はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

日本の家展

2017-09-11 22:34:05 | daily
 今日は9月11日ですね。
 もう16年も経つんだなあ。
 こうやって事件を思い出す日が年々増えていくわけで。これから先どうなっちゃうんだろうと思ったりもしますが、それって色んな事件が起きているにもかかわらず、とりあえずこうして生き延びてきているということなんだなあ、という事に気付いてありがたいやらなにやらです。
 だからね、こうして思い出すのは、死ななかったヤツらの義務ですよ。

 というわけで。
 昨日の事ですが、久しぶりにお上りさんしてきました。

 日本の家展/東京国立近代美術館

 1945年以降の建築と暮らし、ということで、戦後、日本の家はどういう風に変化してきたか、を系統立てて展示しています。
 私は建築家でもなんでもないですけど、結構おもしろかったです。
 だから、ちゃんと勉強してきた人達には、すごく興味深いんじゃないかと思います。
 建築関係の展示は、4年前の坂茂さんの展示以来ですね。
 あ、いや、ちょっと系統は違うけど、天命反転住宅も行ってるか

 今回は何人もの建築家さんの家が展示されています。
 あ、実物じゃなくてね。
 写真や、模型や、図面など400点が並んでいます。
 坂さんの時と違って、個人宅ばかりです。
 個性的、というか、家ってもともと個人がいる所だから、みんなそれぞれで当たり前か。
 というか、そういう家が、住宅地の中にポンってあるのが、なんかおかしい。
 そしてみんなしっかりした外壁。
 それは町中にあるからなんだろうね。
 自然の中に建っている家は、なんか開放的で、外との仕切りがあまりなくて、あっても大きなガラス窓みたいな感じで。

 会場の一角に、民家は建築ではなく、自然の一部なのだ、という言葉がありまして。
 つまり、そこに住んでいる人も、自然の一部なんだろうなあ、とか思ったりして。
 でも町に住んでいる人は、自然から遠く離れてしまっていて、それでも近くに自然を置きたくて、家の中に持ち込んじゃった建物までありました。
 建築家ってのは、やっぱデザイナーだよね。
 空間をデザインするっていうのかな。
 心地よさとか、機能的かどうか、は、きっと別の問題なんだろうな。
 と、普通の箱に暮らしている私は思うわけです
 来月29日まで開催してます。
 自分の家と比べながら見るのもおもしろいかもです
コメント
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