はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

知らなかったこと

2017-03-21 22:56:36 | daily
 今日は一日雨。
 おまけに寒いし。
 しかし、この時期の雨は、暖かさを運んでくる。
 連休前はちっちゃかった桜のつぼみが、今日はぷっくり膨らんでる。
 東京では開花宣言が出ました。
 染井吉野のね。
 他の桜も宣言して

 というわけで。
 昨日の事など。
 大熊町の次の日は東京でした。
 ドキュメンタリー映画を見てきました。

 教えられなかった戦争 フィリピン編 侵略「開発」抵抗

 終わったと思っていた戦争は、まだ終わっていないという話。
 フィリピンはもともとスペインの植民地でしたが、アメリカに売られて、日本が侵略して、アメリカが取り返して、独立したけど、今はアメリカが日本にいじめさせてるところです。
 戦争ってえと、私もそうだけど、多分、大方の人が、湾岸戦争みたいなのを想像すると思う。
 空爆とか、地雷とか、銃撃戦とか。
 でも今の戦争は、武器を使うだけではなくて、てかむしろ使わなくて、お金で相手を痛めつけるみたいです。
 しかもその国の民をいじめるのは、その国の兵士で、つまり、国が、そうせい、と言ってるわけです。
 言わせているのは、開発・援助という名目でお金を出す国で、そこに工場を建てる企業で、この国に海外企業が進出したら雇用が増えて経済が発展して国が豊かになるよ、とそそのかしている黒幕で。
 お金ってなんでしょう。
 な、映画でした。
 そこに私達の税金、使われてるらしいです。
 知らなかった。
 畑を潰して作った工場で作られた物を私達が買うことで、雇用が増えて、彼らの収入が増えて安定した生活を送れる様になるんだと思ってました。
 いじめられっ子が、いじめっ子になっていじめ続けてるなんて、サイテー。
 ホント腹立つわ
 知らなかった自分自身にも。
 教えてくれてありがとうございました。

 20年も前の作品ですが、きっと今でも通用する。
 だって、戦争続いてるから。

 上映後の質疑応答で、そんなフィリピンの人の達のために、なにをすればいいでしょうか、と質問した人がいました。
 それを聞いて、多少なりともボランティア活動を続けている私達は、聞いてる暇があったら動け、と思ってしまいましたよ。
 実際に行って、その目で確かめて来るもよし。
 お金の流れを調べるもよし。
 この作品を世間にもっと知らせるもよし。
 なにかしたいと思うなら、なんかやったらいいよ

 作品は、貸出・購入が可能だそうです。
 機会がありましたら、ぜひご覧下さいね。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする