あきまさブログ

日々平安なれ

小紫

2015-11-24 | 日記
今日は曇り。
雨が降りそうで降りませんでした。

横山秀夫「第三の時効」読了。
二回目です。
最初に読んだのはもうずいぶん前のような気がします。
読んでいても途中経過が思い出せないし、もちろん結末も思い出せません。
F県警捜査一課の全三班が取り組む犯罪記録です。
全六編。
前にも書いたと思いますが、横山さんは稀代のストーリーテラー。
夫々のエピソードの筋立てのすばらしさには感嘆します。
最初の作品。
初公判に班長が傍聴に行く。
他の班員が落として自白させた殺人犯の裁判。
ところが公判で弁護士もビックリ、無実だと主張する犯人。
しかもアリバイがあると主張し始める。
どうしてそんなことになったのか?
驚くべき結末。
横山さんの小説は謎解きがあると、なるほどと思うがストーリーを作れと言われても作れる筋じゃないと思わせるところが良いです。
私ごときには思い付かない筋立てです。
とは言いながら読んでいない作品もたくさんあるようですからボチボチ借りてきましょう。

小紫です。

にぎやか。