地方議会の崩壊
子供の頃を思い出すと、まだ40代だった父が、
いろり端で近所の人と酒を酌み交わしながら、
村会議員選挙の事を熱く語っていた事が目にうかぶ。
みんなこれからの村づくりをどうしたいか真剣に考えていた。
みんな貧乏だったのだ。
しかし情熱だけは凄かった。
今はちっとも盛り上がっていない。
高校生から選挙権があるというのに無関心だ。
悪いのは教育制度だ。
小学生の頃から選挙と民主主義について実態に即して教育する事だ。
学校で生徒達に選挙管理委員会を作らせ実際の選挙と同じようにやらせてみることだ。
議員を選び議会を組織して、政策を立案して発表する。
校則を決めさせれば良い。
また首長も選び行政と立法の在り方も学習させる。
とにかく誰もが選挙に関心を持つように仕向け、投票率を上げることだ。
統一地方選挙の4割が無投票当選。「議員」が世襲制ビジネスになるのは当然、なり手も有権者の関心もなし(今市太郎 | マネーボイス)