あきまさブログ

日々平安なれ

ウィンドウショッピング

2011-09-25 | 日記
以前は家人のウィンドウショッピングにも付き合ったものでした。
しかし、はっきりした目的もないかのようにグルグル廻って歩くのはご免。
歩くのは嫌いじゃないけれど、自分の意向とは関係なく歩き回って、人にぶつかるのを心配して歩くのはご免。

ある友にそう話していたら、そりゃ違うと言われた。
色々見て廻るのが好きなんだから放っておけば宜しい、
そこに入ったら、
入り口なんかの座るところで待っていて勝手に見て廻ってもらえば宜しい、
そうすれば家人は満足して廻って買い物をして来るし、
こちらはイライラしないで済む、と言われた。
なるほど、ごもっとも。
その忠告を出来るだけ生かしています。

昨日は山道具屋さんも見て来てよさげなシャツを見てきたけれど高い。
どうも簡単に手が出ない。
二の足を踏んでしまう。
帰り道で、大衆服屋さんに寄ってみたけれど似て非なるものはあるけれどなあ。
価格は三分の一、四分の一。
しかし、生地の組成が違うんですね。
山用は化繊が主体。
大衆服は綿100%。
要検討。
結局、こちらはこちらでウィンドウショッピングをして来たんです。

友と話していると、新幹線に乗って名古屋方面に行くとき右側の席に座ると富士山が見えるかと気になる、と話を聞いたし、こっちも相槌を打った。
本当に日本人は好きなんだ、富士山が。
むかしは日本橋から富士山が見えたようだ。
広重の版画に残っている。
空気もきれいで遠くまで見えていたんだろうなあ。
今でも練馬の辺りの電車から見えるときがある、その日は単純にうれしい。
しかし、電車の中でうれしそうに見ている人は居ない。
富士山を見慣れるなんてあるんかなあ。

高木祥一『秀策 極めの一手』読了。
囲碁の布石に秀策流と言われる布石があります。
その本因坊秀策が放った一手を解説しています。
秀策は穏やかな打ち手と思っていたのは思い込み、と訂正します。
深ーい読みに基づいた鋭い一手を出している。
こういう秀策の紹介は初めてなんだろうけれど良い本だった。

写真は在庫の中から引っ張り出したレンゲショウマ。