はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

ごくろうさまでした

2012-09-12 20:51:20 | daily
 今日も色々ありましたが、とりあえす、これかな。
 陸前高田市の高田松原の生き残り、奇跡の一本松が、今日、倒れました。
 このあと防腐処理を施されて、来年2月頃には、元の場所に戻るそうです。
 まあ、私は、このまま静かに眠らせてあげたい派ですが。
 あそこに一本がんばっている松があるから、同じ様にがんばれた人もいるわけで。
 無くしてしまわないで欲しい、という気持ちも分かるし。
 逆に忘れてしまいたい人もいるだろうし。
 大津波の生き証人?というか、モニュメントのような物だから、保存して後世に残したい、というのももちろん分かる。
 陸前高田だけでなく、各地で同様の動きはあるようで。
 忘れないように、この悲しい遺物を残そう、と。

 ただ、思うのは、後世に伝わるのは物ではなくて、人の記憶とか、語り継がれる言葉なんじゃないかな、と。
 震災で甚大な被害が出た地域ほど、これからの子供達に、ちゃんと伝えていって欲しいものです。
 彼らが大きくなった時に、そのまた子供達に、昔学校で習ったことだけど、とか、お父さんから聞いた話だけど、とか、順繰りに話して聞かせることが、大切なんじゃなかろうか。

 広島の友達がそうなんだよね。
 子供の頃、もういい!っていうくらい原爆の話を聞かされたそうです。
 語り部さん達もいるよね。
 まあ広島には、原爆ドームがあって、資料館があるけどさ、確かに物の伝えるインパクトは強いけどさ、ちょっと距離があるんだよね。
 そこに人が加わると、ぐっと近くなるんだよね。

 物だけ作って、ぽーんっと丸投げで無いことを願います。

 そんなわけで。
 私の、一本松さん、最初の一枚。
 去年の7月23日。
 この写真はトリミングとかして既出だけど、今日は、ほぼそのまま。
 (仮)気仙大橋を通っている時が、一番よく見えました。
 毎度毎度、よく来たね、と言われているような気がしてたね。
 この頃はまだ葉が青々としてました。

 長いこと、お疲れさんでした。
コメント
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