母の日に思った事:介護は地獄か・・・
母は48歳で脳梗塞を発症し左麻痺が残り不自由な状態で72歳まで頑張った。
大学三年の時だった。
結婚するまでは父と妹達が面倒を見ていた。
結婚してからは妻と父で面倒を見た。
そんな母を見ていた自分が脳出血で左麻痺になってしまった。
両親が亡くなってからだったので辛い思いはさせなかったと思うが、妻は悲惨だ。
母に続いて夫まで面倒を見なければならない。
あまりにも惨めすぎる。
必死でリハビリをした。
リハビリの目標は、第一に一人でトイレに行ける事。
第二に一人で食事が出来ること。
第三は社会復帰が出来ること。
おかげさまでほぼ達成できた。
現在のような制度も施設も充実していなかった時で、母も自分も自宅で生活した。
心残りのことは、もっと母に優しくしてやれば良かったと言う思いが日々つのってくる。
まさしく「孝行したいとき親はなし」の状況だ・・・
父の死で知った「代替療法に意味なし」(日経ビジネスオンライン)
佐々部清監督よ、なぜそこまでやる。12年の介護生活を描く自主的映画(まぐまぐニュース!)