あきまさブログ

日々平安なれ

赤めだかとは

2015-11-14 | 日記
今日は雨。

雨だとて晴耕雨読の雨の方。
Aさんの言、
芭蕉『初時雨 猿も小蓑を 欲しげなり』
からだそうです。
初時雨は済んだと思いますが寒さは増しております。
ものぐさになって本を読むのが精いっぱいです。
幽玄の間もチラ見程度です。
よく見ているNarさんは六段になりましたし、Yonさんも七段にとても上がれそうもありません。
当方は冷やかしばかりです。

立川談春「赤めだか」読了。
そう、下町ロケットで舞台となる中小企業の経理部長をしている人。
棚にあるのを見てつい手を伸ばしたものです。
談春さんが談志に弟子入りするときから二つ目までのことを書いています。
今では最も切符を取り難い噺家と言われている。
本もしゃべりと一緒ですね、ぽんぽんとテンポ良い話の進み方です。
すみません、ドラマで知っているだけで噺を聞いたことはありません。
談春は高校を中退して談志に弟子入りしてしまうんですね。
前座から始めるのですが内弟子を取らない談志のやり方のため新聞配達のアルバイトで凌ぐことになります。
兄弟子は親切だけれど、談志は厳しい人のようだ。
私は談志の噺も聞いたことがないのじゃなかろうか。
談春と同時期の前座四人が苦労しながら修業していく。
最低50のネタをできるようにならなければ二つ目に昇進できない。
さて皆さん昇進できましょうか。
なおこの『赤めだか』を原作にしてテレビドラマ化がされたようです。

石神井公園。

同。

ヒイラギの新芽は古い葉があるところに出てきていました。