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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

上手く行きすぎている時は要注意

2010-05-17 00:44:20 | Weblog
 囲碁でも、自分の思惑通りに相手が反応してくれて、想定通りに事が進むかのように見える時は要注意です。
 それは勝負としては大変結構な事ではあるが、内心『こんなに上手く行って良いのか?』と言う気持ちが頭の隅を過ぎります。
古い表現では「盆と正月が一遍にやって来たような景気の良さ・・・」
 脊中で意地の悪い悪魔が「必然の進行では無くて、相手がお前に騙されているだけだぞ!」と聞えよがしに呟きます。
  上手く行っているようでも、相手からこちらの読みに無い反応が返ってきたりすると、突然今までのルンルンが一気に崩れてしまう事も多々ありで情けない。
 それに、変化の想定メニューに『こういう反応だけは困るかも・・・』という部分があったりして、しかもそういうところはきちんと読んでいわけで、当然相手が突いて来てこれまでの青空が一転土砂降りの雨に変わる。
 ザルの読みと言うものはこういうものであるという典型です。
  荒い網目の読みだからザルと言うのだと開き直るしかないですね。

 ところで、女房殿のパソコンが届いて、無線ランのセットも終わっているのですが古いパソコンが居間の隅に置いたままになっています。
 ですから一時的に3人家族でパソコンが4台・・・マア古いものはワープロ代わりにしかなりませんが。
 「アレ、新しいのを買った時に店で引き取り処分をする約束で処理費用を払ってあるのでは?」と思っていたのですが、結局トートバッグに入れて店に持って行くことになりました。
 どういう経緯でそうなったのかは知りませんが、新品の配送の業者が古いものを持って帰るのでは無かったのか、単に業者さんが引き取り忘れたのかは分からない。
 ともかく大型電気店に古いパソコンの処分で持ち込み。
  手続きが終了後にデジカメを見ることになったので私としては悪い話では無いのかも・・・こういう事に釣られてしまう自分が子供っぽいとは思うのですが、目の前にニンジンと飴玉を吊るされると弱い。
 内心ニヤリですが、悟られないように冷静に、尚且つ「場合によっては買うよね」と言う程度の態度で・・・この辺りの駆け引きが難しい?。

 売り場で店員さんの説明を聞く。
  女房殿が「初めてなんですが、使いやすくてそこそこの機能がついている物を教えて下さい」
  ズームに広角、接写機能は欲しいから説明が無いと困ります。
 売り場にはニコン、コニカ、カシオなどの製品がそれこそズラリと並んでいるので素人には溺れそうなくらい。
  それぞれに説明がついているのですが、これをいちいち読んで行くのも大変ですし、読んでも素人としても理解しにくいのが悲しい。
 つまり店員さんに「お勧めはどれですか?」になる。
 最初の1台目はそういうものかも知れません。
  こちらは初心者ですから、店員さんの言いなりと言うのは情けないけれど、最終的に支払いを決定するかどうかの権利を保留しつつ、説明を聞くしかない。
 後は店員さんの知識・善意に運を任せるしか無いのです。

 ともかく初めは見るだけだったのが「場合によっては買う」に風向きが変わっていた。
  値札に「現金特価」という文字が書かれていて、「今日は現金を持っていませんから」と言われていたのが「カード決済=現金扱い」と言う事で流れが変わったようで、「値引きでしかもポイント」という辺りが決定打だったのかも知れないが・・・
 どうやら上手く事が運び過ぎている。
  そうだもう一つ決定打があったのです。
 「これを買って、近くの海浜公園とか花の美術館とかを歩き回るのですよね!?」
  『デジカメに万歩計内臓でなくて好かった』
 しかし、デジカメ→ウォーキングと言う変換なので喜んでばかりもいられない。
  これがきっかけでウォーキングの習慣が出来る好い機会なのか、恐ろしい取引なのか・・・さて進行が読めない。
  

囲碁講座6月号

2010-05-16 02:42:07 | Weblog
 私はひとの買いものに付き合うのが苦手ですから、もう長い間女房殿の買いものに付き合っていません。
 後をついて歩いて、興味のない品物を義理で見ているうちに徐々におかしくなる。
  初めのいうちはオツキアイだと割り切っているつもりが、そのうちに何時までも続く苦行みたいに感じられるようになり、だんだん不機嫌になるのです。
 そういう事で、今日は近所の大型スーパーに女房殿、息子と私の3人で寄りましたが、私は売り場を歩き回らずに入口付近のベンチで待機です。
  ここは立体駐車場から繋がっている3Fの入り口で丁度大きな本屋さんが目の前にありますから、へそ曲がりのジイサマを置いておくには丁度良いところだと思ったのでしょう。
 マア、私にとっても好都合ではある。

 さて二人が買い物をしている間に私は本屋に入りまして、、、貧弱ですが囲碁将棋コーナー
  並んでいる本を見て、「やさしく考える定石」「置き碁で上達」「基本は格言にあり」ですからこれは先日買ったNHK囲碁講座の書籍案内のページそのものですね。
 本の配給会社のリストとNHK囲碁ブックが連動しているのでしょう、きっと。
 そんなん事を考えましたが、思いついてNHKの各種講座テキストが並んでいるコーナーを覗くと、予感通りNHK囲碁講座6月号が並んでいたので購入。
 つまり水曜日に5月号を遅れて買って、土曜日にはかなり早く6月号を買ったと言うことです。
  こんなに続けて買ったのは初めてです。

 ところで5月号にも出ていたNHK囲碁シリーズの最新刊案内、「石倉流 必ず勝てる12の心得」がちょっと気になります。
 おそらく初級・中級の方が対象でしょうか?、基本的な心得などが12箇条が書かれています。
 基礎的なテクニック的な事も含めて、為になる筈ですし、初級者向けの言葉だとしても基本的な心得である以上有段者だって為になる・・・それは良いのですが、ここで皮肉な考えが頭を過ぎります。
 それは盾と矛の論理で、、、ここに「必ず勝てる・・・」とうたっているのが、、、。
  この本を読んでいる人同士が対局したらどうなるのか?
   囲碁は必ずどちらかが勝つようになっています。
 「先生の教えを深く理解していて、実戦に生かした方が勝つ」と言う事でしょうが、では「必ず勝つ」はどうなるのか?
 マアどうでも好い事を考える、暇人なんです私は。
  

二子で勉強

2010-05-15 00:31:26 | Weblog
 つい数日前にNHK囲碁講座の5月号を買いました。
 もうすぐ5月も半ばなのに、どういうわけか5月号を買い忘れていた・・・普段ならば前の月の20日前後に買う習慣なのに。
 マア、テキストを見ながら勉強していると言う事でも無いので、多少の遅れは気にしない事にしますが、こういう時に『今まで続けて買っているので当月号だけ無いのは何だかおかしい』という気分になるのが面白いですね。
 ともかく囲碁関連の記事が出ている雑誌と言う事で、しかも530円で楽しめるので買い続けています。

 この雑誌の中にNHK囲碁シリーズ・出版物の宣伝のページがありまして、過去の囲碁講座での内容が本になっている宣伝のページがあります。
 そこをチラッと見たら「置き碁で上達」というタイトルが目に入りました。
  講座の内容については記憶にありませんが、武宮陽光、矢代久美子両先生がやっていたと言う事は思い出しました。
 おそらく初級・中級対象だったかと思いますが、はっきりしません。
  
 リアルでもネットでも、置き碁が好きな上手・下手に石を置かせて打つのが好きな人、逆に置き碁で上手に打って貰うのが好きな人が居れば逆に置き碁の嫌いな人もいます。
 「置き碁で下手と打つと碁が下手になる」と思っているのだろうかと疑ってしまう人(本人の自由でもありますが)、こういう心理の裏返しとして「同じくらいの人とは余り打たないで、上手に打って貰うのが好きな人」かも知れませんね。
 私としては、たくさん置いて教えて貰った事が無いので逆の立場で5子とか6子の置き碁の白番はどうも逃げ腰です。
 好き嫌いより、怖くて打てない感じ。
  3子くらいの碁はたくさん打って貰っていますので、これは恩返しの意味もあるので声をかけられたら出来るだけ打つようにしています。

 と言う事で私としては「置き碁」と言うと、置かせる感覚では3子くらいからで、自分が置く場合は2子くらいからです。
 向こう先の2子は「置き碁」という感じはしない・・・2子局は2つ黒石がある局面で白が先で打つ感覚でしょう。
 コミュニティなどではクラブの部屋に顔を出すと「一局!?」と声がかかれば「良いですね」となって、この場合は互い先より向こう3、4,5子くらいが多い。
 この場合は相手が適当に判断して置いてくれれば好い・・・私は最善は尽くしますが、勝つことが目的では無いので多少気が楽。
 ネットの場合ですと「なかよし棋院」で無い限り「勝負」と言う感じですので、「気持ちよく負ける」わけにもいきません。
 と言うわけで、ネットではここ数年は3子局以上は打っていません。
  自分が置かせる立場では「苦労」の感覚で置く方の立場で考えると、『相手の方は同じくらいの人と打ちたいでしょうネ』『私はその対局を観戦させて貰います』みたいな感じす。
 そう言えば、かなり昔牛(ニュウ)先生姉妹に3子、2子で教えて戴きまして・・・2年くらいの間に100局近く打って戴いたのですが、指導碁で勝率を云々するのは変ですが、確か一桁パーセントだった筈です・・・それも0に近い。
 要するに手合い違いなんで当然の結果だし、加えて恐らく教えてくれる先生の方が「置き碁で鍛えられた」と言う経験が少なかったのでお客を喜ばせる気などない(想像ですが)。
 (若いプロの先生・外国のプロの先生はそういう感じ・・・それはそれで気持ちが良いです)

 尤もネットでもたまには2子局は打っています・・・と言っても最近の200局の中で17局ですから割合では1割未満。
 では、どういう時に打つかと言いますと。
  自分に気合を入れるような感じの時でしょうか・・・自分が2子置く時も置かせる時も同じです。
 自分が2子置く時は、2子置いた状態でスタートし、気分は互い先の気分で打つ。
  初めのハンデが物を言う筈ですので、「無理をせず、且つ緩まず」に打つ練習。
 置かせる場合は、ほんの僅かずつであっても追い上げて行く練習で有り、隙を見つける練習。
  マア矛と盾みたいなものですがそういう気分で打って、、、平手とは違った新鮮な気分になるのです。
 結果は、置いた場合4勝2敗、置かせた場合6勝5敗。
  概ねイーブンと言うところでしょう。

抜歯予定

2010-05-14 02:38:46 | Weblog
 通っている歯科大で先生が「この歯茎の下に歯の根が残っていて、この辺りを歯磨きしても奇麗にするのが難しいですね」「将来骨と癒着したり、虫歯・歯周病の原因になる可能性があります」との事で、奇麗に処置=抜くことになりました。
  抜歯と言っても歯茎の中に隠れている根っこの事で、収穫が終わった畑の整理みたいなものですね。
 ブラックユーモア風に言えば『将来の心配をしてくれるのですね』と言いたいところですが、お世話になっている先生方とそこまで親しくは無いので、これを口に出したら「嫌な患者め」と思われるので、冗談は慎まなくてはいけないと心の中で呟きまあす。
 但し前回ここで抜歯した時のことは話して置かなければいけないので、その時の事を話しました。
 前回抜歯は「補綴科」「保存科」では無くて口腔外科の手術室で行われたのです。
  糖尿病+心臓疾患と言う事で、通常の薬の服用をチェックし、抜歯はモニター付きスペシャル?。
 1分ごとに血圧・脈拍・呼吸数などを自動的にモニターしながらの手術でした・・・椅子の上で口を開けているのですが部分麻酔なので自分の血圧などの数値を表示がよく見える。
 こういう状態は手首から管を入れたカテーテルの時も、自分の血管の様子が見えていたので、似ていますね。
 受けている本人としては安心と言うより、かなりオーバーな感じでコソバユくて片方の頬がひきつる思いですが、担当の先生たちとしては万一が怖いのでしょうね・・・有りがたい事ではああるけれど。

 今回もどうやらその部屋で行われることになりそう。
  事前に手術の同意書にサイン・・・ここまでやると何だか不安を感じたり。
 尤も私が先生に「心臓は3本の血管の内1本の血管50%で生きています」とか「要バイパス手術寸前」などと脅かしてしまった結果かもしれません。
 「食物アレルギーはありますか?」
 「麻酔薬で気持ち悪くなったことはありますか?」
 そういうアレルギーは無いけれど、あの注射針が刺さる瞬間の「チクッ」は嫌いですね・・・あれが無ければ問題ないのに。
 全く本質とは違う部分でビビっている。

 さて先生方が慎重に進めてくれるのは、こそばゆい気持ちだけれど有り難くもある、、、しかし、もしかしたらそうせざるを得ないほどのジイサマの状況か?。
 楽天家でもあり疑い深くもある。
 

 

気になる武蔵のCM

2010-05-13 02:15:20 | Weblog
 最近TVCMで気になるものがあります。
  アニメの作品紹介なので、これも放映予告と言うかCMの一種ですよね、放送作品も品物の内と言う事で。
 最近自分のブログで「きっと武蔵」という文を書きましたが、たまたまその武蔵をテーマにしたアニメのTVCMがありました。
 割合有名な方が作ったものなので、(有名な人の作品だから全て信用出来るみたいな論法になりそうですが真意は違います)緻密に作られている筈ですが、どうにも気になる部分があります。
 いや、ほんの些細なところなんですが、戦場で武蔵と思しき若者が走っている場面があって、ここでナレーションがかぶって来ます・・・「”ぎゅうどうしゃ”だったのか?・・・」。
 2,3回この映像を見ましたが私には「ぎゅうどうしゃ」に聞こえる。
  もしかしたら私が耳が悪いのかも・・・それは十分にあり得ることですが。
 こういう細かなところが気になる性格。
  調べると「ぎゅうどうしゃ」は「牛同社」などと変換されて意味不明。
 おそらく求道者の事を言っているに違いないと思うのですが、もしそうなら間違いかどうかは別として一応意味は通じていると言うことになる。
 ただし、納得がいかない部分は残ります。
  私の記憶では「求道者」は「ぐどうしゃ」と読んだ筈なんですが・・・
 ネット検索では「きゅうどうしゃ」も「ぐどうしゃ」も「求道者」に変換される、、、と言う事は「重複」を「ちょうふく」でも「じゅうふく」でも正解とするようなものなのかも。
 重複の場合私が子供のころは書き取りで「ちょうふく」でなくては×でしたが、いつの間にか「じゅうふく」も正解にしようと言うことになっていた。
 言葉は変化すると言えば何か真理っぽいけれど、実際のところは「良貨は悪貨を駆逐する」のような感じです。
 さて「求道」の場合は、昔から並立していたのか、あるいはどちらかが最近の物なのか・・・少なくとも「ぎゅうどう」は無さそうです。

 ところで宮本武蔵には子供時代の思い出があります。
  父の本家の従兄弟がこの吉川英治の宮本武蔵を全巻持っていて読ませて貰いました。
 紺色の表紙で和綴じのような体裁だったと記憶しています。
  そうそう宮本武蔵=宮本村の出身で本名新免武蔵、たしか友達が本位田又八。
  沢庵和尚が若い頃の武蔵に「武蔵、弱くなれ」と叫ぶ場面・・・うーん懐かしい。
 
 「ぎゅうどうしゃ?」・・・こういう疑問は余り口にしにくい。
 多分家では「どうでもいい事でしょう」と言いそうな偉い人がいる。
  子供に物を伝える商売なのに「どうでも良い」は無いでしょうとは思うのですが、「変だな」と思いつつも、長い物には巻かれている方が平和かも知れません。

エーッ?代表ザル碁的解釈

2010-05-12 06:58:13 | Weblog
 いつもは日付が変わる頃に更新するのが日課ですが、ぐっすり眠ってしまって気がつけば朝でした。

 ところで発表になりましたね。
 月曜日は仕事先で、午後はインターネットに接続したままにして置いたのに、結局覗く暇も無かった。
 それくらい忙しかったと言うよりは・・・仕事が面白かったのでWCメンバーの方は忘れていたのです。(古い話;小学校時代に授業で面白い事を教わった時は、次の休み時間も一人で続けていたものです。だから周囲からは”ガり勉”なんだって」と笑っていました。ともかく面白ければ止められない性格なのです)
 アンビリーバボではあるけれど、私の性格では一つの事に夢中になると他を忘れるのです。
  家に帰ってメンバーチェック。
 感想は一言で言えば「今度のWCも普通に負ける」。

 昔、世界アマ選手権で2位に入った韓国の方に、親睦囲碁大会と言う事で互い先の白番で打って戴いた事を思い出しました・・・ああいう感じです。
 私のようなザル碁と、仮にもプロのサッカー選手を同列で考えるのは申し訳ありませんが、、、
 例えばもし市内アマ10傑戦があったとして、、、参加が許されたとしてまずは入賞は無理で、100傑と言う事ならもしかしたら運が良ければランクインするかも知れません。
 トップクラスの力量差は歴然としていて、これは最初から野望は抱きませんが、100傑辺になると案外その日の風次第なところがあるように思います。
 県のアマのトップクラスならプロに2子・あるいは先コミ貰いで打てるかもしれませんが、そういう人が多分10位以内レベルでしょう。
 そこから更に2子あるいは3子では実力差が歴然としている・・・従って世界アマ2位と言う事はザルから見ればほぼプロレベル同然・あるいは半歩手前、仮に3子がリーズナブルな手合いだと仮定するなら、互い先の勝敗は火を見るより明らか。
 まあ、こういう場合は上手の方が緊張するでしょうが、あてにならない期待です。

 いろんな競技で概ね個人戦は番狂わせは少ないでしょう・・・サッカーの場合は大人数の団体戦で他の種目よりは番狂わせ・ジャイアントキリングが起きやすいとは思うのですが、しかし、これは単に振り返った結果であって偶然では無く、ジャイアントキリングを狙った結果で、稀に成功した事だと思うのです。
 私の見た印象では日本代表は「世界スタンダード」に2子レベルだと思うのですが(もしかしたら3子)、いつの間にかマスコミに煽られてか、あるいは協会幹部の思い違いで先くらいの手合いだと勘違いしているように見えます。
 (世界ランキングと言うランキングは当てにならない・・・)
 もし実力差が常先なら普通に互い先で対戦して、もしかしたら勝率2割くらいはあるかもしれません。
 従って予選リーグで3戦の内一つ勝てるかもしれません(あくまでも確率で)。
  でも仮に2、3子の手合いの相手と互い先で対局した場合に、引き分けも難しいと思うのです。
 
 サッカーの試合は当然0-0でスタートします。
  仮に前半はそのまま進行して後半に1点奪われて負けたとしますと「前半は0-0で互角だった」が「後半痛恨の1失点で負けた」と言うコメントが妥当と言えるかどうか?
 確かに善戦空しく・・・ではあるが、90分で戦っている事を忘れている。
 碁だって、アマだって初めの数手でプロに負けるわけではない。
  終局までの着手の積み重ねが問題なのです。
 一見僅差のように見えても、実際には大きな差が出来て来ている事が多い(スコアは0-0でも内容は大差)
 3子くらいの上手に互い先で打って貰うと、前半ソコソコでも後半のパワーで千切られるような碁になる。
 あるいは、最後の直線でかわされる。
  数目負けを接戦と考え中押し負けをボロ負けと考えて、接戦で負ける道を選ぶのでしょうか?
 結果ボロ負けでも、勝ちに行く碁なら見ていて楽しいのですが、、、。
  マア、実力の差が露呈して大差の場合と、ジャイアントキリングの失敗で大差負けがあると思うので、この辺の判断は難しいけれど、先日みたいなあの代表戦ボロ負けは「過信負け」と言う事で前者ですね。

 サッカーに置き石ハンデは無いので、実力差はどうであれオール互い先で戦う形。
  従って「現在考えられるベストメンバー」と言うのは、これで世界標準なら問題無いのですが仮に2子の相手に互い先で結果を出すにはともかく「普通では駄目」。
 高年齢化してスピードの無いDF、走力に問題があるMD・ここがチームの中枢だと思っている大問題、FW決定力の問題・・・。
 ごく普通に戦って普通に負ける予感。
 日本ではこういう形が常識かもしれないけれど、多分外国からは「何のために参加したの?」と映ると思う・・・まさか「参加することに・・・」なんて言わないでしょうね。

 このWCの為にリーグ中断は寂しい。
 強いチームを率いるならばあれでもボロは出ない・・・しかし力で劣るチームを率いるキャラでは無い事ははっきりしていると思うのに・・・。
 ヤッパリ、個人的にアノ監督は好きになれないのです。

干潟に行きました。

2010-05-11 00:22:39 | Weblog
 日曜日はふと思い立って干潟に行ってきました。
  TVのニュースなどによく登場するあの干潟です。
野鳥の保護とか干潟の問題に無関心ではありませんが、積極的な行動はしていません。
  昔、すぐ上の姉に何か欲しい本はあるか時かと訊かれて「原色鳥類図鑑」を買って貰った事がありますが、時折眺める程度で、殆ど活用はしていません。
 そう言えば学生時代に誘われて大手町辺りで野鳥の会だったか・・・自然保護運動の始まりの時代でしたね・・・セミナーに参加したことがありますが、40年も昔話です。
 動機はもっと軽い話・・・野鳥の観察と言う事では無くて・・・「朝の10時頃にお昼までに帰ってこられるところ」と言う条件で「どこか好い場所は無い?」って訊かれて、いくつか候補をあげました。
 「それ、近すぎる」、「そこはこの間も行ったばかり」、「チョットつまらなさそう」などなど帯に短し襷に長し。
 最後に「じゃ、干潟に行こうか」で、「そこ、行ったことが無い」「片道30分くらい?」と言う事で決まり。
 
 私は干潟と繋がっている川の関係で何度か行った事がありましたが、家族は初めて。
  「この時期野鳥が子育てするシーズンですよね?」
  「ここは結構サクラの木もありますね」などと勝手な事を言いながらやってきまして、意外と”穴場”だと言う事が分かりました。
 マア遊園地みたいな遊具設備はないから一般的な行楽地とは違います。
  但し駐車場は無料で、干潟一週はジョギングとかウォーキングコースになっている。
 場合によっては自転車でも回れそうですから、そういう意味での場所ですね。
  但し、独特の臭いになれないとダメ。
 私の場合は鼻の機能レベルが低いし、子供時代潮が上がって来る川のそばで育ったので問題なし。
 普通は、10分か20分で慣れてしまって鈍感になるのでしょう。

 干潟は丁度引き潮で、遠くに鳥の群れが飛んでいるのが見えました。
  群れで旋回を繰り返し、ターンする瞬間が美しい
  近くでは水鳥の家族が水面に浮かんでいまして。
 園内の茂みからも鳥の鳴き声が聞こえたりしまして好かったですよ。
  姿を見ても鳴き声でも何と言う鳥なのか分かりませんが、マア今日が初めてなので全て野鳥と言う事で癒されました。

 観察ゾーンには立派なカメラを構えた人が多い。
  概ねリタイア世代に見えますし、お金も時間もあるのでしょう。
 この近くのバラ園、海浜公園、そしてこの干潟・・・
  中には本人が大きな三脚付きのカメラセットを肩にかつぎ、その後ろを奥さんと思しき女性がもう一つカメラと三脚を持ってついて歩いている・・・。
 ウームこれはプロなのか?、それとも奥さんの奉仕活動なのか?
  息子が「母さんも父さんにカメラを買ってあげて、一緒に歩けば?」と・・・なかなか好い事を言う。
 女房殿は、こうもあからさまに言われて「嫌だ」とも言えずに言葉を濁しているのが面白い。

 実は先日大型家電ディスカウント店で女房殿のパソコンを買った時に、「俺はデジカメが欲しい」と希望だけは告げてある。
 ま、セットで100万円もするような立派なものでは無くて、ズームで30倍程度で広角、接写が出来る程度で十分だから、せいぜいディスカウント5万円程度。
 「カメラを買って何を撮る気?」という質問には、ちゃんと答えが用意されている。
 「記憶に撮っておきたいと言うような場面とかを撮っておきたい」、マアこれは普通
「カメラを持ってその辺を歩き回る予定」・・・これが殺し文句。
  日頃から「歩け歩け」とうるさいわけで、この大義名分があればNGは難しい筈。
 加えて先日の動物公園も、近所の花の美術館も、今日の干潟もカメラを持った人が多い事。

 さて、ケチ臭い話も
  野鳥のセンター中にはレストランもあって、場合によってはそこで食べれば12時までに家に帰ると言う事は解消。
 入口に美味しそうなランチメニューの写真があって、値段も結構安い!
  但し入口に入ったところで、職員さんに声をかけられた。
 「入場のかたは入場券を購入して下さい」
  見ると入場券販売機が横に有りました・・・大人360円也。
 マア、ランチが安くても入場券が必要となると・・・こういう事はケチな神経を刺激します。

 PS.ネットで入場料を確認すると大人360円ですが、もし年会費と言う形にすると1800円で済む。
  と言う事は、館内にから干潟観察したり、喫茶コーナーなどでくつろいでいる人はきっと年会費の会員が多いでしょうね。

無線ラン設定

2010-05-10 00:26:13 | Weblog
 先週,近所の家電の大型ディスカウント店でパソコンを買いました。
  私のではなくて、女房殿のノート型で、、、私のよりは1世代は新しいタイプ。
 よく分かりませんが私のノートパソコンと息子の物は2年前にその店で同時に買ったもので、両方ともビスタ。
 その後ウィンドウ7とかが発売されて、女房殿は一応最新。
  マア機能の新旧については、私の利用の仕方からは大した問題では無いので非常に鈍感ですが、息子が言うには処理スピードが違うのだとか・・・(仮にネット碁で対局中に接続不良に陥った場合、スピードが早ければ有利ではあるが、マアその程度の価値とも言える)
 私としてはネット碁が打てて、いろんな検索が出来てブログが出来ればそれで十分なのですが、息子などの世代では音楽とか映像とかが絡んでくるので、要求するものが違うのでしょう。
 尤も女房殿が「新しいパソコンを息子にあげるから、古いものと交換する?」と言う提案に、息子が「いや、今のままでいい」と断ったところを見ると、それなりに愛着があるのか、あるいはパソコンに入っているデータの移し替えが面倒なのか。
 ともあれ、一人一台と言うことになりますが、女房殿は何が主目的なんだろう?。
  もしかしたら携帯電話並みに一人1台なんだろうか?。
 この質問は、怖くて発することは出来ない。
 女房殿も職場では支給されたノートパソコンを使っているのだし、現在家では管理組合の仕事を廃棄せずにとって置いた古いノートパソコンをワープロ代わりにしてやっているし、嘗ては夏休みなどにはエクセル講座みたいな研修に通っていた事があるし、、、少し小馬鹿にしたように受け取られる危険性があるので訊けない、訊けない。

 そういう事で、今日は新しいパソコンの無線ランセットに業者さんが来る日。
  昔、2年前ですがこのセット作業が不思議でした。
 私としては取り扱い説明書に従って、その通りに作業を進めれば出来ない筈は無いと思っているので、当初は自分でセットする予定でした。
 ところが、ところが能力不足と言うか、セット作業でどこか1カ所出来ないらしい・・・取り扱い説明書通りにやっている筈なのに、最終的に無線開通せず。
 息子と二人で格闘したものの、セットに失敗して結局は業者さんにやって貰った。
  そういう経験があるので今回は初めからお願いをして置きまして、そのセット作業が今日の予定。
 職場などでも、無線ランを使っていますが、慣れた人なら説明書見ながらセットをします・・・これをみているので業者さんに頼む事は何だか情けない気持ちに近いものがありますが、マア意地を張っても仕方が無いので今回ノータッチ。
 しかし、前回どうして出来なかったのか未だに釈然としていないので、その感情は蘇りました。
 家電店の店員さんも「無線ランセットは、自分でやりにくい物の一番ですね」などと言っていましたが、もしかしたら2年前に出来なかった事についてのフォローかも。
 私としては、取り扱い説明書通りにやっても出来ない「取り扱い説明書」って何だろうと思うのです。
 普通の家電製品と違い、取り扱いミスから事故・災害にはなる可能性は無いでしょう。
  しかもセットする1回だけの事なので大きな問題では無いのだろうか?。
 しかし出張無線ランセットで20000円程度の見積もり・・・。
  確かに人が出張すれば行くだけで人件費・交通費がかかるのは分かりますが、30分足らずの作業で、しかも1日数軒は回っているであろう作業でこの値段は納得しにくい。
 それでも「初めの1回だけ」「自分では出来なければ使えない」「ともあれ払えない金額ではい」・・・これって何だか消費者の弱みに付け込んでいるようなところもある。
 マア、こういう出張セットが儲かる商売として成立しているのかどうかは分かりませんが、無線の機械を買って、それについている取り説で出来ないということは異常だと思うのですが。
 誰でもセット出来ると言う事が望ましいのは言うまでもない。
  但し、一度設定すればそれ以後は無用な取り説については、メーカーも開発に力を入れる気にはならないのでしょうね。

きっと 武蔵

2010-05-09 01:23:34 | Weblog
 皆さんは普段ネット碁を打つ時は何処でやっているでしょうか?。
  家で打つとしてラインで直結なのか無線ランなのかで条件が違うとは思いますが、概ね自宅のリビングか自分の部屋かに分かれるでしょう・・・台所とか優雅に書斎と言う人もいるかも知れませんが、それは我が家では無理(無いのですから)。
 私の場合は居間で打つ事も無い事は無いが、非常に少ない(殆ど無い)。
  要するに家族が近くにいると集中出来ないし、仮に家族が留守でもリビングでは打つ気にはなれない事が多い。
 おそらく皆さん多かれ少なかれ似ているとは思う。
  同じ家族で複数の人がネット碁を打っている場合は複雑かもしれませんね・・・各自パソコンを持っているとして、それぞれの部屋で打つ。
  この場合、お互いの成績をネットで見て知ることになる・・・でしょうか、それとも会話?。

 ともあれ、自分の部屋でネット碁を打つとして。
  ネット碁の接続している状態で、対局中では無い状態の場合は、観戦あるいは棋譜検索、もしくは対局待ち状態が考えられますが、普通途中で席をはずす確率はどうでしょう。
 観戦中はトイレに立とうがお茶にしようがフリー、同様に棋譜並べ作業の場合も大丈夫。
  唯一問題なのは対局待ちリストに自分の名前を載せている場合。
   トイレに立つならば名前をボードに乗せる前に立つ・・・と思う。
  これはお茶・コーヒーも同じでしょう。
   マア、電話とか不意の来客・用事だけが例外でしょう。

 何が言いたいのか・・・それは今日のネット対局。
  対局待ちリストにKさんの名前がありまして、この方との対局は多くは無いけれどかなり前から打ったことはある人。
 ただ、対局内容の記憶は無いのですが、結果は苦手というほどではないにせよ、5割を下回っているような感じがしています。
 ま、ともあれこちらからも対局オファー。

 この時の条件は向こう先でコミ5目半出し、持ち時間45分で時間を使い果たしたら1手30秒・切れ負け。
 ネットでは長い方かもしれませんが、マア普通。
  少し後で気がついたのですがこの条件には意味があったかもしれません・・・相手のKさんにとってです。
 普通両者のオファーがあれば、挨拶を交わして対局開始になる・・・ところがKさんからの反応が無いのです。
 この場合1分ほど待って、私からの挨拶を送って待機となる。
  そして相手が着席しないまま対局開始で時計が動き始める・・・これは5分ルールで、5分間着手が無ければ反則とするのに準じている。
  この時私の脳裏に記憶が蘇った。
 Kさんとの碁の内容の記憶は碁盤上の出来事では無く時計上の記憶だったのです。
  もしかしたら、、、ネットの相手ですから実際には相手が何をしているのか見えません。
 もしかしたら店番をしながら打っているとか、家族が留守で丁度良い時に電話がかかって来るとか、、、。
 しかし、初めてではない状況。
 Kさんは武蔵のような作戦(故意か自然かは別に)を取る人かも知れないと言う記憶。
  実際今日はキッチリ5分遅れで着席した。
 まさに残り時間カウントダウン10秒、9秒・・・と行って残り1か0で第一手が打たれた。
  さてこれはなんでしょう。
 Kさんの止むえない条件で仕方が無かったのか?・・・あるいは・・・
  初めてではない、と言うよりいつもこういう事が多い。
 5分ルールと言うのは、切れた瞬間勝敗が決定するので、仮にカウントダウン0なら「0手を以て黒反則負け」となる。
 こういう時待たされている人間の心は弱いのだと思う。
  カウント0への期待感(碁を打ちたいのに1手も打たないで勝てる事を願う煩悩と言うか)、と寸前で相手が着席すると言う失望感・・・この場合変な期待を抱いた分待たされた方の心理が乱される可能性が大きいのだと思います。
 相手の作戦に薄々気がついてはいても、私は期待感とは別に待たされる状況に弱い、典型的に小次郎みたいなもので、相手はきっと武蔵に違いない。
 この心理の乱れに対する相手の報酬は持ち時間5分の浪費、さてこのバランスは?。

 さて結果は相手の思い通りにならなくて良かったです。
  相当に考慮時間が必要な展開になったのでKさんは初めの5分がハンデになったかも知れません。
 Kさん投了、残り時間5分、私の残り時間20分。
  ともあれ「作戦・武蔵」は例え合法範囲内であっても、有効な作戦でも止めて欲しい作戦。
 リアルなら故意に打つ前に席を外して待たせる常習犯・・・多分友達を減らすと思う。
  だからリアルでは故意には起こりにくいでしょう。
  これも、ネットに多い作戦かもしれませんが・・・。

GW明け・貴重な1勝かも

2010-05-08 00:18:07 | Weblog
 最近の絶不調から半歩抜け出せそうな感じがしています。
  負ける時は何連敗も黒星を重ねます・・・負ける時ほど直ぐに次を打ちたくなるものなので、相手との戦いはさることながら、自分自身が負けパターンに入っていいるようなものなので、負け始めたら簡単に連敗する(止まるところを知らず)。
 マア、そうは言っても止まない雨は無いと言う例え通り、ある時点からは何とか歯止めがかかって反転の兆しが見えるものです。
 但し、回復は概ね急降下とは同じカーブでの急上昇となることはまれで、下がる時は急転直下でも上がる時は2勝1敗とか、3勝2敗ペースで元の場所に戻る動きになることが多い。
 と言う事は、もしかしたら安定した碁打ちになるには、負けた時に・・・不本意な負けとか酷い負けを喫した時は連続して打たないで、観戦に回ると言う事が出来るかどうかにかかっているのかも知れません。
 競馬にしろパチンコにしろ、ドラマでしか知らないけれど丁半博打でも、負け続けてカッカとつぎ込んでもどこかで流れが変わると言う事はまずは起きません。
 つまり目が出ない時は身を引くのが肝要。
  アマの碁ですから、負けたからと言って身ぐるみ剥がされることは無いにしても、負けてカッカした精神状態で、連戦する意義は・・・。
 マアそういうカッカも素人のお楽しみの内だと言えるけれど、少なくとも碁についてのまともな勉強にはなりそうもないでしょう。
 従って、そこで観戦に回れるかどうか、そういう気持ちの持ち方が出来るかどうかも修業なのかも知れません・・・きっと自分で打つよりも何か効果がある筈。
 
 さてGW明けの6日は何だか疲れ気味。
  久し振りに仕事で体がびっくりしたのか何故か疲れ気味なので対局無し。
 7日にネットで1局。
  内容は例によって戦いの明け暮れに近かったのですが、ヘボなりに局面が見えてきた感じです。
 自分の大石が狙われているのを察知し、無理に生きるのではなく、もし死んだ場合の利用価値とか、相手がもし取りに来た場合何処に負担がかかりそうだとか、いろいろ考える事が出来ました。
 それも、厳密に言えば素人の錯覚ではありましょうが、でも復調の兆しと言う事で自己暗示をかけられそうなので貴重か1勝だったかもしれません・・・もう少し先に言ってから振り返らないと分かりませんが。

再放送オンパレード

2010-05-07 04:41:31 | Weblog
 木曜日は息子の声で起こされた。
 「父さん、今日は休み?」と息子の声
 『なに?、女房殿が出かける音がしないのだから未だ6時半にならないだろう』・・・と、これが大寝ぼけで、実際は7時半。
 これで朝食は殆ど抜き状態で出勤しなくてはならないことに決定ですが、内心『この年になっても、高校生時代から進歩していないナァ』と嗤いながら身支度です。
 急いで支度すれば、、、8時前に家を出れば、車ならばいつもと同じ時間に勤め先につくので遅刻はしませんが、朝食は無理ですね。
 テーブルに昨夜食べ残したトッポッキがあったので1個摘まんで、これが朝食代わりとはいささか情けないけれど、朝の「食後薬」を服用するためには仕方が無い。
 全く本末転倒の生活・・・『薬を飲むために食事をしている』
  ともあれGW明けの始まりでした。
 高校生時代から進歩していないと言うのは・・・
  高校から買えると8時頃まで仮眠(イヤ、熟睡)してから一人で夕食を食べて入浴。
 9時頃から本を読んだりして朝は6時頃まで・・・この時間勉強して居ればもう少し成績が上がっただろうと思うけれど、勉強をしていたらおそらくよく眠られたかもしれない。
 深夜放送が無い時代にヨクマアと言う感じです。
 寝るのは朝6時から8時まで。
  8時には母から「今日は休みか」と起こされるので、これで起床するのが日課。
 高校には8時25分登校が目標タイムですが、最終的に遅刻かどうかはクラスの受け持ちの先生が教員室で朝会を終ってからホームルームに来るまでに教室に入るかどうかがカギ。
 当時4階建ての4階に教室があって、職員室は2階の真下部分。
  結局毎朝階段で先生を追い抜けるかどうかの勝負をしていた・・・ある時など先生が教室の戸を開けた瞬間に横から肩で割り込んでセーフ。
 これには流石に温厚な先生もムッとした顔になったのを今でも憶えています。
  と言う事は先生も結構朝の階段でのレースを楽しんでいたのかも・・・
 当時は約8時35分が遅刻かどうかの分かれ道で、各教科についてはその時間までに教室に居ることが条件です。
 と言う事で各教科の出席記録は問題ないのですが、でも遅刻の多い生徒でした・・・概ね階段では2勝1敗ペース。
 勝率は良いのですが、この場合は3分の1遅刻です。
  そう言えば母は校長先生からご招待を受け「息子の遅刻」についてジックリ話し合った筈です。
  そうそう私自身も1週間家庭謹慎明けに校長先生からあり難い話を聞かされた事がある。
 いずれにしても両親は直接何も私には言わなかったという事は・・・「信頼」か「放任」か。
  多分話しても徒労なので、後者を選んだのでしょう。

 そういう高校時代みたいに、息子の「父さん今日は休み」の一言が響きました。
  GW明けの仕事は休みの間に溜まっていた郵便物などの整理に時間がかかりました。
 GW前に郵便で書類を発送しておいて仕事を一区切りさせているのですね、、、それが机の上に積んであります。
 と、言う事は郵便屋さんはGW中も郵便物を仕分けして配達してくれたわけで、「イヤー、お世話になっています」と感謝です。

 仕事が終って帰宅は早い(出勤がチャリでは無く車だったので15分で家に)。
  ふとパソコンのTV番組表を見ると、スカパーで昨日のサッカーの試合の再放送がある事を発見。
 これは昨日実況中継を見た後、アフターゲームショーとかJタイムとかで何度も見ている・・・「それでもまた再放送?」と思いながらも見てしまう。
  全て昨日見た通りの進行なのに。
  夕食を食べながらBS2で「ゲゲゲの女房」、実はこれは朝出勤前に7時半からのBSで見ている。
 8時からは「お宝・・・」の再放送。
 これは見ていないものでしたが、しかし再放送のオンパレード。
  この番組の1場面で女房殿と意見が対立・・・
 番組の中で登場した人が「骨董品店で30万円の値札がついていたのですが、毎日通って6万円にまで頑張った」云々。
 私の感想では、骨董品の値札ってこんなにいい加減なのかと思うのです。
  普通の商品のように生産・流通コストなどで売値が決まるのではなく、需要と供給のみの世界ですから当然有り得る事ではあるが、しかし。
 これだけ粘って値段を下げさせたのを「よく頑張った」と思うかどうかともかく、私は結局値引きに応じた骨董品店の店主の方を疑ってしまう。
 更に番組で出品者が自分の出した壺に「30万円」の値段をつけた・・・。
  私の感想では『粘って値引き、6万円で購入したのは6万円が相当と思って頑張ったのではなくて、ともかく安くさせただけ』『だったら出品価格も6万円とかせいぜい10万円が相場なのに』『30万円で出品するとは』「この人は相当ズーズーしい」と言うことになる。
  この辺りが、もしかしたら世の中では小数派なのかも知れない。
 意見が合わないけれど、「何故ズーズーしいと思ったのか」説明するのはが面倒だしどうでも良い事かも知れないので、本日のTVは終わりにして部屋に引き揚げました。

 いつの間にか眠ってしまって目が醒めたのが午前3時過ぎで、夜明けのパソコン生活。
  何だか高校時代とやっている事が似ている。
 大量は大差なのにパターンは似ている・・・あれから40年以上経つのに。

GW最終日

2010-05-06 00:22:33 | Weblog
 6日(木)と7日(金)が休めれば未だGW真っただ中ですが、一応私はカレンダー通りの生活なので5日が最終日です。
 我が家の女房殿は息子を引き連れて朝からサイクリングロードに出かけて行きました。
  全く連日元気な事で結構なことです。
 私?、私は「一緒に行く?」と訊かれましたが本日はスルーです。
  ここのところ毎日出かけているので、なんとなく疲れ気味。
 動物園に、市内C級グルメ探し、それと昨日は隣の市の国道沿いの道の駅までミニドライブ・・・
  普段、体力の省エネ生活をしているので、自分の足で歩く事が多いと情けないことですが疲労が溜まります。
 加えて、昨晩は夜遅くまでTVを見たり、撮り貯めていた番組を見たりしていたのです。

 そういう事で朝から一人でパソコンの作業・・・古いブログの整理。
  2005年辺りから始めたのですが、日記代わり+回想の纏めみたいなものですから個人的にはファイルをしておかないといけないわけです。
 マア、誰に見せるわけでもないけれど、ずっと将来にもしかしたら「家のジイサマはどんな人」だったのかを訪ねる孫でもいたら、写真とパソコンのデータを渡せば一応分かるという仕組み?。
 本当は知っている人が話せば良いのですが、それだと相当評価点が減点されると思うので、自分で自己紹介代わりに残す。

 こういう発想は変でしょうか?
  私の場合両親の母・つまり両祖母は長生きだったのですが、祖父は二人とも長生きとは言えません。
  どうも女性だけ長生きする家系のようです。
 祖父は二人とも私が生まれた時にはこの世にはいなかったので、直接はあった事が無い。
  それに時代でしょうが、写真も何か書いたものも何も無い。
 と言う事で、記憶はともかく、かすかな記録程度は自分で作って残して置く・・・無駄な努力のようにも思いますが。

 ところでGW最終日のネット碁
  朝早くから結構な賑わいで、大勢の人が打っています。
 この人たちはGW中に帰省しなかったか、あるいは早目に帰って来た?・・・どうでも良いことですが、これが私の発想手順と言うか優先順位なのです。
 今日は午後1時からサッカーが始まるので、取り敢えずそれまでに1局、と思いましたが。
  もしかしたらこういう条件での対局は、出だしでハンデを負っているかも知れません。
 対局に集中出来れば問題ないのですが・・・サッカーの2時間前には先発メンバーが発表されるとか、対局直前にそれ以外の事で集中出来ない可能性が大きいのが問題。
 さて、多少でも問題があるのなら打たなければ良さそうなのに、「そうはいかない」のが碁キチの辛いところです。
 さてさてどうなる事やら。

 PS.結局丁度良い手合いの人がいなくて対局は実現せず、心配は杞憂でした。
 サッカーの方は贔屓チームが運が良かったようで、次の試合(今回は3日後ですが)までは家庭平和が期待できそうです。

二子局2局

2010-05-05 01:23:54 | Weblog
 ご近所のコミュニティのクラブで打つ時はお師匠格の人には2子置くことにしています。
  この人と始めて出会った時は知り合いの方との対戦を観戦させて戴きましたが、感想として『もし打って貰うとしたら2子は少し無理だから、3子になりそうだな』と思ったのです。
 先生としては別に観戦している者の考えなど気にしてなどいないでしょうし、私が「打って戴けますか」とお願いしたわけでもなし、先生から「打ちましょうか」と言ってくれたわけでも無く・・・なんとなく観戦しなんとなく分かれた感じ。
 私としては「この方が○○さんなんですね」と思って観戦したけれど、あちらからは殆ど記憶に残らなかったはず。
 
 そういう経緯があったので、先生から「打とうか」と声をかけてくれた時は嬉しかったですね。
  表現が悪いのですが「先生の目からも数の内に入っている」と・・・
 初めて観戦してから1年くらいは経っていて、先生も私の碁を何局か覗いてくれていましたので「幾つ置きましょうか?」と質問。
 こういう質問は礼儀上も必要だろうし、私の性格上も必要な質問です。
  つまり、相手から見て私は何子くらいに見えているのだろうか確かめたいし、「○子」と言う事で相手の性格とかも少し察しられるような気もします。
 マア多少割り引いて置き石を指定する可能性がありますから、一つはプラスして置かないといけないでしょうね。

 この時は「先で良いでしょう」と言う話でしたが・・・「打てなくは無いかも知れない」と言う野望・無謀な自負心、「楽番だから先でも・・・」とか、「物には順序があるからいきなり先は無理」とかいろいろ考えました。
 結局「イエ初めてですので2子でお願いします」と言う事でさっさと黒石を二つ置きました。
  この時の碁は奇妙に印象だけは残っています。
 私としては精一杯頑張った碁を打ったつもりでしたが、先生の方は自然に打って無理をしてこない感じ。
 置き碁ですからハンデとして黒に有利な形から始まっているわけで、先生の方は上手に負けてくれたのかも知れません。
 「2子で黒が勝ったのだから次は先」と言う形ですが、実際には先で打って貰う勇気が無くて2局目はそのままになっています。

 この先生に先で打つMさんと言う方ガ居て、このMさんと私が初対面で対局した時に、例によって「幾つ置きましょうか?」と訊いたところ「そうね、2つですね」と言う返事。
 対戦内容は御蔭様で圧勝しましたが・・・2度目に出会った時も。
 3度目の時も何も言わないので2つ置いて打ちまして、大差で勝たせて戴きまして・・・
  しかし、Mさんから手合い変更の話が出ない。
 成程世の中、人さまざま。

 ところで5月4日にネットで2局、どちらも二子局。
  初めは向う2子で、自分でも頑張ったと思うのですが、、、なかなかの内容で終盤近くに少しリードしていた筈です。
 しかし、しかし・・・例によって悪い病気が出てしまいまして、きわどいタイミングで僅かな利益をもとめたのが運の尽きで、黒さんにお灸をすえられてしまいました。
 コウ絡みで応じられてしまい、約10目の損。
  そもそもがドサクサに先手で1目儲けようとした事が発端ですから全く話になりませんで、結局2目半負け。
 終局後これが無理をしなかったとしてのシュミレーションでは白の7目半勝ちでしたから、計算があっていると言うか話が合わないと言うか白情けない敗戦。
 2局目はこちらの黒番での2子局。
  これは私が先でも打った事があるDさんですから、あちらが点数が上がりこちらが下がった結果の2子。
 これは白さんが無理気味に暴れて頂き、結果は黒の中押しでした。
  
 さて明日はGW最終日、J1も大10節で忙しい一日になりそうですから本当は十分睡眠が必要ですが、なんだか今日は目が冴えています。
 カーテンを開けて窓の外を見ると、少し街灯の光がぼやけているような感じですから、多少湿度が高くなっているのかも知れません。
 こういう事と眠気の因果関係はあるのか無いのか・・・
  どうせ眠れないのですからジックリ考える暇があります。

GWに動物園

2010-05-04 00:44:15 | Weblog
 TVニュースではGW中の高速道路の渋滞の映像はこの時期の定番ですから、ことさらニュースにする方がおかしいくらいで、むしろ空いていたらニュースにした方が良いくらいです。
 例の「犬が人間を噛んでもニュースにはならない、人間が犬をかむとニュース」と言う考え方ですね、ですから、渋滞がニュースになるのはこの論法に反しています。
 マア、「この時期出かける場合はこの程度の渋滞は覚悟しなさい」という警告・事前通知ではある。

 さて、3日わが家は朝起きてから思いついて市内の動物園に出かけました。
  爺様と婆様半歩手前の女房殿と成人した息子のトリオですが、動物園とかサーカスはそれなりに楽しいものです。
 広い園内を歩き回るので自然に歩数は増えますね・・・但しダラダラ歩きですけれど。
  ここには人気の動物の他に付属の遊園地もあるので、小さな子供がいる家庭にとっては近場のレクとしては定番ゾーンです。
 この動物園には多少の思い出があります。
  娘が保育園年長になる年に今のところに引っ越してきて、それに伴い保育園も変わりました。
 その年にこに動物園が開園して、保育園の遠足がこの動物園でした。
  年長組の女の子は全部で7人しかいない小さな保育園で、遠足・運動会などの行事には父母が手伝うことになっていまして、たいていの家では母親が同伴とかお手伝い。
 ところが女房殿は仕事が教員なので娘の遠足をスルーして(私だってサラリーマンなんですが)私にお鉢が回って来る(運動会なども・・・)ので、私が娘の付添。
 付き添いは良いとして、同行の男は私一人なのでなんとなく居心地が悪い。
  しかも娘の友達など全部で7人が、父親の付き添いが珍しいので、全て私の周りに集まってしまいまい一手に引き受け。
 他のお母さん方は暇なので、広場にシートを敷いて親睦会状態、私は小さな娘たちを連れて園内を・・・イヤ娘たちに引っ張られて歩き回りました。
 若い娘たちにモテたのは後にも先にもこの時だけでしたが。

 さてその後動物園には遊園地が出来まして、数か月に一度の割合で遊びに行きました。
  何処の家庭でもそうでしょうが子供が小学生くらいまではそうでしょうね。
  家から車なら30分はかからないところにあるのですからなおさらです。
 それが、子供の成長の為に動物園を卒業していた感じ・・・
  ニュースでアライグマの話を見ても「そうそういたね」と言う感じでして、「では出かけてみよう」とはなりませんでした。
 尤も私がもう少し年を取ると「老人無料券」みたいなパスを貰えるかもしれないし、将来孫などが出来れば事情が変わって来るでしょう。
 今回は、たまたま半額入場券を貰ったのがきっかけ。
  大人500円が250円になるだけだし、3人で750円お得・・・少しセコイ話ですが気持ちが動くきっかけなんてこんなものかも知れません。

 ところで我が家の近くには市のプール施設がありまして夏は大いに賑わうのですが、自転車で10分もかからない距離なので、ここに行く時は開場時間に入場して、プール遊びは午前中で終わり、お昼は家で食べるのです。
 これが動物園の時も似ていまして、朝9時に家を出ると30分で着きますから開場時間に入場。
 2時間程度遊んでお昼は家に帰ってから食べる・・・こういう時間割。
  こういうパターンで遊んでいます。

 今日は帰る時に驚きました。
 動物園の駐車場はかなりのスペースがあるのですが、駐車場の入口を先頭に延々と入場待ち・・・1キロくらい繋がっている感じ。
 流石にGW期間中だと言う事を再認識させてくれました。
  車のナンバーを見ると地元ナンバーに交じって結構他都県ナンバーが見えます。
 動物を見て歩き、ピクニックみたいにお弁当を食べて遊園地で遊べますから、遠くに出かけなくても案外子供をソコソコの予算で1日遊ばせる穴場かもしれません。
  大人も結構楽しいし。
 立ちあがるアライグマだけでなく、さわれる動物コーナーとか、日本猿の山とか・・・
  私としては今回の一押しは「ワオキツネザル」
   「ワオ!キツネザル」みたいで面白い名前。
 尻尾にリング状に模様があって顔がキツネ顔ということらしい。
  ファミリーの中に3月に生まれたベビーが2匹いて、これが見物人の人気でした。
 
 さて、午後は娘が遊びに来るとか・・・
  それまで、久し振りにネット碁を打つことにします。
 大・絶不調のため数日お休みしていましたが、・・・リフレッシュ効果があったかどうか
  但し相手もリフレッシュしていたり
  何と言ってもGWですからね。
 5月3日は2勝1敗でしたが、久し振りに勝てたので少々安心しました。
  負けが続くと、もう一生勝ちと縁が無くなるような気分に落ち込む性格なんです。
 連敗しているので、本当は負けた分は連勝しても良さそうなんですが、[負ける時は思いっきり連敗して、上向きになっても2-1ペースでジリジリ上がる]・・・マアこんな感じでしょう。

正着率?

2010-05-03 01:08:41 | Weblog
 今年は我が贔屓サッカーチームは過去に記憶が無いくらい好調を維持しています。
  マアそれでも全てに満足しているわけではないので、サポーターと言うものも贅沢であるし、ある意味では身勝手なんでしょうね。
試合の後にサポーターの意見が寄せられる掲示板を見ると、人の考え方は様々なこと、同じ試合の同じプレイを見ても感じる事考えることが違うと言う事が良く分かります。
 結果が良ければ全て良しと言う事では無いので常に反省は大事ですが、逆にパーフェクトを望むあまり超辛口になる人もいる。
 ディフェンダー、ゴールキーパーの失敗は1度で敗因になりかねないのに対し、フォワードの場合は10回に1回の成功でもヒーローに成れるかもしれません。
 野球の場合では打率なら3割以上なら立派な成績とされていますが、実は7割弱の失敗があるのですね。
 立場をかえてみるなら、投手が打者に3割以上安打を打たれているようでは困る。
  四死球とかエラーとかも考えられるので自責点・失点が多くなる筈です。
 それと考えなければいけないのは、打者にとって絶好級を空振りしたりファールになったりも失敗の筈なのに、記録の正面には出て来ませんし、投手の場合は打者の打ち損ねとか味方の好守に救われる事もあります。
 ところがサッカーの場合は多少見る方の印象が違ってきます。
  ちょっとしたテクニック上のミス、味方との連携の判断ミス、全体が見えていないミス・・・こういうものが映像に映し出されてしまいます。
 ボールに絡むプレイが多ければいい方も悪い方も映像に記録・記憶に残ります。
 更に画面に映っていない、あるいは映ってこない動き等の評価もあります。
  そういう事でミスしたり、上手にプレイできない場面は記録され、放映されます・・・
 でも、思うのですが全てのプレイで、全ての機会でミスをしないと言う事は大変な事なんでしょうね。
 ましてや相手がある事でガチンコにぶつかりあい、競り合い、相手に失敗させるように意図している人と戦うのですから。
 それに、映像に移る機会が多いと言う事はそれだけ活動量が多いわけで・・・

 これをスポーツではなく囲碁に置き換えてみると・・・無理やりですが。
  もし仮に、次の一手形式で「正しい手」(少なくとも考えられる手)を最後まで打ち続けられるのなら神の手には及ばないまでもプロに近いレベルの筈です。
 (神の手は人間の知恵が及ばないレベルと言う事で)
 マア細かな事を言うと間違わなければ「プロ」と言うのも少し乱暴な考え方かもしれません・・・何かの意思に沿った戦い方の中で高レベルの着手と言う事だろうと推測するので。
 ともあれ、アマのザルにとっては何処で失敗するかが問題です。
  失敗の罪の重さとか、回復可能の失敗かどうか、相手にそこを利用されるかどうかなどが関係してきます。
 それとミスショットの時期。
  もし一度ミスと評価されるような手を打つと、その後の手は常に捻じれを含んだ感じになって行くので、そこからは単純な次の一手問題集とはならなくなる。
 
 あるいはミスショットの頻発度も問題。
  自分が悪い手を打った時に相手がそれを上回る悪手で応酬する場合もあって、その場合はマイナスのマイナスは強烈にプラスになったりするからヤヤ複雑。
 少々乱暴な味方ですが、そういう事で囲碁の勝敗がどちらかに傾いて行きます。
  さて棋力の事を考えると。
 基本的な部分でミスをするかどうか。
 あるいは全体的なものの見方での基本的なズレは無いか。
 ミスショットの頻度。
 相手のミスについての正しい対処。
 大きな失敗を重ねる・・・
  上手いとか優れているとか+の評価で棋力を見るより、「ミス」の方が物差しになりやすいでしょう。
 
 普通はハンデの置き石の数で棋力が表わされるけれど・・・この場合例えばプロレベルに2子位をアマの6,7段と言うような気がしていますが、他にも見方があると思っています・・・数値化が難しいので実用は出来そうもありませんが。
 変な例えですが、幾ら上手相手の碁でも1手で敗勢になることは無いわけで30手くらいは打てているか?、あるいは50手まで?それともヨセの前までなどなどで棋力を計れるかもしれない。
 あるいは、打率ならぬ正着率と言うか失着率。
  尤も一局を左右するようなミスは率では表わせないですね・・・