あきまさブログ

日々平安なれ

歯石とり

2012-09-20 | 日記
午前中は歯医者さん。
銀冠はかぶせ終わって歯石とり。
最初はカリカリと手でとっていましたが、直ぐにキュィーンと機械にて。
今日はそんなに気分も悪くならないで終了。
先生が来て会話。
奥歯のしみるのがキツくなったら神経を抜くことを考えましょう、とのご託宣。
前歯裏が汚れているのは以前に詰めた詰め物が経年変化して劣化したため。
もっと色が変わりますが、気になるなら入れ替えますか。
もうしばらく様子見としました。
これにて今回は終了。
受付の女性から、五ヵ月後に様子見の葉書きを出しますから歯石とりに来てください、とのご案内。
先生は上手だと思いますが、歯医者さんは嫌いです。

帰宅して昼食をとったら眠くなり昼寝。
歯医者疲れ。
北側の部屋が風通しが良くて気持ちよく寝めました。

藤沢周平「長門守の陰謀」読了。
短編が五つ、武家モノが二つ、町人モノが三つ、以下の物語。
春の雪・・・幼馴染三人のうち二人が一緒になるはずが、一人が悪の道に入らんとしたことから運命が変わっていく。
夕べの光・・・生さぬ仲の子供なれどとても分かれられない若い母の苦労。
遠い少女・・・転寝しながらだったのか記憶不明瞭。
藤沢周平の市井は庶民の貧しい暮らしが前提になっていて、しかもハッピーエンドじゃないものが多い。
だからそんなに好みじゃない。
夢ぞ見し・・・槍組に勤める下士の夫を軽く見ながらも仕えている家に若い男性が転がり込んでしばらく一緒に暮らす。そこに刺客が来るが夫が撃退、何と若者は次期殿様だった、めでたしめでたし。
長門守の陰謀・・・藤沢周平の故郷、庄内藩の実際にあった謀反話。
藩主の弟が自分の子を次期藩主にしようと現藩主の妾腹の子を廃しようとする話。
これが囲碁の藤沢周平の武家者の基礎・根幹となった実話のようであり、ファンは必読モノ。

最後に千葉の市川での長門守の姿が出てきて、70才過ぎなのに腰も曲がらず・・・とある。
そうだ、私の子供の頃はお年寄りは腰が曲がっていたものなんだ。
小学一年か二年のとき、近所に背筋がぴんと伸びたお年寄りがいて珍しい、と話が出たことを覚えている。
今はその逆で腰が曲がったお年寄りは田舎に行ったとき位しか見られない。
腰を曲げる作業が少なくなったのだろうか。

囲碁名人戦をチラ見。
こりゃ早々に羽根さん失敗。
打ち掛けの時点では黒必勝と思う。
下辺左で白は手割から見て大損害だ。
あーあ羽根さん連敗だなあ。

国ちゃんから昨日の花は槿じゃなくて芙蓉との訂正が写真ともで入りました。
ハハハ、間違えました。








今、目を通している囲碁の本。


瀬越さん、呉清源さん、橋本宇太郎さんの著書です。
こちらに来て図書館にあるのを見て借りて読んだのですが、多分一目か一目半腕を上げたと思っています。
初心者には難しすぎますが、何れも手筋の本だから覚えると役に立ちます。