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この不等式が世界中を駆け巡っている。
ついに日本にも上陸した。
理解するのは難しそうだが、
ひとことで言うと「資本主義は格差を拡大する」と言うことらしい・・・
「r」はリターン資本収益率(資産運用の利益率)
「g」はグロース経済成長率(所得の伸び率)という。
経済音痴が必死に理解しようとしているのだが、
金持ちはますます金持ちに、貧乏人はますます貧乏になるという、
夢も希望も無いことになってしまうと言う結論だ。
それではどうすればやる気を出せるようになるんだろう?
グローバル資本課税という説を唱えている。
格差の拡大を止めるには、
富を持っている企業や個人の課税率を高くするべきだということか。
この不等式の原本を書いた経済学者ピケティ氏が
NHKのクローズアップ現代に出演した。
下記サイトが理解の助けになることでしょう。
21世紀の資本主義はどこへ ~トマ・ピケティに問う~(NHKクローズアップ現代) http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3609_all.html
21世紀の資本(みすず書房) http://www.msz.co.jp/book/detail/07876.html