東日本大震災とTPP問題
先日NHK特集を視た。
南三陸町馬場中山の復興のドキュメンタリーである。現状の映像を見て未だ道のりが遠いことを思い知らされた。国や行政の対応の遅さと柔軟性に欠ける対応に腹が立ってきた。他人ごととは思えない。自分には何もできないが全国の支援の輪に感動した。
それにしても巨額の義援金はどうなっているのだろう?
TPP問題の本質が見えてきたような気がする。それはアメリカの日本支配だ。
一番の問題はアメリカの企業が日本政府に対して損害賠償請求ができる制度だ。
メキシコ政府はこれによって巨額の金を支払った。
ほとんど言いがかりのようなことで訴訟になる。裁判はアメリカで行われる。
例えば残留農薬の規定が障壁になって農作物が輸出できないのは日本の責任だから損害賠償しなさいという判決が出ることになる。
今朝のNHKラジオで内橋氏が国益と国民益の話をされていたが、賛成している政治家は本当に本質を理解しているのだろうか?
今は災害の復旧・復興に全力を注ぐべきだ。お遍路に行く時間があるなら瓦礫の片付けに行けと言いたい。
馬場中山のホームページ http://babanakayama.client.jp/index.html