場ですが別のフロアーで行われていて、結局は見学できなかった。
ただ、これらはどうも子供大会の中で行われているか、親子チームみたいなようです。
それも良いけれど、大人の大会の取り込んで欲しいと切に思うのです
その理由はあとでお話することに関係あります。
さて日曜日なのに、囲碁の行事があればきちんと目が覚めます
会場で、聞くともなしに聞こえてきた話では、「夕べは眠れなくて今朝の4時ごろまで・・・」という人もいる。
年配者でも子供時代の遠足や運動会の前日と同じですね
私は朝8時前に家を出て、京葉線で2駅です。
充分睡眠は取ったし時間の余裕はあるし・・・こういう準備万端の時は得てして結果が出ないという皮肉な予想もある。
案内状に9時までに受付を済ませてくださいとあったから、9時15分前に会場到着は模範的な参加者でしょう
でもまだ参加者はちらほらです
「9時までに受付」という注意書きより「9時30分開会式」の方で皆が集まるようです。
それで、この「受付」で大分味悪な問題点がありました。
先に述べたように16人ごとの小さなグループでトーナメントのようなスイスりーグのような棋戦です。
A<4段から6段>
B<初段から3段>
C<級位>の3ランクでAはA1、A2・・・A5くらいまでBはB1からB10くらいまであって、Cと子供大会は別フロアーなので分からなかったけれど、総数360人くらいだそうです。
それでA,Bなどのグループ分けは・・・なんと”受付順”だった。
だから来た順に決まっていく・・・いかにも合理的なんだけれど、人によっては受付の状況を見ながら、メンバーの顔を見ながら受付を控えたりしているそうです。
エントリーしている人が必ず参加するかどうかの保障はないし、受付の手間を考えたらこれが合理的なんでしょう・・・しかし、いかにも事務的だし、グループで同じ組に集まって入ったり、逆に強そうな人がいると別の組になるようにしたり・・・そこまでの努力をするのなら認めてしまう?
でも組み分けは抽選が良いのに・・・
何だか事務の都合優先ですね
それでまあ16人が一応来た順に決まります。
会場は長テーブルを挟んで4ずつが座ります、それでこれが2つで16人
それで、偶々そこに向かい合った二人が1回戦の相手となり・・・
1回戦○同士が、×同士が2回戦ということでお隣同士が、相手を変えて対局
次は○○同士、○×同士、×○同士、××同士となり4回戦はとなりの列と交流して全勝の人は表彰状+盾が出ます。
マア4勝しないと参加賞だけですから、どういう順番で当たっても同じといえば同じなんですが・・・
問題は、全勝しなければ午後は無駄と思うとか、どうせ参加賞以外はもらえないと思うとかなんでしょうね。
今年も大勢いました。
ともかく午前中に2局打って1敗でもすると、お弁当とお茶を貰って、午後の対局を放棄する人が結構いる。
何かを貰うために打つのではないのだから・・・
こういう人が居ると、相手が居なくて困る人が出てきます。
大会は、成績と関係なく一人が4局打つことで進行するはずなのに
ともかく懐かしい人と旧交を温めたりして一日を碁で楽しもうという人と、何かをもらえないから帰るという人が混じっている。
こういう人たちは(私としては不心得者だと思いますが)その人たち自身の問題であって、主催者は責任が全く無いと考えているだろうか?
そこのところは微妙です。
主催者がやりやすいというか、安易な運営方法を取っているというか、より多くの人が楽しめるように改善しようといているとは思えないところにも問題があると思うのですがね
この辺の改良案は?思いつきですが、
寧ろ”負けたらお終い”ということを前提にしたらどうだろうか?
1敗ではなくて2敗で失格制
ここで二つのやり方があるように思います
① 4回戦を5回戦に変える
午前中に2局打ち1敗ならば午後の3回戦に進める。
そして2敗すれば失格となり、4連勝あるいは4勝1敗ならば表彰
昼休み時間については従来の1時間を30分に短縮するか、敢えて昼時間を決めないで、空いている時間に取るようにする
こういうのは少々乱暴だろうか?
② 4回戦は変えない場合、従来の表彰規定を変えて、3勝1敗でもミニサイズの表彰状を出すとか・・・ともかく2敗しなければ良いという。
逆に2敗した場合は大会開催時間内は碁会所代わりに対局できるというのはどうか。
「全敗だろうと4回戦打ちなさい!」というのより好いと思う。
そして例えば午後からは2敗者あるいは希望者による、持ち時間15分くらいの9路盤トーナメントとか・・・
ともかく「消化試合的な対局よりは好いはずですし、今回も指導碁を打ってくれた加藤朋子五段、松本武久六段のコーナーに集中できますし・・・
ただで遊ばせて貰って、お弁当やお茶を貰ってその上記念品まで貰ってブツブツ言っています。
ところで前回の参加賞は「趙治勲先生の扇子」・・・やや小ぶりの”女持ち”かレプリカサイズ。
今回はタオル・・・これは扇面みたいに中央に(多分)「遊心」とある。
なるほど今回も扇子かなと思っていたので少し嬉しい
嬉しいついでに言ってしまうと、これは長いタオルなのでお風呂用?
ハンカチ王子ではないけれど、揮毫入りのハンカチタオルの方が嬉しいな
いつも持ち歩けますから。
マア文句の多い爺さんです、私は
そうそう、昼休みに指導碁コーナーを覗いたら、両先生は食事中で内掛け状態でした。
数面の打ちかけの碁盤が並んでいましたが、そのうちの一つが知り合いのS氏。
彼はコミュニティーで私に3子で挑戦してくる人です。
盤をみるとどうやら4子局・・・(声には出しませんでしたが)いいのかなこんなに置石が少なくて
この碁は松本先生の指導碁ですが、以前加藤先生の指導碁で4子で教わり、先生が投了する時「失礼しました」といったとか・・・
「それに先生だってあまり置石が多いとつまらないでしょう?」と、彼は何だか勘違いしている。
だから・・・私は思わず言わなくても好いことを言ってしまった。
「Sさんが先生に4子で渡り合うなんて、私も鼻が高いです」
私に3子で勝率が悪い筈だから、この4子はおかしいな
プロの指導碁の置き石数とアマの勝負碁みたいな対局の置石数は基準が違うのを承知しているのに、ついつい。
それに盤面を調べて、中盤戦でかなり細かい!
「もう、こなされているね!!」
午後の部が始まると彼はすぐに戻ってきました
「エッ?もう指導碁は終わったのですか?」
彼の返事は「先生が来る前に崩してきました」
私、一言多かったな。
さてさて私の成績はというと2勝2敗で目標とした3-1を下回ったのですが、可も無く不可もなし・・・いや少し寂しい
それでSさんにやつあたり気味だったか