なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

半分押し返し・・・

2010-11-14 00:00:49 | Weblog
 4連敗と言うのは絶望的敗戦と言うところまではいかないにしても、相当なダメージな筈なんですが、生来のノーテンキと言うか、御気楽人生と言うか案外『マ、そんなものか』みたいな感じでした。
 今までですと、心のどこかで『これで、元の場所に戻れなくなる最初の連敗になるのでは?』的な悲壮感と言うか、悲観的な気分も多少混じって来るのですが、今回は意外と慌てませんでした。
 そういう効果と言う分けでも無いでしょうが、連勝出来たので一応マイナス2点となりました。
  いずれにしてもアマですから、どこまで強くならなくてはいけないとか、それで生活するとかの目的も目標も絶対的な物では無いので、いかに楽しむかが問題で、そういう意味では少々の連敗で慌てる事も無いのですネ。
 これは多少の思い上がりも含まれていたかも知れない。
  少しでも強くなりたいと言う基本姿勢は良いとしても、上手くいかない時に『こんな筈では無い』と言う気持ちの中に大分含まれていそうです。

 こういう出来事とある意味では似たような要素が含まれていそうな事がありました。

 いつもの池で鳥の写真を撮っていると・・・池の真ん中に岩がいくつかあってそこに亀が何匹かよじ登って甲羅干しをしている場面を想像して下さい。
 私はジーンズに紺のジャンパーに紺色の帽子と言う一応目立たない恰好で、日影で物陰に近いところで三脚を立てています。
 デジカメを構えていますから、その公園の住民とは間違われはしませんが、通りがかりのウォーキングの人の中には「何を撮っているのか?」疑問に感じる人もいる。
 ある時「亀の写真を撮っているのですか?」と訊かれまして、第一感『そんなわけ無いでしょ』。
 質問者が何故そんな事を訊いたのか即座には理解出来ませんでした。
  でも良く考えれば、カメラを向けている先に居るのは亀たち・・・『何の変哲も無さそうな亀をわざわざ三脚まで用意して写真を撮るからには、何か理由があるのかもしれない』と想像したに違いない。
 そうでなくては通りかかりで訊きはしないでしょうね
  素直に考えればそうなりそう。

 所で、実はデジカメを買ったばかりの頃はこの池の隣の大きな池の縁で、甲羅干しをしている亀の写真を撮った事がある。
 それに下手な5・7・5をつけたりしている。
 だから今回,訊かれて一瞬ムッとしたのは、完璧に私の思い上がりみたいなもの。
  これは反省・・・素直にならなくてはいけませんネ。

 尤も、だからと言って質問に正直に答えたりはしない。
  答えは「いろんな写真を撮っています」。
 答えになっていないのですが、正直に応えられない事情もあるのです。
  例えば「ウワー、そういう写真が撮れるのですか」などと反応があって、結果として仲間が増えるのは良いとして、増えすぎると目的とした鳥が来なくなる可能性もある。
 いやその危険性はかなり大きい。
  この辺りが矛盾ではある・・・池の傍で公然と写真を撮っていて、やっている事は出来るだけ仲間だけに留めようと・・・

 でも丁重に質問されると、嘘は言えない・・・この辺りが難しい。
  デジカメのモニターでその日の記録を見せたりしますが、最後に「余り噂になると人が増えて、その結果写真が撮れなくなると困るので、よろしく」と付け加えなくてはならない。
 「秘密だけど、あなたには教えます」みたいなものかもしれないナ。


 

ウーム4連敗・どうなる事やら

2010-11-13 00:00:12 | Weblog
 1勝2敗を4回繰り返すのも、4連敗するのも結果的には同じような気もしますが、マアこうも見事に連敗すると悔しさは通り越して単に「やられた」気分です。
 負け惜しみ的に言うと後を引かないと言うか・・・但し連敗をこの辺りで食い止めないといけませんが。

 金曜日に仕事から帰って夕食前にネットで対局。
  結果はやはりいつも思っていた通りになったのです。
 つまり帰宅直後は勝率が悪い。
  スポーツのウォーミングアップではありませんが、囲碁でもウォーミングアップが必要なような気がする。
 まずはリアルでもネットでも、即対局せずにまずは観戦から始めるとか、手筋でも詰め碁でも何でもいから2,3題解いて、頭を囲碁モードにしてから打つのが良いらしい(科学的な根拠はありません)。

 リアルの場合だと、例えば碁会所のドアを開けたとたんに、手ぐすね引いて待っていた人から声が掛ることがあります。
  手空きの人にしてみたら、やっと相手があらわれたと言う事もあり、「ササッ、一局行こう」と言う感じ。
 この場合は、待っていた方も「小次郎」になっている場合も有るので、その場合の条件は案外五分かも。
  しかし経験上ネットでは、家に帰って即「さあ、打とう」とはじめた時は結果が悪い。

 いずれにせよ4連敗後に4連勝出来なくても、「3歩進んで2歩下がる」でもよいから、がんばらなくはいけないですネ。

 話は変わりますが、この木金はスポーツの放送が無い。
  その分土曜日にはアジア大会のサッカー予選リーグ3戦目とか、バレーボールのワールドカップ準決勝、アジア大会、それにJリーグサッカーやゴルフ・・・これは忙しい。
 加えて早朝と、午後には池の周りの藪に行くことになるし、飛来する鳥の巣を探してみようかと思っている。

 寝不足になりそうだし、神経が分散するような気がするが・・・それらに加えて碁も打ちたいわけで、充実の週末と言うか大忙し・遊びまくりの週末と言うか。
 さてさてどうなることやら。
 

能力いっぱいいっぱい。

2010-11-12 00:00:10 | Weblog
 公園で野鳥観察をして、写真に撮っていると感じる事があります。
  ふとした弾みで、池の周りの藪の中とか目立たない所から写真を撮っていますが、要するに鳥が許してくれるなら、出来るだけ至近距離から、止まっている所や動きのある所を撮りたい。
 しかも、鳥が来る早朝の光の中でも、昼のきらきらした光の中でも奇麗に撮りい。
  しかし実際の場面は全面が池なので、反射光も有るしかなり難しい。
 尤も、始めたばかりの頃は、そういう事は全てカメラに「よきに計らえ」的にやっていたので、難しい事に気がつきませんでしたが・・・。
 多少なりとも人に褒められる(仲間とか家族での話で・・・)と、もう少し良い写真を撮りたいと思うようになるものなのです。
 そこで、ネットを覗くと・・・「とんでもない世界」を見ることになる。
  同じカメラでもデジスコと言うのでしょうか、まるで天体望遠鏡で地上の物を写している感じがします。
 鳥の羽根の1本1本がくっきり見える。
  勿論、失敗作の方が多くて、ネットで公開している物は撮影したもののうち僅かな成功写真だとは思いますが、それでも普通のデジカメとは別世界です。
 さて、私のカメラではこのレベルは到底望めない・・・軽自動車でレーシングカーを追いかけるイメージです。
 それでは、写真での遊びを止めるのかと言うと、到底そういう気持ちにはならない。
  池の回りで写真を撮っている人の中に、かなりの高性能のカメラで撮影している人も数人いて、羨ましくも有りますが、逆に通りすがりの人で4,5倍のデジカメで写真を撮っている人もいるわけで、要するにそれぞれの人の楽しみ方と言うことなのでしょう。
 
 デジスコの人も高性能のカメラの人もプロでは無いわけで、器材にそれでなくてはいけない必然性では無く、それぞれの楽しみ方と各自の予算に有った道具と言う事でしょう。
 私のは、オートズームと言う能力では優れているらしいのですが、そのほかの部分では相当苦戦を強いられています。
 それを、何処まで私自信の完熟度で乗り越えられるかが課題です。
  つまりシャッターチャンスを逃さない・・・光の補正を適度に行う、シャッター速度をどうするか、あるいは連写で狙うのか・・・。
 マア、初心者のエクササイズですがまずはこれを乗り越えなくてはいけませんで、週に3回は池の周りで失敗を重ねて悔しい思いをしています。

 考えてみるとこういう状況は囲碁の楽しみ方と似ていますネ。
  アマとして楽しんでいるわけですから、どういう楽しみ方をするのか?。
 どのあたりを自分の目標とするのか?
  それによって、ネットでもリアルでも交友と言うか、打つ相手も変わって来るかも知れませんネ。
 プロではないのですから、楽しみ方が問題ですが、その楽しみ方にもいろいろあると思っています。

全て予定通り・・・なのかも。

2010-11-11 02:28:45 | Weblog
 昨日水曜日の予定を立てて置いて、概ねそ野通りに行ったものの、肝心なところが上手くいかないものなのです(私の場合)。
 病院二つは予定通り。
  朝公園7時から8時までの後一旦家に帰って、車に乗り換えて総合病院に行って検診及び、先月の24時間心電図ホルターの結果説明。
 先生の所見「変わりなし」・・・つまり去年の検査と比較して悪くなってはいない=良くもなっていない、それと「不整脈も単発の物なので心配はありません」・・・0では無いと言うことですネ。
 マアそれでも「即入院手続きをして下さい」でないから、マいいか。
  良かったのは9時5分には清算終了・・・(これは担当の先生が既定の9時ではなく、かなり早く検診を開始してくれたため順調)。

 そういうことなので、2軒目のクリニックの予定時間10時半(多少後ろにずらしてもらいまして)には楽勝の見通し。
 予定外のお気に入り御近所ベーカリーに寄ったり・・・ここは「某タレントお立ち寄り」とか。
 某タレント推薦では無くてお立ち寄りと言う所が、多少クサイけれどパンは美味しいし、値段もリーズナブルなので住宅街の中のべーカリーなのに「食べログ」で堂々の?上位。
 
 順調と言えば、クリニックでの体重測定で・・・看護師さん「前回より1キロ以内ですが、少し減っています」って、コレで素直に喜べないけれど、「増えています」よりは好いか。
 でも、元の数が大きいのでまるで数の内に入りそうもないのです。

 公園の方は午後一番で再度駆けつけ、野鳥も来てくれました。
  飛行している姿、飛び立つ所、木の枝先にとまる所などは今回もイマイチなので、これも次回の励みと言う事で順調の内かも。

 帰宅後ネットで対局・・・対戦相手は骨っぽい相手ばかり。
  やはり敗戦し、だらしのない負け方に悔しくて続けて対局(別の人ですが)。
 これはやはり悪いパターンで、敢え無く返り討ち。
  と、いう事で連敗。
 これは「予定通りではない」と言うより、これも推測範囲の出来事。
  心残りで3戦目を挑まなかったのが、多少の進歩?だったかも。
 そうすれば3戦3敗の憂き目にあっていた可能性が大きい・・・やはり多少は頭を冷やさなくてはいけません。
 
 バレーボールではロシアに完敗、アジア大会のサッカーは勝利・・・予定通りの一日だったのかもしれません。

 

”朝公園”前の一局?

2010-11-10 00:24:01 | Weblog
 水曜日は忙しい一日になりそう。
  病院の3カ月置きの検診と生活習慣病クリニックの掛け持ちです。
 どちらも予約で時間が指定されている・・・これが便利なようではあるけれど、複数の掛け持ちで時間が近いときは忙しい。
 上手くいけば合理的ですが、初めに躓けば後ろに影響する。
  マアこういう予約を取ってしまった私が不注意でした。
 先週予約表を紛失しているのに気がついて、クリニックに確認電話をして気がついた・・・1軒目と2軒目(まるで梯で飲みに行くみたい)の間が1時間・・・これは少々ヤバイ。
 時間変更を申し出たのですが、先方も商売?30分だけ後ろにずれただけ。
  これでスムースに事が運ぶかどうかは1軒目の総合病院にかかって来た。
 診療が9時からですが、9-10時の予約患者は5人はいる筈なので、受付を1番で済ませる必要がある・・・しかし。
 しかし折角の水曜日。
  早朝公園に行かないと言う手は無い・・・となると明るくなる7時から8時が公園の写真時間で、直ぐに家に帰り車で病院に行き、それがすんだら時間によりクリニックも車で。
 それが済んだら家に一旦帰り、自転車に乗り換えて再び公園へ行く。
  この場合途中でお弁当を買って野鳥を待ちながら・・・野良猫の羨ましそうな視線を感じながら食べる。
 そうそう早朝公園で使ったデジカメは午後に使うまでの間は充電タイムとし、SDカードの方は予備を忘れない事が肝要。
 いつもですと調剤薬局にも寄らなくてはいけないのですが、これは公園の帰りに遠回りして寄る事にする。
 とまあ、頭に中で予定を組んで・・・その通りに行かないと困ります。
  こういうスケジュールですのでネット碁は午後4時からになりそう。
 但しこの原稿を入れたら、ネット碁に寄ってもしかしたら観戦だけでは済まないかも。 
  それに早朝目覚めて、朝飯前の、イヤ公園前の一局になるかも知れ無い。
 た
 
 
 

真似碁で何が起きたのだろうか?

2010-11-09 04:49:21 | Weblog
 最近理解できない不可解な事が多いけれど、今日のネット碁もその一つだろう。

  夕方仕事から帰って、愛用のデジカメの機能確認。
 愛用と言っても今年の7月からです。
  6月頃に「デジカメが欲しいナ」とリクエスト。
 「カメラを買ってどうするんですか?」
 『カメラは写真を撮るに決まっている』と思ってもそれは言えない。
 「カメラを持って公園に行くつもり」・・・マア説明になっているようななっていないような。
 これで女房殿は公園の花とか海岸の風景を撮りながら歩くのだろうと解釈、勝手にウォーキング促進グッズだと解釈して予算OK。
 但し、カメラの前に30センチくらいの望遠レンズがついているような凄いものは論外です。
  今までカメラに写るのも嫌いだったし、カメラをを持った事も無いのですから急にそういう高性能なものを欲しがっても無理。
 希望としては「20倍以上の機能」「広角可能」それに花などを写せるように「接写機能」
  そんな事で、後はカメラが私に替わりにいろいろやってくれる機械なら良い・・・。
 そういうことなので、実際に写真をとりながら、被写体によりカメラの方の対処の仕方を憶えるとかで勉強しながら楽しんでいます。
 公園での野鳥仲間が出来たりして、ベテラン連中にいろいろ教わって初めの頃に比べると少しは進歩したようです。
 但し知っている事の方が僅かで、知らない事が一杯・・・この点囲碁と何やら似ていない事も無い。。
  何せカメラの取り扱い説明書を何処にしまい込んだか分からないような不心得者ですから・・・ネットで取り説を検索できたので事なきを得まして、それを「お気に入り」に入れて置いて何かにつけ「ドロナワ」をやっています。
 今日もそういう自習。

 その後、ネットで囲碁。
  現在位置は自己MAXタイからマイナス1点・・・ですから是が非でも勝って、また新ポイントに挑戦したいのですが、但しそういう気持ちが強すぎると力み過ぎと言うか、自分の気持ちと結果がちぐはぐになり、むしろ納得いかない負け方をする事が多いのです。
 気持ちとしては「負けたってまたいつか元に戻るさ」くらいで、肩から力を抜いて置くのが丁度良い気がします。
 さて、お相手はAさん・・・確か上手の筈なのに今日は向う先でコミ4目半出し・・・まさに「勝っても負けても勉強」と言う事にならざるを得ない。
  私が白番で勉強させて貰う対局です。
 黒1天元!、、、やはり試されているらしいと感じる・・・作戦の一つであってもどこか見下せれている感じがするが、ここで『何を!!』と行くと精神的ハマリ。
  2手目以降はマネ碁の進行。
 そう言えば子供の頃、ルールも知らない頃に毎日読んでいた新聞の囲碁欄にマネ碁の棋譜があった事を思いだしました。
 マネ碁と言えば、記憶では藤沢朋斎九段・・・年が上ですが秀行先生の甥。
  剛腕のイメージとマネ碁のイメージが残っている。
 それより問題は、目の前の対局。
  記憶ではマネ碁は「何処でマネ碁を止めるのか」「あるいは止めざるを得ないか」が問題。
 確かシチョウ絡みに注意。
  シチョウを意識しつつ、接近戦を仕掛けてマネ碁を続行しにくくする戦術。
 さてそれが成功したのだろうか・・・彼は長考の末投了『エッツ!?』。
  天元の石を睨みながらの接近戦は多少は有利に進行しているかもしれないが、その反対側の辺で黒さんが仕掛けてくると今度は私が熟考しなくてはいけない筈・・・何と言っても対象型ですから。
 それに決定的に形勢が傾いているとも思えない・・・まだ48手。
  もしかしたら真似碁対策のつもりでしつこく絡んで行ったので、嫌気がさしたか・・・でも仕掛けたのは黒氏だし・・・。
  黒氏、何かの誤算でヤル気を無くしたのか?
 それとも、白の対応で先の見通しハズレがあって、これ以上は打つ気が無くなったのか?。
  あるいは白の棋力が見え透いていてこれ以上試してみる気も無くなったのか?。
 それとも急用でも出来たのか・・・この短手数での終局は嬉しさより何か中途半端な気持ちになります。
 さて、さて何が起きていたのだろう?。
  これでも1勝は1勝と割りきるしか無さそう。

たぶん健康的

2010-11-08 00:00:11 | Weblog
 私に限って言うと「健康的な」と言う事は似合わない人間だと思っています。
  十数年前に或る朝突然「今日から煙草は止めよう」と思い立って、禁煙を始めて以来煙草を吸う事はありませんが、それまで1日通常60本は煙にしていたので、考えて見ればそれまでに「人が一生で吸う分を既に消費してしまったに過ぎない」のかも知れない。
  もしその時止めていなければ今頃は・・・
 その後いくつかの欠陥が判明・病気発症して、今でも治療中の札がかかってる状態。
 持病を幾つも抱えていて、現代医学の力と数多くの薬で支えられているに過ぎない事は自分が一番良く分かっている。 
 ですから朝食後に飲む薬は10種類を越えていて、朝・昼・夕の食後は必ず服用する薬があり、且つ就寝前に飲む薬がある。

 そういう事なので、いつもの公園に早朝鳥の写真を撮りに行く時は、おにぎりとかサンドイッチのような朝食と一緒に食後用の薬を持参しなくてはいけない。
  出来るだけ決まった時間に食事をし、食後薬を飲むと言う事と、やりたい事をやるための融合策です。
 同時にミオコールスプレーのような緊急用スプレーと同時に低血糖対策の果糖の顆粒袋は必携。
 ですから一見健康そうな野外活動ではあっても、実は舞台裏から見れば芝居の描き割りみたいなものですネ。

 マア、それでも土日祝及び水曜日にこれだけ公園に通っていると、健康的と言う所には遠くても、体が野外活動に慣れて来ると言いますか、多少は良い事も有るかも知れません。
  野鳥写真そのものは、公園の中を歩き回って鳥を探すと言うよりも、期待できるポイントの藪の中に身をひそめる「待ち」スタイルなので、イマイチ健康的と胸をはれませんが、ともかく良い空気を吸い込んでいるとは言えるので、家の中で燻ぶっているよりは好いでしょう。

 さて昨日、女房殿からお達しがあった。
  いつもの近所の市立公園では無く、車で少し離れた県立公園に「家族揃って」行くと言う有りがたいお達し・・・家族の内なんです。
 従っていつもの野鳥写真公園は朝6時頃に出かけて、8時半に切り上げ。
  (実は帰る時に野鳥が来ていて松の木の中にいたのですが、泣く泣く諦め)
 県立公園の方は女房殿と息子は健康的にウォーキング
  ウォーキングなら近所でも好さそうなんですが、たまには新しいところやりたいのだそうです。
 私?、勿論ウォーキングには不参加で、公園の中の大きな池の傍にある「野鳥観察舎」に直行。(家族は、帰る時間に迎えに来る筈)
  ここは町の中だけれど、割合「自然」が残っている。
 ここは嘗て農林省の牧草などの研究用の農場だったと記憶しているが、今はスポーツ施設を含む総合的な公園で、池のあたりもちょっとした谷の底のイメージも有る。
 勿論遊歩道を歩いて野鳥観察も出来ますが、今回は初めてなので観察舎から池を見渡しました。
  大きな窓の中の内側に望遠鏡が10台くらい設置されていて池の中の鳥が良く見えます。
 この日はマガモ・カルガモ・カイツブリ・コサギ・アオサギなどが池の中に居て上空をヒワの群れが通過。
 ジョウビタキなども来るとか・・・後、名前が分からない小さな鳥を見ましたが、学芸員さんに上手く説明できませんでした。
 お目当てはカワセミですが「今朝は3羽程来ていました」との事・・・その後池の中の杭にとまっているのを発見(実は教えて貰った)。
 これは向うむきの写真しか撮れませんでしたが、杭から飛び立った一瞬を写真に撮ることに成功(本当はピンボケですが、素人としては嬉しい)。
  (連写の機能で、25枚連写の中の3枚ですから確率”低ゥ”)。
 私が観察舎を訪ねた時は訪問者が私一人でしたので、学芸員さんに専属で教えて貰う事が出来ました。
 その後双眼鏡の使用者で席が埋まるほど客が増え学芸員さんは大忙し・・・私も家族が無かに来たので約1時間くらいの観察でした。

 いつもの公園は人工海浜公園で、それに比べこちらはやや本格的な森林型の公園。
  そういう意味ではここに居るだけで、多少は健康に良い筈だし、、、そうそう公園の入口の駐車場から離れているし、最初の事なのであちこち迷いながら行ったので、3キロ以上はウォーキングをしてしまいました・・・結果ですが健康的ですよネ。
 マア、たまに行ってもダメかも知れないが、結果オーライの健康志向です。(行かないより良いけれど)
 但し健康的な週末を過ごした私は健康ではないし、健康的な事をやっていても健康を回復する確率は相当低い・・・限りなく0に。
 そこのところが問題。

越すに越されぬ

2010-11-07 00:00:42 | Weblog
 「越すに越されぬ」って表現が古いですネ・・・これは西南戦争の激戦地の熊本から福岡に抜けて行く田原(タバル)坂。
 マア司馬遼太郎の小説からの知識ですが、実は子供時代に花柳界の方が歌った「雨は降る降る 人馬は濡れる 越すに越されぬ田原坂」で歌詞でおおよその情景は想像できた。
 そう言えば、これに講談とか浪曲とかから来る”知識”もあって、史実・俗説とり混ぜて知ってはいた・・・。
 司馬遼太郎の説では西郷軍が田原坂に拘らず、初めから船で大阪、東京方面に向かえば状況はどうなっていたか難しかったそうですが、マア東上するのにまず福岡に出なくてはいけないと言う方針に拘った辺りが西郷軍の限界だったのかも知れません。
 その辺りは歴史学者とか軍事専門家ではないので良く分かりません。
  但し自分のネット碁のポイントで例えるなら、自己MAXタイのポイントが「越すに越されぬ田原坂」になっていて、ここ数年ここで足踏みしている。
 この場合は西郷軍みたいに途中で船でショートカットして1間トビとか桂馬トビは無いので、愚直出会っても目の前の壁にぶつかって行くしかない。
 要するに運良く越えてしまうと言うラッキーな事が起こるか、余り期待できないけれど実力アップして壁を壊すしかない。
 不思議なことにこのMAXポイントが、誰にとっても意味のある数字だとは思えないのですが、私にとっては万里の長城で有り、嘗てのベルリンの壁であり、嘆きの壁でもある。
 いつの日希望の壁・喜びの壁になるのか・・・そういう日が来るのかどうかも不明。

 つまり、今日のチャレンジは失敗。
  向こう先で白からコミ出しの碁で、終盤で投了。
 この間まで『向こうの方が強い』と思っていた人に、この手合いですから、このハンデ変更を乗り越えなくては夢は実現しない。
  想像ですが夢実現には多分この道だろうと言う方向は感じている・・・感じてはいてもそれが難しい。
 「一生懸命」「頑張れば何とかなる」と言う事はあり得ない・・・世の中そんなに甘くない。
  だから何処をどうすれば良いのか?・・・そういうものがある筈。
 私が自分の碁で思うのは、地と勢力のバランスと言うか、序盤の構想の部分に難有りなんでしょう・・・きっと。
 勿論アマですから、いろんな欠点は、不十分な点はあるでしょうが、最も重要且つ緊急な点はそこだとは思う・・・ではそれをどのように改善するか?
 それが分かって実行できれば苦労は無いと開き直るしかないか。
  マア、当分は公園で鳥の写真を撮りながらノンビリやるしかない。

いつだって石橋を叩かなくては

2010-11-06 00:00:41 | Weblog
今日(金曜日)の夕方帰宅して、いつもの習慣で着替えながらパソコンを立ち上げて、時間を惜しんでネットで一局・・・これが私としては一番危険な行為・・・イヤ睡眠不足で疲れ気味なのに妙に打ちたい時の次ぐらいに危ない。
 今日の仕事は、課の人員の半分が日曜出勤の代休とか研究会出張などで留守・・・しかし、来客とか面倒な電話などは無くて、午後は開店休業状態(おかげ様?)。
 しかし、そのまま終業時間を迎えられる程世の中は甘くは無いのです。
  電話がかかってきて「そちらは何時までやっています?」(『何?これから来る?』)
 「5時なら大丈夫ですが、相談とか証明の申請ですと時間がかかるので、少し余裕を持っていらして下さい」となる。
 それでこういう人が一人ならまだいい。
  金曜日の閉店?間際は案外危ないのです。
 多分こういう設定だと思われる・・・「都内、あるいはこのセンターからある程度離れたところで仕事をしている人が・・・このセンターで発行している証明書などが必要あるいは、各種の記録を調べる為に来所する場合・・・ここでの仕事を週末最後の仕事として直帰する予定で来る。
 その場合に当センター閉店時間ギリギリが都合が良いらしい。

 こちらの事情を言うと、私などは時差出勤で早く来ているので5時はタイムオーバーで本来なら既に居ない。
  しかし帰ろうとしている状態で来客があれば、基本的な問題として来客のニーズに応える事が優先なので、今日みたいに人員不足状態では、、、帰れないのです。
 そういう日程、家に帰るとネットで碁を打ちたくなるのです。
  マア、イライラの代償行為みたいなので、尚更こういう状況で囲碁を打つのは危険。

 ネットで対局待ちのリストを見ると、どこか記憶がある人の名前が載っている。
  仮に私が対局を申し込むとすれば私の先でコミ3目半くらいでしょう。
   少し気になることがあったので彼の成績を見ると、、、190勝140敗、、、これくらいの対局数ですとおそらく入会して半年から1年以内。
 50勝も勝ち越しているのが凄い。
  問題はこの勝ち越しが入会直後に集中しているのか、あるいはコンスタントにアップしているのかがわから無い事です。
 つまり前者で有れば、入会時期に適正な点数に修正した点数アップだと思えますし、後者の場合は確実に進化を続けていると想像出来る。
 対局する側から見ると後者の方が相手として「頼もしい」感じはしますが、進化の止まったジイサマとしては打ってみたいけれど危ない人。
 
 更に自分の棋譜を調べると1,2カ月前に対局していて、この時は向う先で中押しで負けている・・・イヤ弾き飛ばされたと言う感じだった。
 その時に比べ僅かな間に彼は17ポイントアップ!!。
  それに対し私も7ポイントアップしたが、相対的に立場は逆転していました。
 いや立場の問題では無くて、私のは単に調子がよかっただけで、言い換えれば年に何回かある晴天の特異日みたいなもので、彼の場合はエンジンの性能アップ、地力アップだと思える。
 この差は大きい。
  私のはその日の風の吹き方で化けの皮が剥がれるのに対し、彼の方はまだまだ伸びシロがあるかもしれない。
 従って彼のポイントが平行飛行になるまで見送り。

  こういう慎重さと別に本来の慎重な打ち回しも有りますね・・・私にとってはこちらが大事なんですが、どうも対局中はおろそかになることがある。
 例えば相手が考慮中に問題の部分の手を読む・・・それは当然。
  そして相手Aとくれば私Bと受ける・・・そうすると相手がC,あるいはDとくるだろう・・・と言うように読むのですが(普通誰もそうでしょうが)。
 その流れの中で相手がAの時既定のコースとして、即Bと反応する癖に少なからず問題があるだろうと感じている。
 予定のコースであってもAの後にBで本当に良いのかと言う見直し、XとかYも有るのではないかと考えるその姿勢が私に少し足りない気がしている。
  あるいは気合いが悪い感じかも知れなくても、打った石は動かせないのだから「見直し」は必要で、「即」の反応手がベストでは無くてベストは他にあると気がつくかもしれない。
 それは、迷った挙句結局悪手を打つ事も有るでしょうが、考えて打った結果ならしかたがないとあきらめられる筈です。
 
 そこの所、石橋を叩いて渡ると言う所が私には難しいのです。
  「ここはこの一手」みたいに「気合い」で打つのなら得意?なんですが、前者は慎重で後者は蛮勇の事が多いです。(私の場合)

見事!?いや運のみ

2010-11-05 00:00:10 | Weblog
 3日の文化の日にはいつもの公園の池の縁の芝生の上で、早朝から3時間余りと午後の3時間を座禅?状態。
 これで何か頭の中の状態とか、健康状態が良くなるわけでは無いのですが、ひたすら鳥を待ち続ける修業みたいなものです。
 期待通りにならなくても、私が勝手にやっているだけの事で誰に文句を言えるわけでなし、通りすがりのウォーキングの人に「なんともの好きな」と思われてもひたすら無視して耐えるのみ。
 天気が上々の割にはシャッターチャンスは逃すわ、ウォーキングの人の足音で待っていた鳥には松の木に隠れてしまうわ・・・しかしこれも”みんなの公園”ですから修業の内なんでしょう。
 それでもイソシギとかハクセキレイ、シジュウカラなどがやって来たので、遊んで貰っていたと言う感じです。

 尤も祝日なので、はじめから半分は期待できないので、マア仕方がないと割り切る。
  一日に6時間もタダで遊ばして貰って文句は言えません。
 早朝から遊んでいたので、座っている事が多いので殆んど体は疲れてはいいませんがかなり眠い・・・朝早くからいえを出て、昼寝もせずに遊んでいました。
と言う事でネット碁はほぼ観戦オンリー。
 こういう目いっぱいに遊んだ日、しかも睡眠が不足の日は囲碁危険日・・・対局しても、自分では自信を持って打った手が一瞬で『なんだコリャ!?』になることが多い。
 『考えに考えて打った手が、ダメ詰まりに頭から突っ込んで行く自殺手』だったりすることがある。
 今、自己MAXにあと1勝なので、対局時のコンディションを大事にしなくてはいけない。
  相手は相対的に強い人と打つ確率が高いし、いつもの顔見知りでもハンデがきつくなっている可能性が高いので、せめて自分の条件でハンデを負ってはいけませんね。

 それで祝日明けの4日の夕食後にネットで対局しました。
  相手のしから人は時々打つKさん・・・ほぼ同じくらいの棋力だと思うのですが、今日は向う先で白番半目コミ出し・・・この分がハンデがキツイ。
 内容はかなり地の競り合いでお互いに模様を張らせない感じの碁。
  Kさんはよく考える・・・マアネット碁ですから時間の消費=考慮時間かどうかは分かりませんが、考え所で時間を使うのですから状況的にコーヒータイムではないでしょう。
 持ち時間45分の碁ですからアマとしては標準的な持ち時間だと思いますが、彼は持ち時間の幅を有効に使います。
 私はと言うと、、、考えない訳ではないのですが、彼がかんがえている時間を有効?活用しているので数字的に考慮時間の減り方が少ない。
 こういう感じってよくありますね、、、私は相手の考慮時間を借りている感じ。
  肝心の碁の方は相当細かそう、、、中盤から終盤、大寄せ前に何度も数えるのですが結論が出ない。
 少し余裕があるように思うのですが数え直すと、良く分からない、、、。
  結局2,3目残るので、1目半勝ちだろうと自分なりに結論・・・これが実は間違い。
 ヨセの最後に残された半コウを巡って延々とコウを争いまして・・・これが結果的に最後の勝敗を分ける勝負どころだった。
 私は多少余裕があると錯覚していましたから『半コウを譲って終局にしようか』と思ったのですが、『何十目も良いわけではないので、譲る程の余裕では無い』し『敢えて損をする謂れも無い』と言う事で延々と徹底抗戦。
 最後コウ立ての差で私のツギ番。
  終局して白半目勝ち・・・と言う事はこの半コウが勝負を分けていた・・・コウ立て1つの差。
 仮に損コウを打ったら負けだった。
  かくして運良く自己MAXタイに復帰しまして、次の1戦で「新」を目指します。
 

健康的?

2010-11-04 00:00:39 | Weblog
 11月3日は「文化の日」ですよね・・・私はあい変わらず、休みの日はいつもの公園。
  朝6時に家を出て、6時15分には池サイドに到着、それから9時過ぎまで野鳥ウォッチング。
 これが、朝早くからウォーキングをしているのなら健康的と言えるのですが・・・自転車で公園までが約1キロですから往復で2キロでは余り運動効果があるとは言えない。
 ウォッチングも広い公園を歩き回っているのなら運動ですが、私のウォッチングは「待ち作戦」
  公園の池の中で、狙いの野鳥の来るポイントが3箇所はあるのですが、私はその1箇所に絞って「待ち」作戦。
 
 人によっては「攻め」作戦で、その3箇所を次々とパトロールする・・・これは性格か「健康」を意識したやり方なのか・・・
  ともかく私は「待ち」、そのために折りたたみ椅子に100均で仕入れた座布団を持参して、持久戦に備えているのです。
 池の縁のポイントで三脚を立てて、カメラをセットしてひたすら待つ・・・時々姿勢をチェックして、「椅子で座禅気分」。

 いつもなら土日祝の午後は人出が多いので、ウォッチングには向いていないのですが、季節的に「寒い」と言う所に期待?(家族連れは減る?)して昼食後に行ってみました。
  確かに9月頃の人出では無かったのですが、思ったよりは人が多かったので期待外れ。
   11月も末になって木枯らしシーズンにはきっとウォーキング・ジョギング・犬の散歩以外は来る人が減るでしょうから、もう少しの辛抱?。

 ともかく、歩き回る分けではないけれど、森林浴+海浜浴(海に近い)ので多少は健康的な気はするのですが・・・さてどんなものでしょう。

 ところで野鳥ウォッチング、渓流釣り、囲碁棋風・・・
  野鳥ウォッチングでは狙いの鳥がはっきりしているので「待ち」、渓流釣りでヤマメを釣に行っていた頃は川筋を釣登り釣下り、時にはバカ長で川を渡る・・・鮒釣りみたいにジッとしている釣りは苦手。
 さて囲碁は・・・所謂本格派は「不動」と言うかジックリとした感じ・・・なんだけど私の囲碁はどちらかと言うと「跳んだり跳ねたり」に近いか?
 棋風(アマチュアで棋風と言うのも、少しこそばゆいが)は自分で思ったいる事と他人様の評価が違っていたり・・・。

M田さん、戦法を変えた?

2010-11-03 00:00:28 | Weblog
 月曜日の夕方に仕事から帰って一局。
  実はこのタイミングでネット碁を打つのは私としては珍しいのですが、マアなんとなく「打ちたいな」と思ったので、その気持ちの流れです。
  以前、職場がもっと近かった時には5時少し過ぎにコミュニティにいけたので、囲碁クラブの座敷を覗いたり、誘われれば打ったりしていました。
 一応座敷の使用時間が7時までなので、家に帰って夕食のタイミングが良かった。

 私は普段感じているのは、仕事から帰って直ぐに「さあ打つぞ」と言う感じで打つ時の成績は余り良くない事です。
  変な表現ですが碁相手を待っていた人に「やっと来ましたネ、さあ打ちましょう」と誘われた時に、「私でいいですか?」などと多少”及び腰”で相手をする方が結果は良いように思っている。
 コミュニティのリアルは言って見ればお稽古だと割り切ってしまえば打てる・・・これが勝負を賭けるような要素があったら打てないと思う。
  こういう割り切りと言うか余裕と言うか・・・
 向こう2子から4子の相手に誘われる事が多いからと言って、別に相手をなめているのではなく、そういう気持ちでないとこの時間に、仕事帰りと言う条件では打てないでしょう。
 気持ちはそういう事で、実際には負けても良いと思ったことは無いですが・・・。
  そういうコミュニティ的な気持ちの持ちようとネットでの気持ちは正反対。
 ネットは自分としては”勝負”と言うか公式戦では無いものの実名で、全国の人と打つわけで自分としての真剣勝負。(負けても不利益はありませんが)
 勝ってもポイントを1点貰うだけですが・・・。

 さて10月の最後の負で自己MAXタイになりまして、そこから●●●と団子三兄弟。
  これではならじと頑張って○○、ワンポイントダウンに戻しましたが月末対局●。
 MAX越えは出来ませんでしたが、そこから2ポイントダウンならマズマズでしょう。
  さて月も変わって11月の初めての対局が帰宅すぐの夕方対局で、相手はお馴染みのM田さん。
 この方が単なる同姓同名なんでしょうが、私の高校時代のクラスメイトと同じ名前・・・妙に親近感がある。
 しかも実際の彼は高校時代から控え目な、物静かなタイプだったのですが、碁風もそういう所を感じさせられる・・・(勝手な思い込みですが)。
 さて立ち上がりはM氏黒番で2連星で私が星+小目。
  いつもならお互いに2連星になることが多いのですが私の方が多少変えて、「場合によっては白で”中国流もあるぞ”の構え」
 これは相手のカカリを誘ったとも言える流れで、黒5は小目に一見高がかり、白6下ツケ。
  黒ツケ引き定石にせずにナダレ。
 かくて私の地で先行に対し黒氏の模様と言う形になりました。
  いつもですとMさんも地に辛い碁ですが、「辛さ勝負」では最近私の方が分が良かったので戦法を変えて来たようです。
 確かに私でもこう打ちたくなる所。
  但し、だらしがないことに私はナダレの変化に自信がないのでナダレにはしませんでしたが、そうなるとヤヤ及び腰で気合いが悪い分だけ押され気味。
 
 結果は中盤でコウがらみで勝負を仕掛けた事が効を奏して、何とか今月の初戦勝利とはなりました。
 これで次にM君と対戦する時はナダレ含み作戦でグレードアップして来ることが考えられるので、私もドロナワに近いですがそこの所強化しておかなければ、インチキ対応は粉砕されそうです。

少し哀しい気分

2010-11-02 00:00:47 | Weblog
 先週末にいつもの公園での会話。
  お相手は準レギュラー会員(勝手にランク付けしていますが、公園での楽しみ方は皆同じ権利と義務があります)。
 勝手に呼んでいますが・・・
 レギュラー格は二人で私に最初にいろいろ教えてくれた先生;この人とは土日祝日の朝は、天気さえ良ければ殆ど出会います。公園までの距離も私とほぼ同じで、平日もたまには来ているが、私が水曜日限定なのに対し彼はリタイアなので、もっとフリーなようです。
 実はこれだけ出会って話を するのに名前は聞いていない・・・マア名前は重要な事ではないし。
 その彼の先生格のオジサン・・・この方の写真と鳥の知識は凄い。
  但し、何時も来るわけではないので、一応隠れオーソリティ・別格的存在。
 それにたまに来る人で、言葉を交わす人が二人・・・これはお互いに野鳥の写真を撮るために協力しあったり、邪魔のなる事をしないと言う関係で”なんとなく仲間”と言う感じで準会員的存在です。
 このほかに行きずり的に池の写真とか、目立つ鳥の写真を撮る人・・・マア臨時会員と言う事でしょうか。

 さて、準会員格の一人との会話。
  その前に、数日前から嫌な予感がしていた・・・
 実は池の上に鳥の羽らしきものが2,3浮いていて風であちこち移動していた。
  季節で羽が生え替わり、古いものが抜けている?・・・イヤそういう感じでも無い。
 それで彼との会話。
 「最近ゴイサギの幼鳥を見ませんね」「二羽いた筈なんですが」「午後など、向こうの日本庭園の池の縁で寝ていまして、5メートルくらいの距離で写真を撮っても動かない・・・大胆と言うか命がけで寝ていましたね」と話すと、、、
 「多分その幼鳥でしょうね、向こうで羽だけが散乱していました」
   と、言う事は・・・この辺りは猛禽類はまず見かけないから、恐らく公園に住んでいるノラ猫の仕業でしょうね。
 ここのノラ猫は鳥を狙って木の上の登って待ち伏せをしますし・・・池の縁では池の魚も狙ったりしています。
 たまに経験の浅い鳥は被害にあっている。
  野生界の宿命?
 いや、野良猫とか野バト(伝書鳩の野生化)とは本当なら自然界で競争にはないでしょう。
  アアそれなのにノラ猫に餌をやりに来るのを日課にしている人もいる!! 
 どうせやるなら、鳥に手を出さないくらい満腹させてくれれば良いのに・・・そして同時にノラ猫同士で増殖しない事ですネ。

 それから数日して、日曜日の朝公園の池の周りを歩いていると、若い猫の死体が地面に横たわっていました。
 特に外傷はないようだったし、相当痩せてる所を見ると飢え死にだったか・・・あるいは台風の大荒れの天気の中で病気になったか、寒さに耐えられなかったのか・・・
  鳥の天敵の猫の死だけれど、割り切って喜べるものではありませんね。
 このあたりは人が大勢来るので、何かにつけ餌にありつけるチャンスは多い・・・それだけにボス猫格の強い猫が若い、弱い猫を追いかけ回している。
 だからボスは大きくて栄養がありそうだけれど、弱い猫・要領の悪い猫・餌やりオバサンのお気に入りでないノラ猫は痩せている。
 何だか哀しい感じがします。
 
 
 
 

少し粘り強くなったかな?

2010-11-01 02:19:38 | Weblog
 他人ごとでは無く自分の事ですが、何事も都合良く解釈する性格なのです。
  先日ネット碁の点数が自己MAXタイになりましたが、案の定そこから苦戦の始まり。
 正確に言うと苦戦は自己MAXタイに到達する前から始まっていましたが、そこのところは過去に経験があるゾーンなわけで、何とか乗り切ったと言うか、勢いで進みま した。
 ただ、実際にそこに到達すると、なんとなく相手との手合いが変わって来ている事を意識してしまう・・・そこはズウズウシイようでも実際は気が小さなビビリ屋でもある。
 例えばこれまで7点差の相手・・・これは段位ならほぼ同段で、点数によるハンデが向こう先で白半目コミ出しとなる・・・それが7点差から13点差に変わると、置き石が2つに変化する(黒からコミは出るものの・・・)。
 
 2子の置き碁の白番は嫌いでは無い・・・むしろ自分の碁をチェックする時には面白いと思ってはいる。 
  例えば乱暴な手段で一気に行くのではなく、じりじりと離されずに追いあげて行くような打ち方を見直すのには面白いとは思っている。
 しかし、コミがあるとはいえ、少し前まで先だった人に2子はキツイ。
  つまり、この辺りのハンデの改正は、再び元の「先の位置」位置に戻るためみたいな気がしている。

 従って、自己MAXを賭けた対局は少し前までは2子の相手で、この人に先で勝てたら同じ1勝でも価値が違いそうだと思える相手に・・・。
 そう、だから歯ごたえがあり過ぎ。
  マア、それでも跳ね返されても納得でいる事はある。
 そういう事で自己新をかけた一局は予定通り?負け・・・但し棋譜を振り返って見て、勝機が無かったわけではない事を確認。
  そういう反省すべき点を実践中に気がつかない事が実力差の証明でしょうね。
 問題はこういうチャレンジに失敗して、「チャレンジだから失敗しても好いじゃない」とは思うものの、過去の例ではそこから連敗街道が始まる事が問題。
 今回も案の定3連敗・・・3つ目の敗戦も反省点が多い負け。
  
 マア、それでもそこから2連勝出来たので、多少は粘り強くなったようなので自分を褒めたい(甘やかしですが)。
  2局目は、私が入会した頃は2子置かされた上手で、今回は向う先コミは黒半目。
 結構きつい手を打つ人だったと言う記憶がある・・・それが手合いが変わっているので大変。
  この碁は・・・上辺の黒の一団が白先で取りに行く手が残っていた事。
   実際には無条件では無くコウにでの攻め合いになるので、せっかく仕掛けても成果が無くては何にもならない訳で、そのために地合いで離されないようにしながらコウ立てを作る事、味の悪い石を作らない事を念頭に打ち進めました。
 黒氏は、コウの事は分かっていた筈ですが、味良く手を戻すことが出来なかった事が敗因になったようです。
  事前に予定していたコウで仕掛けて、結果は幸いしました。

 3連敗のあと2連勝・・・あと一つで元の場所。
  さて3つ目は?