はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

時効にはなったけど

2020-11-24 20:53:27 | theater
 昨日は馬の後、映画へ参りました。
 月曜日だからね、守谷です。
 この作品は、グリコ・森永事件をモチーフにしていて、出てくる企業名などは架空のモノになっていますが、犯人による脅迫状などは、極力史実どおりに再現されているそうで、観ていて、途中から現実と作られたものと区別がつかなくなってしまいます。
 事件当時、私は高校生で、もちろん事件を知っているわけですが、誘拐事件があって、毒入りお菓子がばらまかれて、キツネ目の男の似顔絵が出て、ハウスとかにも波及してますけども、意外と憶えてないというか、実感が無いのですよ。
 というのも。
 当時お菓子とか買わなかったから?
 少ないお小遣いは映画と本に注ぎ込んでいたし、コンビニとかも無かったし、遠足の時位しか買う機会は無かったのよね
 そのせいなのか。
 脅迫に子供の声が使われていたことは、この映画で知りました。
 当時、あんまりTV観なかったからなあ
 今みたいに情報が溢れかえっていたわけでは無いから、情報源は新聞か、TVか、週刊誌くらいだった。
 35年前は、関西も、ずっと遠い所でした。
 夏に観たナウシカが、ちょうどその頃公開だったねえ。
 さてさて。
 劇中では、主役の二人が別々の方向から事件の真相に迫っていくわけですが、その道が、どこで交差するのか、というのもドキドキものです。
 派手なアクションもなんもなく、淡々とというより、じりじりと擦り寄っていく展開でした。
 話の元になった事件は未解決だし、めでたしめでたしにはならないだろうし、どういう終わり方をするんだろう、と思いながら最後の方は観てました。
 最後に流れる、Uruさんの歌う、振り子、が、妙にマッチして、物語を静かに閉じてくれました。
 実際には、映画のような辛く哀しい出来事が無かったことを願います。

 罪の声

 今年の締めはこれでよいかと(←早い早い
コメント
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