昨日は12月の気温だったとか、
今日は平年並みになり、お天気もいいようだが、
土曜日は雨になるとの予報。
季節は気まぐれで行ったり戻ったり、
寒暖の差も大きく体調管理にも気が抜けない。
楽しみだったベランダのモーニングタイムは、とっくに出来なくなり、
来年の春までお預けだが、
この寒さは木々の紅葉には必要なようで、日毎に鮮やかさを増している。
仕事を辞めてから、気付いたことがたくさんある。
こうして紅葉を眺め、季節の移り変わりを楽しむ事も、
夕焼けの大きな夕日に感動する事も、無かった事に気付いた。
仕事をしているとそんな時間の無いのは当然で、それが不幸な事だとも
気付かなかったが・・・・・
学校を卒業すると、就職して実家を出るのは、
私の頃は当たり前の事で、
仕事をする事に、何の疑問を持たないまま
子育てをし、家事をこなし働いてきた。
昔の母は、みんなそうだったのだろうが、
私の母も、いつも体を動かしている人だった。
日が上がっている間は、横になっている姿を見たことが無かったほど
働き者だった。
そんな母を見て育った性か“何もしないで居るのは怠け者”
子供の頃からそんな考えが刷り込まれてしまったようだ。
仕事を辞める時も、働ける健康な体があるのに、
働かないのは怠け者になってしまう。
そんな後ろめたさが有ったが、それでも仕事を辞めた。
長年のストレスから解放された。
時間に追われ、ロボットのような仕事を辞めたら、
自分の周りの楽しいことが見えてきた。
こうして季節の風を感じ、夕日の沈むのを眺め、
一見無意味だと思える時間が持てる、心の余裕が嬉しかった。
私は、ただ惰性で働いていたのだと気付いた。
今、私は自分の意思で、自分の時間の使い方を決められる。
今日は何をしようか?
幸せなことに、したい事がたくさんある。
結構、毎日忙しい!!