はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

5年ぶり

2023-08-28 22:07:13 | daily
 そんなこんなで?
 処理水が放出されたこのタイミングで、福島第一原発へ行って参りました。
 前回は2018年だったので、5年ぶり。
 コロナもあったしね。
 集合場所は前回と同じ場所。
 ですが、今回は、廃炉資料館、という名称になっています。
 前回訪れた直後に、オープンしたんですよね。
 資料館で映像を見た後、バスに乗って福島第一原発へ移動します。
 
 移動中、周辺の変遷についても説明してくれました。
 バリケードが撤去されたとか。
 
 中間貯蔵工事情報センターは、誰でも見学できます。要予約。
 
 いつも通る道ですが、説明を聞くと、また違って見えます。
 そして、久しぶりの原発は、相変わらず撮影不可。
 構内視察の前に、会議室で概要を聞きます。
 いただいた資料のトップにある1~4号機の状況が、5年経ってまた変わりましたよ。
 3号機の燃料取り出しが終了して。
 2号機も燃料取り出しの準備が着々と進み。
 1号機はもうすぐ大型カバーが設置されます。
 水素爆発が起きて、上部が鉄骨剥き出しの1号機の建屋は、外から見えなくなってしまうんですかね。
 さてさて。
 構内もバスに乗って巡りますが、その前に。
 処理水の生き物への影響を調査するために、ヒラメやアワビが飼育されているということで、まずはそちらの見学。
 通常の海水で飼育されているヒラメと、処理水で飼育されているヒラメがいましたよ。
 体内のトリチウム濃度が高くなったヒラメも、通常の海水に戻すと、トリチウム濃度が下がるそうです。
 除去しきれないトリチウムですが、これはもう水なので、取りきれないというか、体内に取り込まれても、水なのでどんどん入れ替わっていくのは当たり前の話で、しかも処理水ごときではヒラメは死なないのだな。
 まあ、魚は海の水飲んでる訳じゃ無いしね
 ところで、あのヒラメは試食できないんですかね?
 と、盛り上がったところで、バスに乗り込み、1~4号機を見に行き、多核種除去設備(ALPS)の周囲を回り、5~6号機前のデッキから海を眺めました。
 この沖約1km先から処理水がやわ~んと放出されているとのこと。
 岸壁には、津波でよじれたタンクがまだ残されていました。
 震災から12年が過ぎて、当時、在籍していた職員も減り、新しく入ってきた若い人達は、震災を憶えていない人も多いという事で、その災害を伝えるために残しているのだそうです。
 なんか、戦争と同じだなあ、と。
 現物が残っているのが、一番分かりやすいんだけどね。
 そんな感じで。
 今回も色んなお話しをうかがうことができました。
 そして、また廃炉資料館に戻ってきて、解散です。
 今度は、ゆっくり中を見よう(←見とらんのかい
 そんなわけで。
 
 東電のみなさん、ありがとうございました。
コメント
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