鳩の巣篭もり

姜尚中、中島岳志「日本」読了。

Ａさんから読むようにと預かった本。
「あきまさ君は右翼だから」とのコメントつき。
右翼とはどういうものか知りませんから喜んで良いものか分かりません。（笑）
しかし、祖国を大切にしたいと常日頃思っているのは確かです。

姜さんはテレビにも出ていますから顔は知っています。
その程度の認識。
読みにくい本でした。
冒頭から、パトリだ、ネーション、ネオリベ的、エートスとかの単語、どういう意味だいこれは？と止まってしまう。
姜さんは政治思想史の専門で６１才、中島さんはアジア思想専攻４６才。
お二人とも「思想」の専門家なんだ。
中島さんはかなり古くからの日本、海外の関係にも強く、姜さんは現代の政治に強いようだ。
だからなのか中島さんが多くを語る場面が多い。
しかも博識な面が多々出てきて何を言っているのかよく分からない。
歴史的な面についても色々な関係を結び付けて語れるんだから大したものだ。
姜さんも太刀打ちできない。
注釈が毎ページ付いているんだけれど、講義を聴いている学生じゃあるまいし面倒なだけ。
そもそも私は当初から他人の思想には興味を惹かれない。
自分の感覚がこの人とどういう関係かを見るだけ。
だから消化不良な読み方でした。

「鶴の巣篭もり」とは囲碁の手筋と言いますか？逃げたと思った石が取られてしまうカタチです。
こんなのが本番で出て、決まったら、「ヤッター」と言うべきものです。
今日の題は「鳩の巣篭もり」です。
うちのマンションの通路と言いますか、犬走りと言うのでしょうか？植木があります。
二週間くらい前、そこの上の方に鳩が巣を作ったようです。

見えますか？


アップ。


もう一枚。


アップ。


去年は子鳩が卵から孵る前に巣が壊れて（壊されて）可哀想なことでした。
今年は無事でしたら良いのですが・・・