タピオカいまだ知らず・・・

　まだある。タピオカ。
　

　寝っ転がってテレビを見ていたある日、また、タピオカが話題になっていた。熟知した私としては何も無いはずなのだが。
　タピオカはタピオカミルクティーが最高！と女性タレントたちが出てやっている。
　ミルクティーか・・・。自分の熟知はホイップクリーム系スイーツなのだ。
　そしてある日、またコンビニで今度はよく分かった上で、タピオカミルクティーを買って帰ったのだ。
　薄っぺらなプラスチックのフタに開いた十字形の穴に、備え付けの太いストローを差し、飲んだ。
　これはシンプルだけど確かに美味しかった。ちゃんとツブツブを吸い込んで楽しめるようにストローも太い。ひと粒ずつ吸っては食べてその食感を楽しんだ。
　そして、最後のひと粒となり、思い入れを込めて吸ったとたん、ガポッというような音とともに喉の奥に入り、思い切り咳き込んだ。ほんとにガハガハと。さ、災難だ！
　粒がストローから飛び込んでくる。
　そろりと飲むなどという器用なことは出来そうもない。
　

　しかし、タピオカミルクティーは美味かった。😁

タピオカ熟知・・・？

　サラメシというタイトルの番組をやっていて、タイトルの意味がよく分からなかった。内容を眺めていて何となくイタ飯などの飯類だろうと思ったが、ランチ系を扱っているのでサラリーマンのサラかなと思い当たった。
　その頃から一年二年はゆうに経ったであろう先ほど、ネットで調べることを思いついて調べたら、サラリーマンの昼めしということで、当たっていた。やったな！　だけどあまり嬉しくない。そもそもが造語の類いのようだ。
　
　そこで、
　天からの、おぼしメシ・・・。
おぼしメシとはいかなる食べ物なのか？

　タピオカが流行していてあれだけテレビやネットで流れているのに、実態を知らなかった。今年の9月頃まで。
　ほんとにたまにメールやり取りする甥っ子とメールで話したら、台湾の街へこれから行くので、タピオカを食べる予定です！と言ってきた。そんな子供騙しのようなツブツブだとは思いもせず、何か少し珍しい動物の、台湾だから・・・、肉か何かかなと思った。何かそんな名の動物がいたな！美味そうだね！などとその時返信を打った。打ったとき確かに頭の中にはある動物の姿が浮かんでいたのだ。
　後で調べたら、カピバラだった。音感としてタピオカと似ている・・・。
　台湾が発祥らしく、甥っ子が、台湾の街で食べる予定と言って期待していたのも後で調べて理解した次第。
　
　それから月日が経ち、さてその9月。コンビニで何か甘い物をと買ったカップにタピオカが偶然にも入っていたのだ。ラッキーだ！　カップのシールに書いてあり、ほ〜、コンビニで買えるものなのだ、と思った。期待に胸を膨らませ、透明の薄っぺらなプラスチック製のフタを開け、食べてみると、なんだ、寒天と同じだ！　杏仁豆腐のようでもあるな！という感想だった。変わった食感と言われているけれど、期待は外れて馴染みの食感だった。しかし、カップを見ると、まだ底の方にひとかたまりがあって、あ、こっちか？！と思った。鋭い勘だ！　こっちのこげ茶色の集団だ。上半分はクリーム色。複雑な食べ物なのだ。　
　
　底まで掘って出てきたツブツブを食べた。
　プニュっとした食感、今や皆さん誰もが知っている・・・、味は・・・日本で昔からある馴染みの味だな？！何だろうな？と思った。これはアジア人にはウケたはずだ！・・・？
　黒砂糖でした。黒砂糖で味付けしてあるから黒砂糖の味。タピオカ自体はほとんど味は無いらしい。
　なんだ・・・。

インド本

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ずいぶん前に書いた本。20代にインドを旅したときのメモを元に書いた。アマゾンで扱われていて驚いた。今の時代、こういう事もあるのだなぁと。出版社はアマゾンでは自分の名前が書かれてあるけれど、当時、実際には山と渓谷社から出版して頂いていた。

インドを旅したときを時々だけど懐かしく思い出す。