藪入り
江戸時代、有給休暇など無かった時代、
1月16日と7月16日(旧暦)に、商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など
奉公人が実家へと帰ることのできた休日の事だ。
お盆が終わった送り盆の日だ。
ささやかな楽しみだったと思う。
藪入りという落語に親子の思いが良く表現されている。
現代の親子関係は虐待や家庭内暴力など悲惨な事件が多いが、
江戸時代は無縁の社会だったんだろうか?
当時は、子供を売ったり捨ててしまったり悲惨なことも多かったように思う。
八月十三日から十五日がお盆だったが先祖に恥じない社会で在りたいものだ。
藪入り(Wikipedia)
柳家小三治(十代目)師匠の落語「藪入り」(YouTube)