幸福とは

今日、娘が遊びに来ました。
寒いから赤ちゃんが風邪を引かないかと心配。
私が手を出すと身を引こうとするから、まだ友達になっていない。
写真はたくさん撮ってあげるんだけれどねー。
家人の方はいつでも赤ちゃんの言うがまま相手になって遊んであげるから大好き。
お昼ご飯は「けんちんうどん」だけれど大人と同じものを食べる。
もちろん、具は細かく切って熱は冷まして食べさせるんだけれど量はかなりのもの。
夕方までひとしきり遊んでいきました。

夜の八時からのテレビは「所さんの笑ってコラエテ」。
番組の中での「ダーツの旅」が面白い。
日本地図に所ジョージがダーツを適当に投げて当たったところにスタッフが取材に行くもの。
殆どが田舎。
日本には都会もあるのにと思うんだけれどダーツが当たるのは田舎。
そこでスタッフが車の中から村人町人にこんにちはして、東京から来てるんです、と言うと「ダーツだ」と多くの方が喜ぶ。
そして、ダーツだと知った人たちがスタッフを大歓迎してもてなす。

昨年、ブータンの国王が来日したときブータンの国民が皆さん幸福だと思っていると話題になった。
確かにテレビがインタビューすると、国民は幸福だという。
江戸時代末期に諸外国が日本に来てビックリしたのに似ている。
そのころの日本は貧しかったけれど教育が行き届き、文盲率も低く、教養も深い人たちと異人さんがビックリしたという。
それとブータンは一緒なんだろう。
貧しくとも心は豊か。

何だか、ダーツに当たって訪れた村はそんな心豊かな人たちばかりに見える。
日本もまだ捨てたものじゃないといつも思う。

早く春が来いとレンギョウ、昨年４月の高水三山のふもとにて。


昨暮れの倉見山での富士山。