雨予想を信用して?今日はインドアに変更。
久しぶりに、笠間の日動美術館へ行って来ました。
ここは色んな画家のパレットのコレクションで有名ですが、ただいま企画展は茅葺きです。
茅葺き民家を追い求めて 向井潤吉展
多くの日本の民家を描き続けた画家です。
昭和初期から戦後の高度経済成長の中、失われてゆく風景の記録をライフワークと決めて、茅葺き民家を求めて日本全国を訪ねたのだそうです。
そんなわけで、展示されている作品の多くに茅葺き屋根の家が描かれていました。
茅葺き屋根の家は、今でこそ数少ないですが、とりわけ珍しい画でもないんですが。
失われていく風景の記録なら、写真でもいいんじゃないか、と思ってみたり。
でも写真は、ちょっと前まで白黒しかなくて。
けれども画は、ずーっと色が付いていて。
とっても写実的な絵画なら、それは十分記録になり得るのだなあ、とか
今更だけど。
考えてみれば、写真が発明される前は、人物の記録は肖像画だった訳で。
ただ日本画ってのは、西洋の画とは全く違うんだよね。
でももし、戦国時代に油彩が日本に伝わっていたら。
失われてしまった多くの物が、鮮やかな色使いで記録されていたかも、と思うと大変もったいない感じがするのですよ。
なんてことを考えてしまった一日でした。
笠間はただいま菊まつりの真っ最中。
町もいい具合に色づいてました。
向井潤吉展は、来月7日まで開催中。
菊花の観賞の折にでも、足を運んでみて下さい。
久しぶりに、笠間の日動美術館へ行って来ました。
ここは色んな画家のパレットのコレクションで有名ですが、ただいま企画展は茅葺きです。
茅葺き民家を追い求めて 向井潤吉展
多くの日本の民家を描き続けた画家です。
昭和初期から戦後の高度経済成長の中、失われてゆく風景の記録をライフワークと決めて、茅葺き民家を求めて日本全国を訪ねたのだそうです。
そんなわけで、展示されている作品の多くに茅葺き屋根の家が描かれていました。
茅葺き屋根の家は、今でこそ数少ないですが、とりわけ珍しい画でもないんですが。
失われていく風景の記録なら、写真でもいいんじゃないか、と思ってみたり。
でも写真は、ちょっと前まで白黒しかなくて。
けれども画は、ずーっと色が付いていて。
とっても写実的な絵画なら、それは十分記録になり得るのだなあ、とか
今更だけど。
考えてみれば、写真が発明される前は、人物の記録は肖像画だった訳で。
ただ日本画ってのは、西洋の画とは全く違うんだよね。
でももし、戦国時代に油彩が日本に伝わっていたら。
失われてしまった多くの物が、鮮やかな色使いで記録されていたかも、と思うと大変もったいない感じがするのですよ。
なんてことを考えてしまった一日でした。
笠間はただいま菊まつりの真っ最中。
町もいい具合に色づいてました。
向井潤吉展は、来月7日まで開催中。
菊花の観賞の折にでも、足を運んでみて下さい。